この記事は、銀行融資での決算対策について、解説しています。
「銀行融資での決算対策ってあるのかな?」と悩んでいませんか。
銀行融資の決算対策は、あります。
銀行融資の決算対策の代表的な例は、利益や税金を減らさないことです。
利益や税金を減らしてしまうと、銀行融資を受けられる可能性が減るからです。
決算が赤字になる可能性があるなら、決算書を出す前に銀行融資を受けておくことです。
赤字の決算書を出すと、次の決算書を出すまでの格付けや債務者区分は、赤字の決算書を基準にして行われます。
赤字の決算書を出してしまうと、銀行融資が受けられる可能性が減るため、その前に銀行融資を受けておきましょう。
提出される決算書の内容を確認することも、オススメします。
決算書の作成は、税理士に依頼しているでしょうけど、内容を把握していますか?
銀行融資に不利な内容の決算書にならないように、目を光らせる必要もあるんです。
この記事の内容は、
・銀行融資の決算対策は、利益や税金を恐れない
・決算が赤字になりそうになったら、早めに借りておく
・銀行融資のための決算書の内容確認
となります。
この記事を読んで、銀行融資での決算対策をしていきましょう。
銀行融資の決算対策は、利益や税金を恐れない
銀行融資を考えて決算対策をするなら、利益や税金を恐れてはいけません。
その理由は、利益がないと銀行融資が返済できないからです。
利益は銀行融資の返済のもととなる原資です。
税金を払うのがもったいないという理由で利益を減らしてしまうと、その分だけ銀行融資を受ける可能性が減ってしまいます。
そのため、利益を増やして、税金を払って行くのが、銀行融資を受けやすくする方法です。
利益や税金を恐れないということですが、利益があると銀行融資が受けやすくなるのです。
たとえば、銀行融資というのは、利益の10倍借りられる可能性があります。
1,000万円の利益があれば、その10倍の1億円の融資を受けられる可能性があります。
1,000万円あった利益を、500万円に利益を減らすと、5,000万円の融資しか受けられない可能性となってしまいます。
利益を減らすと、融資の可能性がへります。
そして、銀行融資の可能性だけが減るだけではなく、お金も減っていきます。
500万円の利益を減らすということは、500万円のお金を使っているということです。
もちろん必要なお金を使っているのであれば問題ありませんが、無駄なお金を使っている場合は注意が必要です。
そして、500万円利益を減らしたからといって、500万円の税金が減るわけではありません。
1,000万円の利益では、約300万円の税金となりますので、手元に700万円残ります。
500万円の利益では、約150万円の税金なので、手元に350万円残る計算となります。
手元にお金が残れば、さらに銀行融資の可能性は高まります。
つまり、「利益+手元のお金=銀行融資の可能性が高まる」ということです。
銀行融資を考えた決算対策というのは、利益や税金を恐れないことなのです。
決算が赤字になりそうになったら、早めに借りておく
次の決算が赤字になりそうであれば、その前に借りておく方がいいでしょう。
その理由は、決算書は年に1回しか作られず、その決算書をもとに格付けが行われ、今後1年間の銀行融資の姿勢が決まってきます。
悪い決算書であれば、これからは悪い内容をもとにした銀行融資が行われるため、その前に可能性があるのであれば借りるべきなのです。
まず、その赤字が今期中に回復できるのかどうかを判断します。
もし回復できないのであれば、お金を調達することを考えます。
難しいかもしれませんが、できれば試算表がまだ黒字のうちに銀行融資を受けておくのがいいのです。
赤字の試算表になってしまえば、銀行は「決算は赤字かも?決算まで待ってください」となる可能性もでてくるからです。
タイミングとしては難しいのですが、すこしでも黒字のうちにやっておければ、やっておきましょう。
試算表と今後の会社の状況をしっかり見極めないといけないのですけど。
次に、今回の決算で赤字でも、来期では黒字になるかどうかを考えていきましょう。
V字回復を目指すのであれば、銀行としても評価をしてくれます。
ルールの範囲内で、売上を翌期にしたり、経費を前倒ししたりしましょう。
「決算書が赤字になりそうだ・・・」と思考停止になってはいけません。
決算書が赤字になりそうでも、やることはあるからです。
銀行融資のための決算書の内容確認
決算対策のひとつとして、これから作成される決算書がどのようになるのかを、確認しておきましょう。
決算書を提出してしまえば、次の決算書は来年になってしまうからです。
決算書は税理士が作ると思っている方も多いですが、税理士と会社で一緒に作っていくべきものです。
提出されたあとに文句を言っても、ダメなんです。
まず、確認すべきは、決算書に銀行が嫌う勘定科目があるかないかです。
銀行融資で嫌われる勘定科目は決まっていて、仮払金や貸付金です。
「現金の残高が合わないから仮払金にした」や「経費にできないから仮払金にした」などの場合です。
そして、「仮払金として処理できないから役員貸付金にした」というのも問題なのです。
こういった銀行が嫌がる勘定科目が決算書に載る前に、それを消す対策をしておかなければいけません。
つぎに不良債権の処理です。
不良債権というのは、回収もできない売掛金や販売できない棚卸資産を処理することです。
利益がある時期に処理するということも考えられますが、早めに処理しておいた方がいいでしょう。
処理としては特別損失を使って、「特別なもので次にはもう起こらない」という処理をしておきましょう。
そして、事前に銀行にも伝えておきます。
「不良債権を処理するから、これぐらいの特別損失が出ます」と伝えておけば、銀行は決算書を見て驚くことはないでしょう。
銀行融資を見据えた決算対策の3つのポイントのまとめ
決算対策といっても特別なことはなく、いつもやっていることになります。
なるべく銀行融資が受けられるような形にしていくのが決算対策となります。
銀行融資のことも考えて、計画的に決算を組んでいきましょう。
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編集後記(2494)
外に出るたびに「寒い!」って感じでした。
早く暖かくなって欲しいですね。
55日記(2824)
HIPHOPの練習に行きました。
なかなか、難しそうでしたね。
66日記(2051)
ちょっと遠くの公園に遊びに行きました。
久しぶりなのか、楽しそうでした。

