会社のお金を残すためには、この4つを知っておけ!

会社にお金を残す方法は、次の4つとなります。

・利益を上げる

・現金以外の資産を減らす

・負債を増やす

・増資する

となります。

 

簡単なようで、難しいのですが、理論として書いていきます。

目次

会社のお金を残すためには、この4つを知っておけ!

会社にお金を残すためには、次の4つが必要となります。

・利益を上げる

・現金以外の資産を減らす

・負債を増やす

・増資する

各項目について、確認していきます。

利益を上げる

利益を上げることが、会社にお金を残すことになります。

その理由は、利益があれば、最終的にはお金になるからです。

 

お金を増やすためには、まず利益を増やすことを考えましょう。

売上を増やすためには?なんですが、当たり前と言ってはなんですが、

・取引先を増やす

・単価を増やす

・数量を増やす

・コストを下げる

などがあります。

 

利益が増えれば、お金が入ってくる量が増えます。

そのため、お金が増えていきます。

 

会社にお金を残す方法で、利益を増やすのが1番やりやすい方法です。

残りの3つは、相手があったりしますので、なかなか難しいのです。

 

売上を上げて利益を上げる。

シンプルですが、これが会社にお金を残す1番の近道だと考えます。

現金以外の資産を減らす

現金以外の資産を減らすと、会社にお金がのこります。

その理由は、資産が増えるということは、将来お金が入ってくる又はお金を払ったものとなるからです。

 

将来お金が入ってくるというのは、

・売掛金

・未収金

です。

 

“売掛金や未収金は、将来お金が入ってきますよ”という、勘定科目となります。

将来お金が入って来るということは、今入って来ないのです。

 

お金が入ってこないというとことは、会社にお金が残らないということです。

なんか月後かには、お金になりますが、今はお金にならないのです。

売掛金や未収金を減らすことが、会社にお金を残すことになります。

 

お金を払ったものというのは、

・前払費用

・車両運搬具

・敷金

などです。

 

資産の部にあるものについては、お金を払ったものが多いのです。

前払費用は、将来に経費になるけど、もう払ったお金です。

 

車両運搬具も、お金を払ったものです。

 

敷金も後で帰って来ますが、今のところは、お金が出ていって帰ってきません。

保険積立金なども、敷金と同様ですね。

 

あとでお金になるけど、今は支払っている状態となります。

現金預金以外の資産を減らすことが、会社にお金を残すことになります。

負債を増やす

負債を増やすことも、お金を会社に残すことになります。

その理由は、払わない、預かるだからです。

 

負債の勘定科目は、

・買掛金

・未払金

・借入金

・預り金

・前受金

などがあります。

 

買掛金は、商品を買ったけど、まだ支払っていない状態のことです。

払っていないということは、会社にお金が残るということです。

未払金も買掛金と同じで、なにかを買ったけど、まだ払っていない状態のことです。

 

借入金は、お金を借りて、返していない状態です。

お金を借りているので、お金は増えていますが、返していないので、借りた分はお金が増えています。

 

預り金は、社会保険料や給料の税金などに、多く使われる勘定科目です。

お金を預かっている状態なので、お金が増えています。

 

前受金は、これから仕事をする分を、先にもらったときに使う勘定科目です。

先にお金をもらっているので、お金が増えている状況です。

 

負債というと、イヤなイメージがあります。

そうですね。

 

増えていくと、イヤなイメージしかありません。

後で払わなきゃいけないからですよね。

 

でも、会社にお金を残す場合は、負債が増えた方がいいのです。

支払いを遅らせるということで、お金が会社に残ります。

増資

増資も会社にお金が増えます。

でも、これはあまり現実的ではないので、割愛します。

会社にお金を残すなら、貸借対照表も見よう

社長は、貸借対照表も見ましょう。

なぜなら、貸借対照表も重要な書類だからです。

 

損益計算書だけ見ていませんか?

損益計算書は、見やすいですからね。

 

それ1枚だけで、理解することができます。

貸借対照表は、1枚だけ見ても、よくわかりません。

 

損益計算書でも、月次推移というので、他の月と比較して見ることありませんか?

貸借対照表もおなじで、比較して理解することができます。

 

期首の貸借対照表と今月の貸借対照表で比較すると、わかるようになります。

 

上にも書いた

・現金以外の資産を減らす

・負債を増やす

というのは、その月分の試算表だけをみてもわかりません。

 

比較してみることで、わかることがあります。

貸借対照表も比較して見てみましょう。

 

貸借対照表を見ると、お金がどこに流れていったかがわかります。

貸借対照表を比較してみましょう。

会社のお金を残すためには、この4つを知っておけ!のまとめ

お金を会社に残す要素は、4つあります。

・利益を上げる

・現金以外の資産を減らす

・負債を増やす

・増資する

となります。

 

編集後記(1845)

最近は、目的やしぼることを重要視しています。

なんのためにやるのか?

だれのためにやるのか?

どうしてやるのか?です。

 

しぼるは、いっぱいあったらやりきれないので、しぼるということですね。

目的としぼるで、もっと進化していきたいです。

 

55日記(2175)

餃子の皮が余っていたので、オーブントースターで焼いたのですが、チーズが乗っていたのがイヤだったらしく、泣いていました。

あとで、チーズなしを焼いたら、喜んで食べていました。

 

66日記(1402)

カレーが連日続いてしまったので、イヤになったのか、「パンが食べたい」と言ってきました。

まあ、しかたないですね。

 

  • URLをコピーしました!
目次