国税庁のホームページに確定申告期に多いお問合せ事項Q&Aが発表されています。
気になるところを、補足して書いていきます。
この記事は、確定申告期に多いお問合せ事項Q&Aを参考にして書いています。
Q6 給与所得者等で還付申告をしていなかった場合、何年前まで遡って還付申告をすることができますか。
確定申告の必要がない方の還付申告は、還付申告をする年分の翌年1月1日から5年間行うことができます。したがって、これまでに申告をしていなかった場合、令和元年分については、令和6年12月31日まで申告することができます。
確定申告は、5年間はさかのぼってできると思っている方が多いでしょう。
でも、時期としては、詳しく知らない方も多いんじゃないかと思います。
還付申告をする年分の翌年1月1日から5年間です。
3月15日から5年間ではないのが、注意すべきところです。
Q8 転居・結婚等により、申告時の住所・氏名と源泉徴収票に記載された住所・氏名が異なる場合には、どちらを確定申告書に記載するのですか。
今は、マイナンバーがあります。
マイナンバーがあれば、住所や氏名が変わっていても、確認ができます。
そのため、転居・結婚等により、申告時の住所・氏名が変わっても、対応できるのです。
マイナンバーが書いてあれば、この辺の処理は簡単にできるようです。
Q18 作成した申告書は税務署に郵送して提出することもできるのですか。
ゆうパック、ゆうメール、ゆうパケットでは、信書を送付することはできません。
というのが注意点でしょう。
私は、信書って謎すぎて、よくわかりません。
誰か、解説してほしいものです。
確定申告書を送るとすると、
・普通郵便
・簡易書留
・レターパック
あたりでしょう。
3月15日ギリギリでない場合は、普通郵便で十分だと感じます。
3月15日が近い場合は、簡易書留やレターパックを使って、何日に提出したのかをわかるようにしましょう。
申告書の控えへの収受日付印の押印は、収受の事実を確認するものであり、内容を証明するものではありません。
というのもあります。
これは、印鑑が押してあれば、OKですという意味ではなくて、あとでじっくり確認しますという意味です。
提出したらOKではありませんので、ご注意ください。
ちなみに、収受印(税務署の印)については、2025年1月から廃止になります。
収受印(税務署の印)の廃止については、令和7年1月からの申告書等の控えへの収受日付印の押なつについてをご確認ください。
Q19 所得税等の確定申告書を提出する際に必要な書類はどのようなものですか。
添付書類が、けっこう頭を悩ませるものです。
基本的には、
・紙申告⇒全部提出
・確定申告書等作成コーナーで送信⇒省略できる
という流れとなります。
確定申告書等作成コーナーを作ると、提出書類がでてきますので、そちらを送っていただければいいです。
紙申告でも、添付しなくてもいいのが、次のモノです。
・ 給与所得、退職所得、公的年金等の源泉徴収票
・ オープン型証券投資信託の収益の分配の支払通知書
・ 配当等とみなす金額に関する支払通知書
・ 上場株式配当等の支払通知書
・ 特定口座年間取引報告書
・ 未成年者口座年間取引報告書
・ 特定割引債の償還金の支払通知書
・ 「相続財産に係る譲渡所得の課税の特例」の適用を受ける場合の相続税額及びその相続税額に係る課税価格の資産ごとの明細を記載した書類(相続税申告書の写し)
添付書類はなかなか難しい問題です。
特例などを受ける場合は、きちんと確認しましょう。
Q20 確定申告の内容が間違っていた場合、どのような手続をすればよいのでしょうか。
確定申告の内容が間違っていた場合は、3月15日までに処理をしましょう。
そうすれば、訂正申告ですみます。
確定申告書等作成コーナーで作成していて、マイナンバーカードやID・パスワード方式で送信している場合は、データを訂正して送信すれば良いです。
3月15日に近いデータが、優先されます。
書類で提出してしまった場合は、確定申告第1表の上の余白に訂正と赤で記載します。
間違ってしまった最初の確定申告書をコピーして、訂正分と一緒に提出します。
確定申告書等作成コーナーで作る場合の注意点ですが、訂正分だけ送信すれば良いと思っている方がいます。
確定申告書を作り直して、送信となります。
訂正分だけ送信してしまうと、3月15日に近いデータが優先されるため、間違った確定申告書となってしまいます。
訂正申告を提出する場合は、税金がどうなるのかを確認しておきましょう。
訂正申告をして、さらに還付になる場合やさらに納付になる場合は、問題ありません。
訂正申告をすると還付が減る場合は、入金された税金を返さなければいけません。
申告のタイミングにもよりますが、お金の流れは確認しておいたほうがいいでしょう。
税務署に電話で確認するのも、いいと思います。
その時は、
・最初の申告日時
・訂正したときの申告日時
・訂正したらどうなるのか(還付が減るなど)
を伝えましょう。
Q3 確定申告はどのように行えばよいのですか。
「確定申告は、どのように行えばよいですか」という問いに対して、確定申告書等作成コーナーを紹介しています。
もう、手書きを勧める気はないと強く感じました。
作りは良いのですが、初めてやる方に関しては、難しく感じます。
You Tubeやブログなどをみて、確定申告をするのが良いでしょう。
確定申告期に多いお問合せ事項Q&Aの気になるところを解説のまとめ
早く始めるのが1番です。
余裕を持って、申告しましょう。
編集後記(1780)
昨日は、仕事をしました。
ちょっと、つまり気味なので、サクサクとやっていきます。
55日記(2110)
家の前でなわとびをしました。
手の使い方を教えたら、なかなか良く飛べています。
66日記(1337)
長女とじゃれていると「わたしも!」と言ってきます。
「おなじようにして」と言うので、同じようにしているのですが、本人は納得しません。
なかなか難しいです。