銀行融資はいくら借りればいい?経営が楽になる借入の考え方

「銀行融資って、いくら借りればいいんだろう?」「500万円?1,000万円?それとも、もっと借りた方がいいのかな?」

そんなふうに悩んでいる社長もいると思います。

 

融資は、たくさん借りればいいというものではありません。

でも、会社にお金を多く持っていると、資金繰りに余裕ができて、経営が楽になるのも事実です。

 

では、実際にどのくらい借りればいいのでしょうか?

今回は、私が考える「銀行融資をいくら受けると経営が楽になるのか」を、3つのポイントから解説します。

・お金を多く持つ
・運転資金分を持つ
・返済できる分を借りる

「いくら借りればいいのか分からない」という社長は、一度確認してみてください。

目次

銀行融資を受けて、お金を多く持つ

「銀行融資をどのくらい受けると、経営って楽になるのかな?」と悩んでいませんか。

でも、銀行融資を受けても、経営は楽にならないかもしれません。

 

その理由は、融資を受けただけではダメだからです。

融資を受けるというよりは、どのくらいのお金を持つかが重要だからです。

 

「じゃあ、どのくらいお金を持った方がいいの?」となりますけど、会社が持った方が良いお金は、平均月商の6か月分です。

「平均月商?」となるかもしれませんが、平均月商というのは、年間の売上を12か月で割ってでたものです。

 

たとえば、年商が6,000万円だった場合の平均月商は、500万円となります。

年商6,000万円÷12か月=500万円となり、500万円の6か月なので3,000万円となります。

 

なかなか平均月商の6か月分を持つことは難しいので、融資を使って増やしていきましょうということになります。

「ちょっと、平均月商の6か月分は、ハードルが高いよね」と感じると思いますので、もうちょっとハードルを下げていきます。

 

まずは、平均月商の3か月分を目指しましょう。

これは、融資を受けて増やしたお金を含めてとなります。

 

平均月商の2か月くらいないと、融資って受けにくくなるからです。

平均月商の2か月くらいの時までに、融資を受けてお金を増やし、平均月商の3か月を目指すといいですね。

 

そこから、平均月商の6か月を目指すと、入金とかがなくても、ある程度の期間を耐えられるようになります。

目指すは、平均月商の6か月分です。

 

社長の会社はどうですか?

平均月商のなんか月分のお金が、手元にありますか?

融資を受けるなら、平均月商を意識していきましょう。

銀行融資を受けて、運転資金分を持つ

「運転資金ってあるじゃない、あれって足りない部分の融資だよね?」と思った社長は、鋭いですね。

銀行融資を受けて、運転資金部分を持つと、経営は楽になります。

なぜ楽になるのかというと、運転資金は入金待ちの部分なので、その部分を融資を受けて持っておくと、お金に余裕がでてくるからです。

 

もしかしたら「運転資金?」となっているかもしれませんので、ちょっと解説をしていきます。

会社の売上の仕組みは、経費が先行して、売上の入金が後になります。

そのため、どうしても足らなくなる部分があるのですが、その部分の融資を受けると経営が楽になります。

 

運転資金の目安は、計算式があるので確認していきましょう。

・経常運転資金=売掛金+棚卸資産―買掛金

 

この計算式で出た金額の融資を受けて、今まで持っていたお金を予備に回せることになるのです。

計算式の内容は、銀行融資ではよく出てくるので、計算式といっしょに覚えておくといいでしょう。

 

まず、経常運転資金ですが、会社の運営に必要な部分となるのですが、入金を待っている金額という意味です。

売掛金は、売上が入金を待っている状態ということです。

 

棚卸資産は、まだ販売していない状態ですが、販売できればお金になるので、こちらも入金を待っている状態です。

買掛金は、商品を仕入れたりサービスを受けたりして、お金を払っていない状態です。

 

この入金を待っている状態から、払っていない状態の部分を引くと、経常運転資金となります。

経常運転資金として入金を待っている間のお金を準備しておかないと、お金が足りなくなってしまいます。

この足りなくなってしまう部分の融資を受けることで、お金が回っていくことになるんです。

 

社長の会社では、どうですか?

経常運転資金の融資は受けていますか?

なんかお金が苦しいというのは、運転資金分のお金を借りていないからかもしれません。

銀行融資の返済しやすい金額分を借りる

「いくら融資を受けると経営が楽になるか?って考えてたけど、怖いから返しやすい金額がいいな」って思うこともありますよね。

返しやすい金額となれば、利益から返すことですよね。

計算式がありますので、確認してみましょう。

 

・税引き後利益+減価償却費

です。

 

税引き後利益は、税金を払った後の使えるお金ということです。

減価償却費は、ちょっと難しいのですが、「支払いのない経費だから」と覚えておいてください。

 

ざっくりと説明すると、会社に貯まったお金を返済に回すということになります。

この「税引き後利益+減価償却費」が返済金額よりも大きければ、会社に貯まったお金から返済できるので、苦しくならないということになります。

 

もし、税引き後利益+減価償却費<年間返済額となったら、会社のお金が足りなくなって、会社の貯金から返済するか、どこかから借りて来なければいけません。

そうなると、会社のお金は苦しくなりますよね。

 

いくら借りたら楽になるのか?とは、ちょっと違う視点となりますが、こういう見方もあるんだなって思ってもらえればいいですね。

 

社長の会社は、どうですか?

返済という視点から、融資を受けていますか?

毎月キッチリ返済できる金額が、楽な経営ってこともありますよ。

銀行融資はいくら借りればいい?経営が楽になる借入の考え方のまとめ

経営が楽になるには、お金が必要となります。

まずは、平均月商の3か月を目指してください。

 

そして、平均月商の6か月を目指すのです。

運転資金や返済しやすい金額というのもありますが、お金を多く持つことが、経営が楽になると思ってください。

 

編集後記(2743)

AIのガイドラインが、発表されました。

個人プランがダメというのは、ちょっと残念です。

でも、ガイドラインが出たことで、ハッキリしましたから良かったとも言えますね。

 

今のあなたに合うのはどれ?

・銀行融資や資金繰りの勉強をしたい方

・銀行融資や資金繰りの相談をしたい方

・銀行融資・資金繰りのサポートを受けたい方

55日記(3073)

学校で頭が痛かったそうです。

きちんと、先生に言えたようで良かったです。

 

66日記(2300)

日曜日にチアの発表会があるのですが、「大きいカメラで撮って」とお願いされました。

自信があるようです。

 

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