貸借対照表の債務超過とは?銀行がチェックする隠れリスク3つ

この記事は、債務超過について、解説しています。

 

「銀行は、債務超過にキビシイって聞いたけど本当なの?」と悩んでいませんか。

銀行は、債務超過にキビシイのは、本当です。

 

この記事では、最初に債務超過について、解説しています。

そして、貸借対照表の隠れ債務超過についても、確認しています。

さらに、債務超過の問題点について、触れています。

 

この記事を読んで、債務超過について確認していきましょう。

目次

貸借対照表の債務超過ってなに?

貸借対照表の債務超過というのは、資産よりも負債が大きい状態のことをいいます。

たとえば、資産が80で負債が100だった場合は、20の債務超過となります。

 

このように、資産よりも負債が大きい場合は、債務超過となるのです。

債務超過のなにが問題なのかというと、資産をすべて売却したとしても、負債を払いきれないからです。

 

数字で確認すると、資産が80なので、売却すると80のお金が入ってきます。

でも、負債が100なので、100までは払いきれないのが問題なのです。

 

負債の全部が借入金だったとして、貸してくれている人(会社から見ると借りている人)の全員が「返してくれ」と言ってきたら、借入金の全部を払えない状態です。

 

現実的にないかもしれませんが、こんな状態になったらヤバイですよね。

それが、債務超過なのです。

 

銀行融資に関して言うと、債務超過になってしまうと、新規の融資の可能性はあまり高くないです。

だって、債務超過ってことは、新しく融資をしても、返済されるかどうかわかりませんよね。

会社にお金がないなら、銀行も「貸したお金帰ってこないかも・・・」と思うわけですから、「貸しても返ってこないなら、貸さないほうがいいよね」ってなります。

 

債務超過とうのは、会社の状態が良くないことを表していますし、銀行融資も不利になります。

債務超過には、ならないようにしましょう。

隠れ債務超過とはなんだ?

隠れ債務超過というのは、決算書の書面では債務超過ではないのですが、本当は債務超過だったという状態のことです。

 

「ちょっとなに言ってるのかわからない」って方もいらっしゃるでしょうから、確認してみましょう。

まず、隠れ債務超過というのは、銀行目線で行うものです。

 

なんで、銀行目線では、決算書を見るだけではなくて、隠れ債務超過をかくにんするのかというと、銀行はお金を貸して返済して欲しいからです。

 

銀行は、お金を貸す商売をしているため、返済の可能性があるところに貸したいのです。

資産が多ければ、最悪なときは資産を売ればいいのですが、売れる資産がないと、問題ですよね。

 

だから、隠れ債務超過を確認します。

資産にあるやつが、実は資産性がない=お金にならないなら、その資産を除外すると、債務超過になるなら、お金を貸さないよって話なのです。

 

数字で確認すると、資産が300で負債が150だとします。

でも、資産のうち資産性がないのが200あったとすると、資産が300から200を引いて100になりますよね。

そうすると、資産が100で負債が150だから、資産よりも負債が大きいので、債務超過となるということです。

ちなみに、税務署ではこんな見方はしません。

 

それで、代表的な隠れ債務超過の原因となるのが、次の3つです。

・お金がもらえない売掛金

・帳簿にしかない在庫や販売できない在庫

・貸付金

 

各項目について、すこしですけど確認していきます。

お金がもらえない売掛金というのは、ずっと前に仕事をして請求したんだけど、入金してこない売掛金です。

 

この状態だと、貸借対照表にあったとしても、お金にならないから、あっても意味がないですよね。

この売掛金を貸借対照表から除外すると、債務超過になってしまうことが、隠れ債務超過ということです。

 

次に、帳簿にしかない在庫や販売できない在庫です。

帳簿にしかない在庫というのは、架空在庫のことですし、販売できない在庫は、不良在庫のことです。

 

両方とも、販売してお金にならないですよね。

販売してお金にならないなら、資産じゃないので、資産から除外して、隠れ債務超過になるかどうかを確認します。

 

最後に貸付金です。

貸付金って返済されそうですけど、役員に貸し付けてしまうと、返済されないことも多いのです。

 

貸付金が、返済されないのなら、資産性がないので、貸借対照表から除外します。

そして、隠れ債務超過になっているかどうかを確認するのです。

 

銀行は、隠れ債務超過というのを、いつも確認しているわけではありません。

会社の状態がキビシクなってくると、確認してきます。

 

でも、隠れ債務超過はない方がいいので、普段から気をつけておきましょう。

そして、隠れ債務超過になりそうなら、早めに手を打ちましょう。

債務超過はなにが問題なのか?

最後に債務超過の問題点について、確認していきます。

債務超過になると、銀行融資が絶望的になります。

 

絶望的と書きましたが、絶対に借りられなくなるわけではありません。

でも、受けにくくなることは間違いないのです。

 

債務超過になるということは、返済の可能性がないということです。

そんな会社に貸してくれる銀行は、あまりないのです。

 

債務超過になってしまった時に考えたいのが、「3年で債務超過が解消できるのか?」です。

銀行に経営計画書を提出して、3年で解消する道筋を示す必要があります。

現状を分析して、問題を出し、解決作を提示する必要があります。

 

ちょっと面倒ですが、債務超過になったら、やっておくべきことです。

もし、経営計画書が作りたくないなら、債務超過にならないようにすべきなのです。

 

債務超過の問題点は、銀行融資を受けられなくなることです。

銀行融資を受けられないなら、債務超過にならないようにしたいものです。

貸借対照表の債務超過とは?銀行がチェックする隠れリスク3つのまとめ

銀行融資では、債務超過になってしまうと、融資が受けられなくなる可能性が高くなります。

債務超過にならないように、気をつけていきましょう。

 

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編集後記(2558)

昨日は、セミナーとかの変更を行いました。

参加者が増えてくれるといいですね。

 

55日記(2888)

ミニオンを見ました。

映画館で見ていて言っていたのですが、やっぱり「ちょっとこわい」と言っていました。

 

66日記(2115)

保育園最終日でした(今日は休み)。

担任の先生に、お手紙を書いていました。

 

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