年末調整の電子化は2020年からスタート!

年末調整の電子化ってなに? 年末調整
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かしわざき
かしわざき

税理士の柏嵜です。東京都大田区で開業しています。

年末調整の電子化について、勉強するために書いてみました。

私のところは、実際に使い始めていませんが、早期に移行できるようにまとめて見たいと思います。

この記事には、次のことが書いてあります。

この記事は、こんなことが書いてあります
  • 年末調整の電子化の従業員のメリットと会社のメリットは?
  • 年末調整の電子化の時に出てくるマイナポータルとは?

この記事を読んで、年末調整の電子化について勉強していきましょう。

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年末調整の電子化ってなに?

年末調整の電子化とは、今まで紙でやり取りしていたものを、データでやり取りすることです。

データでやりとりすることによって、年末調整が簡単で確実になってきます。

年末調整の電子化ってどんなメリットが有るの?

年末調整の電子化のメリットは、従業員と会社の両方にあります。

年末調整の電子化による従業員のメリット

年末調整の電子化による従業員のメリットは、次の4つなどです。

  • 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書などを手書きで書く必要がなくなる
  • 保険料控除証明書をなくしたりしない
  • 保険料控除証明書の再取得が簡単など
  • 提出をオンライにすることによって、押印の必要がなくなる

従業員の1番のメリットは、「複雑な書類を書かなくて良い」だと思います。

年末調整の電子化による会社のメリット

年末調整の電子化による会社のメリットは、次の4つなどです。

  • 生命保険料控除証明書の減算の必要がない
  • 添付書類の確認が減る
  • 従業員への年末調整に関する問い合わせの減少
  • 保管書類の減少など

会社の1番のメリットは、確認作業が減ることですが、なくなることはありません。

年末調整の電子化に向けての準備は?

年末調整の電子化に向けて、従業員と会社の両方の準備が必要となります。

年末調整の電子化に向けての従業員の準備

年末調整の電子化に向けての従業員の準備は、次のようなものがあります。

  • マイナンバーカードの取得とマイナポータル連携
  • ソフトウエアの取得
  • 控除証明書のデータの取得

各項目について、少し説明します。

マイナンバーカードの取得とマイナポータル連携

マイナンバーカードを取得して、マイナポータル連携をすると、生命保険料控除証明書などが一括で取得でき、自動入力されます。

この方法が、一番簡単です。

他に控除証明書などを取得する場合は、保険会社のHPからダウンロードする方法があります。

この場合は、毎年同じようにダウンロードをしなければいけませんので、複数の保険会社と契約している場合は、面倒になってしまいます。

ソフトウエアの取得

ソフトウエアに関しては、会社の使っているソフトを使うようになります。

年末調整の電子化に向けての会社の準備

年末調整の電子化に向けての会社の準備は、次のようなものがあります。

  • ソフトウエアの選択
  • 「年末調整の電子化をやりますよ」ということを社員へ知らせる
  • 給与計算システムの改修等
  • 税務署への届出の提出

各項目について説明していきます。

ソフトウエアの選択

ソフトウエアの選択は、国と民間のものがあります。

国のソフトでも、民間のソフトでも、どちらを使っても問題ありません。

「年末調整の電子化をやりますよ」ということを社員へ知らせる

会社が、年末調整を電子化することを、社員へのお知らせしなければいけません。

なぜなら、社員も準備が必要だからです。

今までのものを変えるのは、反発は出るでしょうから、早めに準備したいところです。

給与計算システムの改修等

年末調整の電子化に対応していない給与計算システムの場合は、対応できるように改修しなければいけません。

税務署への届出の提出

税務署へは、「源泉徴収に関する申告書に記載すべき事項の電磁的方法による提供の承認申請書」を提出して、承認を受けなければいけません。

書類を確認したい方は、下をクリック下ください。

会社の対応もなかなかハードなものが多いです。

年末調整の電子化の中に出てくるマイナポータルってなに?

マイナポータルとは、政府が運営するオンラインサービスです。

マイナポータルは、年末調整の電子化の時に使う以外に次の2つのことなどができます。

  • 子育てや介護などの行政手続きをワンストップで行える
  • 行政機関からのお知らせを確認できるなど

これからは、行政と個人はオンラインで繋がるようになって行きます。

マイナポータルを利用するために必要なもの

マイナポータルを利用するために必要なものは、次の2つです。

  • マイナンバーカード
  • パソコンとカードリーダー又はスマートフォン

年末調整の電子化をするには、マイナポータル連携が便利なので、

年末調整の電子化のマイナポータル連携可能保険会社

マイナポータルで生命保険料控除証明書を取得できる会社は、次の8つです。(文章記載日現在)

  • 朝日生命保険相互会社
  • アフラック生命保険株式会社
  • 住友生命保険相互会社
  • 第一生命保険株式会社
  • 大同生命保険株式会社
  • 太陽生命保険株式会社
  • 日本生命保険相互会社
  • 明治安田生命保険相互会社

年末調整の電子化のマイナポータル連携可能住宅ローン控除の残高証明書を取得できる機関

マイナポータルで住宅ローン控除の残高証明書を取得できる機関(文章記載時点)

  • 住宅金支援機関

年末調整の電子化は、実際どうなの?

全体的に見ると、実際に使い始めるのは、まだまだなんじゃないかと思います。

まだまだって言う理由は、次の3つなどです。

  • スマホを使えない人はどうするのか?って言う問題
  • 紙でやっていたほうが、対応がきめ細やか
  • 電子申告は、お客さんの承諾があれば、会計事務所だけでなんとかなったけど、従業員全員は難しい

電子申告も最初ハードルが高かったですが、国が利用させようと変化していきました。

これからの変化に期待です。

年末調整の電子化は2020年からスタート!のまとめ

最後にもう一度確認しましょう。

年末調整の電子化は2020年からスタート!のまとめ
年末調整の電子化は2020年からスタート!のまとめ
  • 年末調整の電子化は、会社と従業員の両方にメリットがある
  • 本格稼働には、時間が掛かりそう

55日記(911)

最近は、よく一緒にお風呂にはいってくれます

66日記(138)

かー、かー、とよく喋るようになりました。