法人が青色申告をするメリットとデメリットを解説!

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よく青色申告おススメって書いてあるけど、なにが違うのかわからないってことありますよね?

青色申告は、一言でいうとメリットいっぱいです。

かしわざき
かしわざき

税理士の柏嵜です。

東京都大田区で開業しています。

青色申告すると白色申告よりも税金が減り、資金繰りも良くなります。

青色申告のメリットはいくつもありますが、代表的な3つで理解してもらおうと思います。

そもそも青色申告とは?

法人の申告には、2つあります。

それが、

  • 青色申告
  • 白色申告

の2つです。

青色申告と白色申告の違いは、

  • 青色申告⇒ちゃんと帳簿つけよう。メリットあげるから
  • 白色申告⇒帳簿つけよう。でもメリット少ないよ

という感じです。

  

ちゃんと帳簿つけるって面倒とか思っていませんか?

会計ソフトを使ったり税理士事務所に依頼すれば、青色申告の帳簿は作れますから安心してください。

 

とにかく、青色申告がオススメです。

青色申告になっているか確認しよう!

青色申告になっているかを確認してみましょう。

青色申告と白色申告の見分け方は、法人税の別表一(一)を見るとわかります。

下の図の赤く囲ったところに注目してください。

青色申告の場合

青色申告 国税庁のHPより 一部加筆

白色申告の場合

白色申告 国税庁のHPより 一部加筆

まだ決算書がない始めたばっかりの法人の場合

まだ決算書がない始めたばっかりの法人の場合は、下の書類って税務署へ提出してますか?

これが提出しているのであれば、青色申告になっています。

もし、まだ提出していない場合は、すぐに提出しましょう。

青色申告承認申請書 国税庁のHPより

この書類まだ提出してないよ!っていう場合は、法人の青色申告承認申請書の書き方や提出期限などを図解を参考にして書いてみてください。

青色申告のメリット

青色申告のメリットがあるので、青色申告で申告したほうが良いと書いてきましたが、青色申告のメリットは、次のようなものがあります。

  • 欠損金の繰越控除
  • 欠損金の繰戻還付
  • 中小企業者等の少額減価償却資産の取得価額の損金算入の特例
  • 特別償却・特別控除など

難しい字が並んでいますが、青色申告のメリットとしてよく使う2つを紹介したいと思います。

欠損金の繰越控除

欠損金の繰越控除は、「けっそんきんのくりこしこうじょ」と読みます。

欠損金の繰越控除の特徴は、

  • 赤字が出たら10年間繰り越すことができる!

ことです。

具体的にはどういうことなのか、確認していきます。

青色申告の場合

赤字が出たら10年間繰り越すことができる!というのは、赤字が出た期の翌期以降に利益が出た時は、その利益と相殺することができるのです。

利益が出ると税金が発生しますが、赤字と相殺することで、税金の支払いをする必要がなくなりますので、お金が会社に残りやすくなります。

※法人税、法人都道府県民税、法人市民税、法人事業税などです。

 

例えば、1期目で赤字を100万円出したとして、2期目で200万円の利益が出たとします。

1期目△100万円+2期目200万円=100万円の利益となって、100万円に税金がかかってきます。

 

白色申告の場合

白色申告の場合は、赤字が出たら「お疲れ様、来期も頑張ってね」ということで終わりになります。

白色申告の場合も同じ条件で確認してみます。

例えば、1期目で赤字を100万円出したとして、2期目で200万円の利益が出たとします。

1期目△100万円と赤字にはなりましたが、そこは無視することになります。

2期目の200万円に税金がかかってきます。

 

赤字が繰り越せる場合と、繰り越せない場合で大きく違いが出ます。

赤字になった時はお金が出ていってしまうので、青色申告にすれば税金の支払いも少なくなりメリットがあります。

中小企業者等の少額減価償却資産の取得価額の損金算入の特例

中小企業者等の少額減価償却資産の取得価額の損金算入の特例は、青色申告なら30万円未満の物を買った時は、支払った事業年度で経費にできるという制度です。

上限は、年間300万円です。

利益調整に使える

青色申告の場合は、10万円を超えて30万円未満のものを支出時に経費にするのか、減価償却にするのか選択することができます。

白色申告の場合は、10万円を超えるものは減価償却という方法でしか経費化できません。

利益が出ている場合は、支出時の経費にすると利益を減らすことができます。

赤字が出ている場合は、支出の時に経費にするよりも減価償却にします。

こうすれば数年にわたって経費化することができるので、赤字を減らすことができます。

決算期末ギリギリでも経費化できる

減価償却をするものを購入した事業年度は、経費が月割りになります。

事業年度が4月1日~3月31日の場合で、3月1日に購入したら1か月分だけしか経費化できません。

使っている期間が1か月だからです。

青色申告の場合は、3月1日に購入しても経費になります。

※費用にするには、使わないといけません。買っただけだと経費になりません。

法人の青色申告のデメリット

法人が青色申告をする場合のデメリットは、あまり考えられません。

1つあげるとすれば、2期連続で期限内で申告できない場合などは、青色申告できないことです。

でも、しっかりやれば問題はありませんので、特にデメリットはないと思って良いです。

 

青色申告で提出したい場合は、青色申告承認申請書の提出が必要となります。

青色申告承認申請書の書き方は、法人の青色申告承認申請書の書き方や提出期限などを図解をかくにんしてください。

法人が青色申告をするメリットとデメリットを解説!

最後にもう1度確認しましょう。

法人が青色申告をするメリットとデメリットを解説!
法人が青色申告をするメリットとデメリットを解説!
  • 法人の申告書には、青色申告と白色申告がある
  • 青色申告は、赤字が出た会社にも黒字が出た会社にもメリットがあります
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柏嵜税務会計事務所