良い貸借対照表ってどんな貸借対照表なの?と悩んでいませんか。
良い貸借対照表は、現金及び預金がいっぱいで、負債が少なく純資産が多い貸借対照表です。
理想の貸借対照表を目指すには、現金及び預金を増やすために、銀行融資を受けましょう。
そして、実質無借金経営⇒無借金経営を目指しましょう。
この記事を読んで、良い貸借対照表を確認しましょう。
良い貸借対照表とは、どんな貸借対照表なのか?
良い貸借対照表とは、現金及び預金がいっぱいある貸借対照表です。
「なんだ、そんなことなのか」と思うかもしれませんが、なかなか現金及び預金をいっぱいにするのは難しいのです。
現金及び預金がいっぱいあるということは、どんなことにも対応ができるので良い貸借対照表になります。
突然のピンチやチャンスにも、対応できるからです。
現金及び預金がいっぱいにするには、どうしたらいいのかというと、現金及び預金を使わないことです。
現金及び預金を使わないってなんだ?となりますが、余計なものは購入しないということです。
余計なものを購入しなければ、現金及び預金でいっぱいになります。
貸借対照表では、資産の部のなかで1番多い勘定科目が、現金及び預金にすればいいのです。
会社の貸借対照表の資産の部を、きちっと見たことがありますか?
貸借対照表の資産の部には、いろいろな事が書いてあります。
貸借対照表の資産の部は、現金及び預金とお金の使い道が、書いてあります。
そのため、貸借対照表に書いてある項目が少なければ少ないほど、イロイロ買っていないということになるので、現金及び預金が会社に残るのです。
会社の貸借対照表を見てみて、現金及び預金が1番大きくなっているでしょうか?
高級車があったり、不動産があるのが、良い貸借対照表ではありません。
会社にお金がいっぱいあるのが、良い貸借対照表となるのです。
良い貸借対照表の資産の部について書きましたが、貸借対照表の右側の話をしていきます。
貸借対照表の右側は、負債と純資産があります。
良い貸借対照表は、負債が少なく、純資産が多い貸借対照表となります。
負債というのは、他人資本と言って、他人からの資金調達となります。
買掛金や借入金などがある負債は、他人からお金を調達しているのです。
そのため、後日支払いが必要となりますので、お金が出ていくことになります。
純資産は、自己資本と言って、自分で稼いだ部分となります。
資本金と過去の利益の集まりです。
利益剰余金は、会社が始まってから現在までの利益の集まりとなります。
純資産の部は、資本金は簡単に増やせませんので、利益剰余金を増やす=利益を出していくということになります。
負債を減らして、現金及び預金の出ていく可能性を減らし、純資産を増やすことにより自分で稼いだ部分を増やしていきます。
まとめると、他人から借りるものを少なくして、自分で稼いだ部分を多くする。
これが理想の貸借対照表となります。
理想の貸借対照表を目指すには、どうしたらいいの?
理想の貸借対照表を目指すには、どうしたらいいのでしょうか?
まずは、現預金を増やすことから考えましょう。
現金及び預金がなければ、売上をあげるための投資もできませんし、現金及び預金がなければ、資金繰りの心配をしなきゃいけないのです。
現金及び預金を増やすのが、理想の貸借対照表を目指す1歩目です。
では、現金及び預金を増やすには、どうしたらいいのでしょうか?
現金を増やすためには、銀行融資を使いましょう。
「あれっ、負債は少ないほうがいいのに」と思う方もいらっしゃるでしょう。
正解ですが、まずはお金を増やすことが大切です。
お金がなければ、会社は倒産してしまいます。
もちろん、利益を増やせばお金は増えますが、利益を増やすのは、難しいのです。
利益を増やして理想の形に持っていくよりも、時間のかからない銀行融資を使って理想の形に持って行きましょう。
最初にお金を増やしておかなければ、集中して経営なんてできません。
銀行融資でお金を増やして、利益を出してお金が多くなってきたら、借金を減らしていくのがいいです。
そうなると、まず目指すのが実質無借金経営です。
実質無借金経営とは、お金のほうが借金よりも多い状態です。
現金及び預金が多くなり、月商の6か月分の現金及び預金を持つようになったら、無借金経営を目指しましょう。
良い貸借対照表の最終目的地は、現金及び預金がいっぱいある、無借金経営となります。
まずは、現金及び預金を増やすことから始めましょう。
貸借対照表は、重要なのか?
貸借対照表は、重要なの?と思う方が多いです。
貸借対照表は、重要です。
その理由は、貸借対照表は、会社が今の時点の
・お金とお金を使った内容が書いてある
・どこからお金を調達したかが書いてある
ということなのです。
今、会社に何があって、どこに支払わなければいけないのか、どれだけ稼いできたのかが書いてあるのです。
会社で1番重要なのは、お金です。
お金が多ければ多いほどいいのですが、そのお金のことが書いてあるのは、貸借対照表です。
損益計算書は、お金のことは書いていません。
現金及び預金は、貸借対照表にしかないからです。
たぶん、これを読んだ方は、現金及び預金は、「通帳の残高を見ればいい」と思うかもしれません。
通帳の残高をチェックするのも重要なことですが、通帳を見るだけでは、他のことがわかりません。
通帳は、お金のことしか書いていなく、どのくらいの支払いがこれからあるのかどうかなどは、通帳を見ただけでは、わからないのです。
貸借対照表を見てみると、その時の会社の状態がわかります。
もし、わかりにくい場合は、図にしてみましょう。
図にすると、わかりやすくなります。
まずは、見てみることが大切です。
良い貸借対照表とは、どんな貸借対照表なのか?のまとめ
良い貸借対照表は、現金及び預金が多くて、負債が少なく、純資産が多いのです。
まずは、お金を増やして実質無借金経営⇒無借金経営を目指しましょう。
編集後記(2217)
月次処理をやりました。
報告の内容を少し変えて、今よりもっと良くしようと試行錯誤中です。
55日記(2547)
次女が、こっそり出かけたのを知り、泣いていました。
まあ、4歳の子に「ないしょ」は、難しいようでした。
66日記(1774)
こっそりお出かけしたのですが、熱をだして帰ってきました。
昼は暑く夜は涼しいので、なかなか調節が難しい季節ですからね。