無借金経営のメリットとデメリットについて考えてみる

2024年12月6日2024年12月9日

無借金経営のメリットとデメリットってなんだろう？と疑問に思っていませんか。

無借金経営のメリットは、

・借金返済のプレッシャーがない

・利息の支払いがない

・担保などを取られずにすむ

無借金経営のデメリットは、

・会社にお金がない

・成長のチャンスを逃す

・不安がいっぱいになる

となります。

今回は、無借金経営のメリットとデメリットについて考えてみるです。

無借金経営のメリットは？

無借金経営のメリットは、

・借金返済のプレッシャーがない

・利息の支払いがない

・担保などを取られずにすむ

となります。

各項目について、確認していきましょう。

借金返済のプレッシャーがない

無借金経営のメリットは、借金返済のプレッシャーがないということです。

その理由は、そもそも借金というマイナスをしていないので、プレッシャーなんてかからないということです。

当たり前の話なんですが、借金返済のプレッシャーって半端ないですよね。

でも、よく考えてみれば、会社を経営していると、無意識に借金していますよね。

商品を購入して翌月末に払ったりしますが、あれも、借金といえば借金じゃないでしょうか？

変な考えかもしれませんが、こんなふうに考えると、借金だけが悪ともいい切れません。

もちろん、借金返済のプレッシャーは半端ないですけど、借金だけのプレッシャーが半端ないわけではありませんよね。

そう考えてみると、借金してもいいかなって思いませんか？

利息の支払いがない

無借金経営のメリットは、利息の支払いがありません。

その理由は、ムダなものを払わなくてもいいからですね。

やっぱりムダなものに、お金を支払いたくはありません。

でも、ちょっと考えて見てください。

お金が増えて安心できるって、ムダでしょうか？

会社にお金があれば、なんでもできます。

会社にお金がなければ、会社はつぶれてしまいます。

そうです、会社にお金が無ければゲームオーバーなんですよ。

会社がつぶれる理由は、借金が多いからではなくて、会社にお金がないからです。

担保を取られずにすむ

無借金経営のメリットは、担保を取られずにすむことです。

その理由は、借金していないから、担保は必要ないということですね。

昔は、担保などを取って、融資をしていました。

でも、最近では、会社の事業内容や将来性などを評価して、融資を検討する方向に向かっています。

そして、評価をして不足がある場合は、担保などを取ってもいいことになりました。

事業内容や将来性がある会社には、担保を気にすることは必要ないのです。

無借金経営のデメリットは？

無借金経営のデメリットは、

・会社にお金がない

・成長のチャンスを逃す

・不安がいっぱいになる

各項目について、確認していきましょう。

会社にお金がない

無借金経営のデメリットは、会社にお金がないことです。

会社にお金がないということは、会社がつぶれやすいとも言えます。

会社は、お金があれば継続していけますが、お金がなければ続けることはできません。

無借金経営をするということは、お金を増やす手段が、利益を増やすことだけになってしまいます。

もちろん利益を増やしてお金を増やすことは、必要となります。

でも、利益だけでお金を増やすことにも、限界があります。

新型コロナウイルスの蔓延などで、売上が上げられなくなると、利益は減り、お金も減ってしまいます。

この緊急時に融資を受けた会社は、生き残りました。

無借金経営もいいのですが、お金を減らさないためにも、借金を考えてみてはいかがでしょうか？

成長のチャンスを逃す

無借金経営のデメリットは、成長のチャンスを逃します。

その理由は、お金がなければ、投資ができないからです。

会社の成長のチャンスは、投資です。

投資となると、お金が必要となってきます。

でも、会社の利益でお金を増やそうとすると、投資するまでにお金を貯めるには時間がかかります。

いくら良いアイデアでも、お金がなければ先に進みません。

そして、ライバルに先を越されてしまいます。

無借金経営をするということは、成長のチャンスを逃すということです。

不安がいっぱいになる

無借金経営をすると、不安でいっぱいになります。

その理由は、お金が足りなくなった場合は、お金の不安が頭から離れなくなるからです。

会社を継続しようとすると、お金の問題が出てきます。

お金がないと、不安でいっぱいになるのです。

お金のことで頭がいっぱいになると、本業を集中してできなくなります。

お金を増やすには、利益を増やす以外にも、つくったほうがいいです。

お金の不安を減らすのが、借金をすることの理由となります。