赤字でも融資は通る?銀行が見る3つの条件を初心者向けに解説

赤字だから融資は無理——そう思っていませんか?

実は銀行は赤字の“中身”を見ています。

通る赤字と通らない赤字、その違いを理解しているかで結果は大きく変わります。

  

この記事には、次のことが書いてあります。

・赤字=NGではないという事実

・赤字で問題になる会社とは?

・赤字で借りるということは、やめておけ

となります。

 

この記事を読んで、赤字でも大丈夫な場合と、そうでない場合を確認しましょう。

目次

赤字=NGではないという事実

赤字=NGということではありません。

その理由は、赤字になったとしても、銀行融資を受けることができるからです。

 

銀行は、赤字を見るときに、

・なぜ赤字になったのか?

・今後どうなるか?

を必ず確認します。

 

問題ない赤字というのは、特別損失での赤字です。

特別損失というのは、字の通りで、特別な事が起こったから赤字になることです。

 

損益計算書の下の方を見ると、特別損失というのがあります。

もし、手元にある決算書に特別損失がない場合は、その期に特別損失がなかったということです。

 

特別損失の内容として代表的なのが、固定資産の売却です。

固定資産は、ずっと使うものとなっているので、売却して損失がでたら、特別損失に表示をします。

 

特別損失で赤字になるというのは、たとえば次のようなことです。

経常利益まで黒字で、特別損失があって赤字になったという流れです。

 

この場合、なんで問題ないのかというと、特別損失は継続的に出てこないからです。

特別損失は、車両を売却して損失が出ると書きましたが、車両を毎期売ってしまうような会社は、あまりないからです。

特別なことがあったから、赤字になったというのは、次の期では黒字になる可能性がありますし、経常利益が黒字であれば、あまり心配することはありません。

 

特別なことがなかったら、黒字になる可能性があるからです。

赤字というのが、すべて悪いわけではなくて、営業利益や経常利益が黒字になっていれば、問題がないケースがあります。

 

もし、赤字になりそうとか、赤字だというのであれば、その内容を確認してみてください。

赤字でも、問題のない会社があるのですから。

赤字で問題になる会社とは?

赤字で問題になる会社は、

・営業利益や経常利益が赤字の場合

・2期連続の赤字の場合

です。

 

その理由は、営業利益や経常利益が赤字の場合は、本業がうまくいっていないことを表しているからです。

銀行は、「本業がうまくいかないなら、融資をしても返済できないかも?」と思うわけです。

 

2期連続の赤字なら、たまたまの赤字でないということになりますよね。

このままずっと赤字が続くんじゃない?と思ってしまい、融資を受けにくくなるのです。

赤字というのは、結局は融資が受けにくくなるということなんです。

 

営業利益や経常利益が赤字の会社の問題は、本業が赤字ということです。

特別損失などで赤字の場合は、本業は黒字なので、心配することはありません。

 

でも、本業が赤字となれば、本業で返済の可能性がないため、銀行は不安に思います。

本業で赤字なら、融資を返済するお金がないと感じるからです。

 

利益=お金ではありませんが、利益はお金になる可能性が高いのです。

赤字になってしまえば、利益がないため、お金が会社に入ってくる可能性がなくなってしまうということです。

 

会社にお金が入ってくる可能性がなければ、銀行は融資をするのが難しくなります。

それは、会社に返済の可能性がないからです。

 

連続赤字も同じような話となります。

連続赤字になれば、もしかしたら「このままずっと赤字かも?」と思うのです。

 

そうなると、銀行は、会社に返済の可能性を感じないから、融資をすることができないということになります。

さらに、連続赤字は、債務超過になる可能性もあるのです。

 

債務超過というのは、資産<負債の状態をいいます。

この資産<負債の意味は、資産を全部売っても、負債を払いきれないということです。

 

債務超過になれば、銀行が融資をしても、返済の可能性がないということですよね。

だって、債務超過になった時点で、資産を全部売っても、負債が払いきれないからです。

 

債務超過の状態で、銀行が融資をしても、返済してくれる可能性がないと思うことは、間違いないですよね。

だから、債務超過になったら、銀行は融資をイヤがるのです。

会社が融資を受けられない赤字は、営業利益や経常利益が赤字になった場合や連続で赤字になった場合です。

 

もし、赤字になりそうなら、単年で脱出するのがいいでしょう。

その場合は、赤字になりそうだと分かった時点で、赤字を少なくするのではなくて、翌期の経費を前倒しして、赤字が出そうな期に集中するのがいいでしょう。

そして、翌期黒字にするようにしましょう。

※合法的にやってくださいね

 

赤字が大きくても、単年の赤字の方がダメージは少ないです。

赤字は、問題になるため、注意をしていきましょう。

赤字で借りるということは、やめておけ

赤字について書いてきましたが、最後は社長が1番勘違いしている「赤字になったら借りる」についてです。

赤字になって借りるのは、良い手ではありません。

その理由は、赤字になってしまえば、銀行融資を難しくするからです。

 

まあ、赤字になってから、お金を借りようというのはダメということです。

あと、赤字もそうなんですけど、お金がなくなってから借りるというのもダメですね。

 

銀行融資は、赤字になってからやお金がなくなってからでは、タイミングが遅すぎます。

黒字のうちに、お金があるうちに、銀行融資を受けておきたいところです。

 

なぜなのかというと、黒字やお金がある時の方が、借りやすいからです。

会社の調子が悪くなってからだと、融資を受けにくくなります。

 

貸す方だって、調子が悪い会社に貸したら、返って来ないかも?と思いますよね。

それと、同じなんです。

 

銀行融資は、赤字の時に借りようとすると、借りにくくなります。

黒字の時に、調子が良い時に、融資を受けていきましょう。

赤字でも融資は通る?銀行が見る3つの条件を初心者向けに解説のまとめ

赤字といっても、大丈夫な赤字とそうでない赤字があります。

さらに、なるべく単年の赤字で終わるように、決算前から考えていきましょう。

赤字になったら借りるというのは、あまりよい方法ではないため、黒字の時に借りていきましょう。

 

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編集後記(2578)

昨日は、YouTubeの撮影と編集をしました。

180本くらいあるので、だいぶ慣れてきました。

 

55日記(2908)

昨日は、公園をはしごしました。

一輪車も、余裕で乗れるようになっています。

 

66日記(2135)

公園で、インラインスケートをやっていました。

ちょっとずつ歩く感じですが、転ばないところがスゴイですね。

 

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