この記事は、保証協会付き融資について、解説しています。
銀行が「保証協会付きにしておきますね」と言ってたけど、これでいいのかな?と悩んでいませんか。
保証協会付き融資は、借りやすいので便利ですが、使いすぎには注意です。
保証協会付き融資を使いすぎると、ピンチのときに使えなくなってしまいます。
会社と銀行の規模があっていないと、保証協会付き融資を勧められやすくなりますので、注意です。
さらに、保証協会付き融資を受けすぎると、プロパー融資の可能性が少なくなります。
銀行は、プロパー融資のリスク回避のため、保証協会付き融資の枠を残して置きたいんです。
最後に、新しい銀行との取引にも、保証協会付き融資の枠がないと、影響してきます。
「とりあえず、保証協会付きで行きましょう」が使えないからです。
この記事は、次のことが書いてあります。
・保証協会付き融資は「ピンチの時」に使えなくなる
・保証協会付き融資を使いすぎると、プロパー融資を受けることができなくなる
・新規銀行との取引時に保証協会を使えない
この記事を読んで、保証協会付き融資の使い所を確認しましょう。
保証協会付き融資は「ピンチの時」に使えなくなる
銀行が「保証協会付き融資にしておきますね」という言葉を信じていると、本当にピンチの時に保証協会付き融資が使えなくなります。
その理由は、保証協会には枠があり、その枠が埋まってしまえば融資を受けることができないからです。
枠が埋まってしまえば、次にお金が必要な時に借りたいと思っても借りることができません。
そのため、保証協会付き融資の枠を空けるような、銀行融資の組み立てをしなければいけません。
「保証協会付き融資にしておきますね」と銀行が言ったので、なんとなくそれで良いと思っていませんか?
それでは、ダメなんですよ。
なぜダメなのかというと、保証協会付き融資には枠があり、その枠を使ってしまえば融資を受けることができなくなるからです。
保証協会の枠は無担保で8,000万円ですが、その全部が使えるわけではありません。
実際には、会社の年商の2割から3割ぐらいが上限と考えられています。
だから、保証協会の枠は、なるべく温存して置きたいのです。
保証協会付き融資を使っていると、「なんか借りやすい」と感じます。
そのまま保証協会付き融資を使ってしまうと、枠がすぐに埋まってしまいまって、本当に必要なピンチの時に使えなくなってしまいます。
さらに、保証協会付き融資を受けやすいのが、会社と銀行の規模が合っていないパターンです。
例えば、売上があまり多くない会社がメガバンクと取引をする場合は、保証協会付き融資が多くなります。
「メガバンクでも簡単に融資が受けられる」と思っていたら全部保証協会付きだったということもあるでしょう。
メガバンクの場合は、決算書が悪くなれば、すぐに融資を受けられなくなる可能性が出てきます。
ピンチのときに保証協会付き融資が受けられなくなれば、会社は終わってしまいます。
保証協会付き融資を避けるため、取引銀行の規模と会社の規模を合わせることも重要になってきます。
保証協会付き融資をなるべく温存する、つまりピンチの時に使うために受けないようにする組み立てをしていきましょう。
保証協会付き融資を使いすぎると、プロパー融資を受けることができなくなる
保証協会付き融資が多すぎると、プロパー融資を受けることができなくなります。
その理由は、プロパー融資は銀行が100%リスクを負う融資なのですが、その逃げ道として保証協会付き融資を使うことを考えているからです。
プロパー融資の枠があれば、保証協会付き融資が返済できなかった場合に、保証協会付き融資を受けてもらってプロパー融資を返してもらおうと思っています。
そのため、保証協会付き融資の枠がある程度空いていないと、プロパー融資を受けることができないのです。
プロパー融資というのは、銀行が100%リスクを負う融資なので、プロパー融資を受けるためには会社の業績が良くなければ受けられません。
会社の決算書が良くて預金が多い場合は、プロパー融資を受けることができます。
会社の決算が良くて、お金があるときは、保証協会付き融資を勧められたとしても、プロパー融資をお願いしてプロパー融資をうけるべきです。
そうしないと、保証協会付き融資の枠を空ける事ができません。
でも、会社を長くやっていれば、業績が悪くなることもあるでしょう。
その時に、銀行がリスクを回避するために保証協会付き融資の枠を使う可能性があるのです。
保証協会付き融資の枠が空いていれば、銀行はプロパー融資を出しやすくなります。
プロパー融資を受けようと思っているのであれば、保証協会付き融資の枠を空けておく必要があるのです。
新規銀行との取引時に保証協会を使えない
取引銀行を増やすときに、保証協会付き融資を使うことができません。
その理由は、保証協会付き融資の枠を使ってしまえば、新しい銀行との最初の融資に使う枠がないからです。
そのため、新しい取引銀行を作るためには、保証協会付き融資の枠を空けておく方が良いのです。
新しい銀行と取引をしようと思ったら、今までの取引銀行とは違います。
それは、新しい取引銀行とはお互いのことを、知っていないからです。
知った仲ではないということは、お互い手探りのところから始める必要があるので、保証協会付き融資で様子を見ることになります。
しかし、保証協会付き融資の枠がなければ、新しい取引銀行でもプロパー融資を出さざるを得ません。
でも、いきなり最初の融資で、プロパー融資を出すというのはなかなか難しいものです。
取引銀行を増やすためには、保証協会付き融資の枠が空いていることが必要です。
「うちの会社は、1つの銀行だけ取引できればいいんだ」という考えもありますが、それはやめておきましょう。
会社は、複数の銀行と取引をすべきです。
なぜなら、例えばA銀行でOKだったところがB銀行ではダメだけども、B銀行でダメだったことがA銀行でOKなことがあったりするからです。
あとは、金利を競わせるということもできるのです。
複数の銀行との取引は会社経営において重要なことなんですけども、その取引銀行を増やす材料として保証協会付き融資の枠がないと、新しい銀行とも付き合えません。
なので、保証協会付き融資の枠は空けておくべきなのです。
銀行が勧めるからと保証協会付き融資を借りてはいけない理由3つまとめ
保証協会付き融資は、枠があります。
枠を有効に使うためには、温存するという考え方も必要です。
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