だんだんと寒くなって年末調整の時期が近づいてきます。
今年は、改正も少ないので、去年と一緒という方も多いんじゃないかと思っています。
今年の年末調整の注意点は、確定申告をラクにするか?しないか?です。
今回は、年末調整のことについて書いていきます。
2023年の年末調整で確認することが増えました
年末調整をすると、源泉徴収票がもらえます。
源泉徴収票は、年間の収入などが書いてある書類です。
その源泉徴収票を電子申告で提出すると、確定申告がラクになるというのが始まります。
確定申告をする人の源泉徴収票を税務署に提出すると、マイナポータルから連携できて、源泉徴収票を入力しなくても確定申告をすることができるというものです。
年末調整をするかたに、税務署に提出するの?しないの?の確認が必要となります。
もちろん、確定申告しない方は、税務署に源泉徴収票を提出しなくてもいいのですが、確定申告をする方でやってみたいと思うかもしれません。
今は、税務署に源泉徴収票を提出する人は色々いるのですが、一般の社員の方だと年末調整をしていて年収が500万円以上の人が提出となります。
今回は、一般の社員の方で年収が500万円未満の方でも、電子申告で提出すれば、あとでやる確定申告がラクになるということになります。
源泉徴収票を税務署に提出しているの?と思われるかもしれませんが、提出しています。
給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表というのがあって、毎年1月31日が期限となって、提出しております。
その給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表と一緒に、源泉徴収票を提出しているのです。
一般の社員で年末調整をしていて収入が500万円未満の人で、確定申告をマイナポータルに連携したい人を確認する作業が必要となります。
やる人いるかな・・・というところですが、こんなこともお伝えしてかなければいけません。
年末調整に必要な書類の中に、1文いれるだけですけどね。
パンフレットもありますので、確認したい方は、給与所得の源泉徴収票をe-Taxで提出すると・・・をご確認ください。
詳しく確認したい方は、給与所得の源泉徴収票情報のマイナポータル連携に関するFAQ(事業者向け)も確認してください。
かなり詳しく書いてあります。
ちなみに、市区町村の役所には、源泉徴収票は全部提出しております。
今回のは、税務署に提出するかどうかです。
市区町村の役所に提出して、マイナポータルと連携するのは、令和9年を予定しているようです。
税理士は年末調整がきらいだと思う
税理士は、年末調整がきらいだと思います。
思いますというのは、他の人もきらいかなって感じなんですけど、ちがいますかね?
なぜきらいなのかというと、個人的なことに踏み込みすぎるからです。
たとえば、扶養控除等申告書の世帯主が変わったとします。
そうすると、離婚ですか?死別ですか?と聞かなければいけません。
本人に直接聞くことはほとんどありませんが、本当にイヤですよね。
会社の社長にお願いして聞いてもらうのですが、「え~、そんなこと聞くの?」とだいたい言われます。
やっぱりイヤなんですよね。
個人的なことって。
あとは、保険料控除証明書の書式がバラバラなんで、なんだかよくわからないときがあることですね。
各会社によって書いてある場所が、違ってきます。
それを判断するのも、かなりの作業です。
会計ソフトでAI-OCRで読み取るというのもありますが、なかなか高額な料金となっています。
安くて便利なソフトはそのうちでてくるでしょうから、そこまでまってみます。
いろいろと書いてきましたが、年末調整はイヤな仕事の1つですね。
せっかくe-Taxというか確定申告書等作成コーナーを作ったのですから、そこでやってもらえばいいのにと思ってしまいます。
2023年の年末調整で確認することが増えましたのまとめ
どんどんと進んで行くので、ついていくのが大変です。
電子申告で提出が多くなってきました。
対応できないところは、どうするんでしょうか?
そんな会計事務所もいっぱいあるとおもいます。
なぜなら、平均年齢は65歳なんですから。
編集後記(1672)
来週のセミナーの練習などをしました。
時間が決まっているので、しっかりと練習したいです。
55日記(2002)
私の母からディズニーのカレンダーが届いたのですが、丸まっていたため「見にくい」と言っていました。
「こうやってすると平らになるよ」と伝えると、2コめをキチンと直していました。
66日記(1229)
私の母から、ディズニーのカレンダーが届きました。
「かわいい」とか言っていたので、気に入ってくれたみたいです。