確定申告を作ってみたけど、どうやってチェックしたらいいの?と悩んでいませんか。
確定申告書は、貸借対照表からチェックしましょう。
この記事には、貸借対照表の簡単なチェックポイントが書いてあります。
この記事を読んで、貸借対照表をチェックしましょう。
確定申告は、貸借対照表からチェックしよう
会計ソフトへの入力が終わったら、まず貸借対照表からチェックしましょう。
なぜなら、貸借対照表は、数字が決まっていることが多く、チェックしやすいです。
損益計算書からチェックすることも良いのですが、貸借対照表を先にチェックしないと、数字が変わる可能性が高いです。
チェックの順番は、
・資産
・負債
の順でいいです。
資産でも上から順に行いましょう。
・現金の残高確認
・預金の残高確認
・売掛金の残高確認
・在庫の残高確認
・資産の残高確認
と流れていきます。
ここが合っていないと、損益計算書にも影響していきます。
現金や預金の残高
現金や預金の残高が合っていない場合は、どこかの数字がモレていたり、処理がおかしい場合があります。
現金や預金の残高は把握しやすいため、確実に合わせていきましょう。
売掛金の残高
売掛金の残高は、もらっていない分になっていますか?
前年に売掛金にしていて、今年入金したのに、売上とかにしていませんか?
あと、売掛金はやったところまでとなっていますか?
![](https://th-kz.com/wp-content/uploads/2023/11/cc80ede15c7939bf352ae99dfa7df9f7-500x263.png)
在庫の残高確認
仕入れがある場合は、在庫がある可能性があります。
在庫は確認していますか?
確定申告書をみると、在庫がないかたが多いです。
在庫を確認して、在庫を計上しましょう。
資産の残高確認
車両などを使っている方は、車両がちゃんと書いてあると思います。
そちらは良いのですが、昔の車両がそのままになっていませんか?
あとは、変な科目がないかチェックします。
変な科目とは、
・仮払金など
なんだこれ?やこんなんあった?と思ったものです。
上から順に全部を確認して、その都度残高が合っているかを確認しましょう。
負債のチェックも同じようにします。
借入金がある場合は、返済予定表を使って残高が合っているかどうかを確認しましょう。
返済金額全部が経費だと思っている方もいます。
借入金の返済は、元金だけですので、注意しましょう。
貸借対照表は、チェックする資料がある場合が多いので、資料を使ってチェックしましょう。
確定申告の損益計算書の確認
損益計算書の確認は、利益を確認するのは最後です。
貸借対照表で確認できなかったところを、確認します。
それは、「いつもあるのに今回だけない」です。
現金と預金の残高がしっかり合っていれば、ないとは思いますが、「いつもあるのに今回だけない」を探します。
貸借対照表が合っていて、いつもあるのに今回だけないというのがあれば、支払いモレとなります。
例えば、家賃の支払いです。
家賃はいつも支払いがあるものですが、なかったらどうしてないのかを確認する必要があります。
毎月払っているというものは、12回あるかどうかを確認しましょう。
もしなかったら、支払いが1回モレているということになります。
あとは、勘定科目がバラけていないかを確認します。
例えば、振込手数料ですが、
・通信費
・支払手数料
・雑費
などイロイロな科目になっていませんか?
それを1つにまとめます。
まとめる理由は、後で比較できるようにするためです。
後で見ないよっていう方もいるかも知れませんが、同じような支払いはまとめておいた方が良いです。
その理由は、なにかあったら後で見る可能性があるからです。
外注費などは、特にどのくらい払った?と探すこともあるでしょう。
その時に、イロイロな科目にしてしまうと、探しにくくなります。
会計ソフトで探せない場合は、資料を引っ張り出してくるしかなくなります。
なるべく同じ科目で処理しましょう。
貸借対照表をチェックしてしまうと、損益計算書のチェックは少なくなります。
まずは、貸借対照表からチェックしましょう。
確定申告のチェックは、チェックリストにしておこう
確定申告は、毎年行います。
チェックする項目は、チェックリストにしておくと便利です。
チェックリストを使えば、考えずに済みます。
ぜひチェックリストを、作りましょう。
確定申告のチェックは貸借対照表からが効率いいのまとめ
確定申告のチェックは、貸借対照表⇒損益計算書の順でチェックしましょう。
貸借対照表がチェックできれば、70%くらいはチェックができています。
編集後記(
きのう「40代や50代の若い人が多い・・・」と言った話がありました。
ちょっと違和感がありました。
若い人って、20代と30代かと思っていたので。
55日記
妻と神経衰弱をやっていました。
妻は「本気出す!」と言っていましたが、長女の4戦4勝だったようです。
66日記
ハイチュウを買って帰ったら、うれしくてずっと離しませんでした。
一緒に寝るんじゃないかという勢いでした。