この記事は、役員報酬と銀行融資の関係について、解説しています。
「役員報酬って、決めるのが難しい。特に年に1回だけしか変更できないからね」と悩んでいませんか?
役員報酬って、銀行融資とけっこう関係があります。
役員報酬は、多すぎても少なすぎてもダメなんです。
でも、少なすぎるよりは、多すぎる方がいいんですよね。
もし役員報酬で悩んでいるなら、ちょっとこの記事を読んでみてください。
役員報酬っていくらがいいの?銀行融資との関係は?
「役員報酬って、いくらがいいんだろう?銀行融資となんか関係あるのかな?」と思うことがあるでしょう。
役員報酬って、銀行融資と関係があります。
その理由は、多ければ多いで問題になるし、少なければ少ないで問題になります。
だから、良さそうなところというのを、考えてみました。
「よさそうなところって、けっこういいかげんだよね」と思われるかもしれませんが、けっこう本気です笑
「いくらがいいの?」と聞かれたら、次の3つを考えた金額だと思っています。
・赤字や債務超過にならない金額
・お金がなくならない金額
・役員貸付金や役員借入金が発生しない金額
となります。
まず、赤字や債務超過にならない金額ですが、結論としては「銀行は、赤字がイヤ」ってことなんです。
赤字になってしまえば、融資に影響するのは、わかると思います。
銀行は、高すぎる役員報酬なら「役員報酬を下げて、黒字にしなよ」って思うこともあるでしょう。
低すぎる役員報酬にして、黒字をムリヤリだすって場合もあるでしょう。
役員報酬が低すぎれば、黒字にはなっていても、利益がでない会社と思われてしまいます。
利益が出ない会社=返済の可能性がない会社という意味です。
赤字や債務超過にならない金額が、適正額と言えるのです。
お金がなくならない金額というのは、役員報酬を取りすぎることにより、お金がなくなって、融資の返済ができないくらいになることです。
融資の返済ができなくなれば、問題になりますよね。
役員報酬を取りすぎて会社のお金がなくなってしまえば、融資を受けにくくなります。
会社には、いつも月商の2か月分くらのお金が最低限ないと、融資は受けにくくなるからです。
「お金がなくならない程度」というのはむずかしいんですが、このあたりを考えてみるといいでしょう。
役員貸付金や役員借入金が発生しない金額というのは、役員報酬が少なすぎて会社からお金を借りたり、役員報酬が多すぎて会社にお金を貸したりすることです。
役員報酬が多すぎたり、少なすぎたりして、役員貸付金や役員借入金が動くと、「役員報酬をどうにかしたらいいのに」と思うのです。
役員貸付金や役員借入金が、動かない金額に設定することがいいんです。
役員報酬のよさそうなところというのは、なかなか難しいです。
まずは、「赤字や債務超過にならない」というところから考えるのがいいでしょう。
役員報酬が低すぎる場合の融資との関係は?
「役員報酬がいくらくらいがいいっていうのは、なんとなくわかったけど、やっぱり少なすぎても問題があるのかな?」と思うかもしれません。
役員報酬が少な過ぎることの問題点は、利益を多く見せることにあります。
役員報酬を下げれば、その分利益が多く見えます。
それが、問題なんですよね。
たとえば、役員報酬を年間120万円にして、利益が100万円だったとします。
年間120万円の役員報酬なら、「これ生活できるの?」と思うわけですよね。
どう考えても、生活できないくらいの役員報酬にしてしまえば、やっぱり「おかしい」って思うんです。
銀行は、役員の家族構成などを考えて、一般的な家庭でどのくらい生活費が必要なのかを計算します。
計算した金額を、役員報酬の金額とした場合に、利益がでるかどうかを確認します。
その計算で赤字になってしまえば、赤字ということで、融資の話を進めていきます。
さらに、銀行は、役員報酬が少ないということで「この会社は今後やっていけるのか」と不安になります。
役員報酬が少ないってことは、利益がでないってことを示しているからです。
もし、未来に希望があるなら、役員報酬を増やすことが多いからです。
役員報酬が現在少なくて、これからも少ないのであれば、かなり不安に感じますよね。
役員報酬が低い場合は、利益を水増ししていると思われます。
銀行は、役員報酬を見ていますので、適正な金額にできるようにしましょう。
役員報酬が高すぎる場合の融資との関係は?
「役員報酬が低いと、利益の水増しって思われるんだね。じゃあ、高い場合はどうなるんだろう」と考えますよね。
役員報酬が高い場合は、低いときよりは気を使わなくてもいいです。
でも、ちょっと確認したいことがあります。
会社のお金で融資が返済できているかです。
よくある計算式があるので、確認してみましょう。
・税引き後利益+減価償却費>年間の返済金額
この計算式は、簡単に言うと「会社のお金(利益と支払いのない経費)で、融資って返済でてるの?」という意味です。
この計算式が成立すれば、役員報酬が高くても問題ありません。
役員報酬が多すぎて、計算式が「税引き後利益+減価償却費<年間の返済額」となると、問題が出てきます。
この「税引き後利益+減価償却費>年間の返済金額」という計算式になっていれば、役員報酬が多くても、気にすることはないでしょう。
あと、追加で説明すると、「利益+役員報酬」という考え方もあります。
たとえば、次のような場合です。
| A社 | B社 | |
| 役員報酬 | 1,000万円 | 2,000万円 |
| 利益 | 1,000万円 | 0円 |
| 合計 | 2,000万円 | 2,000万円 |
利益が多い少ないということならA社ですけど、B社の利益が少ないのは、役員報酬が多いからです。
もし、役員報酬がなかったら、同じ金額の2,000万円が利益ということですよね。
税引き後利益だけを見ていると、A社とB社は違いますが、役員報酬も見ると一緒となります。
銀行は、会社=社長とみることもありますので、税引き後利益だけでA社が良い会社で、B社は悪い会社とは言えませんよね。
銀行は、会社=役員とみているので、「利益+役員報酬」が問題なければいいのです。
役員報酬が多いケースは、比較的問題がでません。
それは、役員報酬を下げればいいんですから。
高い役員報酬を目指すのもありですよ。
役員報酬っていくらがいいの?銀行融資と関係ってある?のまとめ
役員報酬は、なかなか難しいですが、高い場合の方が考えかたはラクです。
役員報酬を高くできるように、ちょっと頑張ってみましょう。
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編集後記(2714)
蒲田駅の裏で転んで、顔を擦りむいてしまいました。
服とパソコンは大丈夫だったのですが、メガネが壊れました。
悲しいっす。
55日記(3044)
顔から血がでている親を見てビビっていました。
ちょっとしたら、慣れてましてけどね。
66日記(2271)
私が帰ると、サッとどっかにいっていました。
血を見たくなかったのでしょう。

