インボイス制度の登録に悩んだら、国税庁が出している
- インボイス制度への事前準備の基本項目チェックシート
というのがありますので、チェックしてみて下さい。
内容としましては、
- 登録編
- 売手編
- 書手編
の3つに分かれています。
おおまかですが、悩んでいる方の指針になるかもしれません。
チェックシートをご確認したい方は、インボイス制度への事前準備の基本項目チェックシートをご確認下さい。
インボイス制度への事前準備の基本項目チェックシートー登録編―
登録編は、登録が必要なのかどうかが、書いてあります。
まず確認したいのが、インボイス制度への登録は、任意ということです。
登録しても登録しなくても、いいのです。
周りの方がインボイスの話をしているので、なんとなく登録するのは、やめましょう。
インボイス制度への登録を決断したら、早めに登録申請書を提出しましょう。
申請を早めに出さないと、登録に時間がかかってしまいます。
インボイス制度への事前準備の基本項目チェックシートー売手編―
登録の選択をした後は、自分が売手になったことを考えるようになっています。
売上先には、インボイス制度に登録したことを、早めに連絡するのが良いでしょう。
請求書などについては、登録番号が確認できた時点で始めるのが良いです。
今使っている請求書をインボイスモードに変更しましょう。
手書きの方は、コクヨなどで、インボイス用の請求書は販売しています。
クラウド会計についている請求書を使っている方は、時期が来たら変更になるでしょう。
Excelなどを使ってご自身で作っている方は、今から変更をしておきましょう。
インボイス制度が始まる前でも、登録番号を入れて請求書を発行するのは、問題ありません。
なんでも早めに取り掛かりましょう。
インボイス制度への事前準備の基本項目チェックシートー買手編―
次に買手(仕入側)としてのことが書いてあります。
簡易課税については、みなし仕入率というのを使うので、仕入先がインボイスかどうかは関係ありません。
簡易課税が有利な場合は、簡易課税を選択しましょう。
噂で聞いたのですが、仕入先を守るために簡易課税にする会社や個人事業主もいるようです。
これは、簡易課税を選択すると損をするのに、簡易課税を選択するということです。
そうすれば、仕入先がインボイスの登録が必要ないということになります。
現在の制度では、消費税のかかる売上が5,000万円以下の場合にしか適用できません。
順調に売上が伸びて、売上5,000万円売上が超えてしまえば、簡易課税は適用できなくなります。
そうなると、またインボイス制度について考えなきゃいけなくなりますので、仕入先を守るといった趣旨で簡易課税を選択する場合は、ご注意下さい。
チェックシートに仕入先から受取る請求書が記載事項を満たしているかを確認するとありますが、これは請求書の書き換えができないからです。
インボイス制度が始まると、請求書が間違っていた場合は、再発行となってしまいます。
その前に仕入先の請求書をチェックしようという意味で書いています。
これについては、なかなか難しいんじゃないかと思います。
自分だけでも手一杯なのに、人の心配までしろということが書いてあるからです。
でも、仕入先の請求書が再発行になってしまうと、その分手間がかかりますので、早めにチェックしておきましょう。
インボイス制度の登録の参考にチェックシートあります
インボイス制度は、本当に難しいです。
結局は、売手編も買手編にも書いてありますが、相談が必要となります。
年内中には相談をして、色々なことを確認して、進めて行くほうが良いです。
編集後記(1285)
ずっとしゃべった1日でした。
夕方には、しゃべり疲れました。
55日記(1615)
保育園に迎えに行ったら、泣き出しました。
「ママが良かった・・・」と。
昨日は、私が行く予定で伝えてあったのですが、勘違いしていたみたいです。
66日記(842)
体をつかって遊ぶと喜んでくれます。
高い高いなどは、「もう1回やって~」と言ってきます。