銀行融資に必要なものは決算書だけ?出したい3つの書類

「銀行融資って、決算書を出せばいいんだよね?」そんなふうに思っていませんか?

もちろん、決算書は銀行融資を受けるうえで大切な書類です。

 

でも、決算書だけでは、銀行に伝わらないことがあります。

たとえば、今の会社の状況や、これからのお金の流れ、すでにどれくらい借入をしているのか。

こうしたことを銀行に分かってもらうためには、決算書以外の書類も重要です。

私が銀行融資を受けるときに用意しておきたいと思うのは、

・試算表
・資金繰り表
・借入金一覧表

の3つです。

 

決算書だけではなく、この3つも用意しておくことで、銀行に会社の状況をより伝えやすくなります。

では、それぞれの書類がなぜ必要なのか、確認していきましょう。

目次

銀行融資で必要なものは、試算表

「銀行融資が受けられるかどうかは、決算書が7割~8割で決まるんだよね。他の書類って必要ないんじゃない?」と思いますよね。

でも、融資の可能性を高めるなら、決算書だけでは資料が足りないのです。

 

融資を受けたいなら、試算表も渡す必要があります。

その理由は、決算書は過去の事だからで、試算表は現在の事だからです。

 

現在の事がわからないと、銀行も融資しにくいんですよね。

決算書を銀行に渡す時点では、過去のことになっているんですよ。

 

いくら過去の内容がよくても、今がどうなっているか気になりますよね。

だから、試算表を、銀行に提出するんです。

 

「え~、融資に今の状況とか関係なくない?」と思いますよね。

でも、融資に今の状況は関係あるんです。

 

だって、融資は、これからの利益から返済するもんじゃないですか。

融資の返済の基になるのは、利益からですよね。

 

今まで利益がでているから、将来も利益が出る可能性があるから、融資しますよってことです。

将来に利益がでていないなら、融資を返済できないですからね。

 

そう考えると、過去の利益(決算書)も大切だけど、今の利益(試算表)も大切だと思いませんか?

試算表を提出することで、「過去(決算書)も利益でてますけど、今(試算表)も利益がでていますよ」とアピールできるからです。

 

試算表は、決算から6か月くらい経過してから、融資を受けようとすると「試算表もだしてください」と言われます。

「じゃあ、言われたら出せばいいんじゃないの」と思うかもしれませんが、そうではないんです。

 

試算表をすぐに出したり、求めていないのに出しておくと、「会社の管理がきちっとしているんだ」と思ってくれる可能性が高まります。

融資を受ける時は、試算表をぜひ出しておきましょう。

 

社長の会社はどうですか?

試算表ってすぐにでますか?融資を受ける時に、提出していますか?

融資の可能性を高めるなら、試算表はだしておきましょう。

銀行融資で必要なものは、資金繰り表

「決算書の他に試算表も必要なのか、これなら税理士に頼んでるし提出できるね」と思っていませんか。

でも、まだ必要な書類はあるんです。

 

それが、資金繰り表となります。

「出た~、資金繰り表。気になっていたけど、なんか作り方がわからないんだよね」って思いますよね。

 

資金繰り表の作成は、難しいです。

なにが難しいのかというと、「予測」するからです。

 

資金繰り表は2つあって

・資金繰り表⇒過去のお金の流れを示すもの

・資金繰り予定表⇒未来のお金の流れを示すもの

となります。

 

銀行融資でいう資金繰り表というのは、資金繰り予定表のことです。

銀行は、資金繰り予定表を作って欲しいと思っているので、ぜひ作っていきましょう。

 

「銀行って、なんで資金繰り予定表を作ってほしいの?」と思いますよね。

資金繰り予定表は、未来のお金の流れを確認したいのです。

 

未来のお金の流れがわかれば、返済の可能性もわかりますよね。

「今は資金不足になりそうなのでお金をかりますが、将来は大丈夫ですよ」というアピールになるのです。

 

「じゃあ、安心するように預金の残高がプラスになるように作ればいいんだね」と考えるかもしれませんが、そうなんですけど、そうでもないんです。

やりすぎて「ちがった未来」になるような資金繰り表だと、「適当に作ってるな」って思われてしまい、信じてもらえなくなります。

未来のことはわかりませんけど、「そうなりそうな未来」ということで、資金繰り予定表を作っていきましょう。

 

社長の会社はどうですか?

融資を受ける時に、資金繰り予定表のことは考えていましたか?

資金繰り予定表があると、融資の可能性は高まってきますよ。

銀行融資で必要なものは、借入金一覧表

「資金繰り予定表か・・・、まあやってみるとして、もうこれで今の利益と未来のお金の流れが分かればもう大丈夫だよね」と思いますよね。

でも、あと1つ必要なんです。

 

それが、借入金一覧表です。

借入金一覧表は、現在借りている借入金を一覧にしたものです。

 

「借入金一覧表?聞いたことないね。でも、決算書に借入金については、書いてあるよね」と思いますよね。

でも、決算書に書いてある借入金よりも、詳しく書くことです。

 

「でも、他の銀行の借入金について、書いていいのかな?」と不安に思いますよね。

銀行は、他の銀行のことが気になっているんです。

 

だから、「他の銀行はこういう感じです」と説明するんです。

「これって、他の銀行の利率とか書いちゃうってことは、会社の融資にデメリットになるよね」と思うでしょう。

 

借入金一覧表は、デメリットになるかもしれないし、メリットになるかもしれないということです。

他の銀行が、高く利率で融資をしようとしていたけど、他の銀行との取引をみて、利率を下げることだってあるからです。

このあたりは、ケースバイケースということになります。

 

そして、借入金一覧表のメリットは、会社が借入金を把握できるということです。

借入金を一覧表にすることで、どの融資をどのくらいで借りて、どのくらい残っているかがわかります。

 

返済が進んでいるなら、折り返し融資の検討も必要ですよね。

会社の現状を把握するには、いい表なんです。

 

社長の会社では、借入金一覧表を作っていますか?

借入金一覧表は、現状の借入の内容がわかりますので、会社にもメリットがあります。

もし作っていないなら、作っておきましょう。

銀行融資に必要なものは決算書だけ?出したい3つの書類のまとめ

銀行融資を受けるには、決算書が必要ですが、それだけでは足りません。

可能性を高めるなら、決算書以外の書類

・試算表

・資金繰り表

・借入金一覧表

を、銀行に提出して融資の可能性を高めていきましょう。

 

今のあなたに合うのはどれ?

・銀行融資や資金繰りの勉強をしたい方

・銀行融資や資金繰りの相談をしたい方

・銀行融資・資金繰りのサポートを受けたい方

編集後記(2741)

予定を見ると、セミナーがいっぱいです。

申し訳ないんですが、なにもできなくなってしまうので、ちょっとカットです。

 

55日記(3071)

歯医者が終わりました。

ながかったけど、よく頑張りました。

 

66日記(2298)

歯医者に点検にいきました。

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