確定申告を間違っちゃった!と気づいたら、訂正しなければいけません。
申告のタイミングで変わって来ます。
確定申告の期限内に訂正 | 確定申告の期限後に訂正 | |
訂正してお金が戻る | 訂正申告 | 更正の請求 |
訂正してお金を払う | 訂正申告 | 修正申告 |
まとめは、次のようになります。
確定申告の期限内 | 確定申告の期限後 | |
e-Taxで申告 | e-Taxでやるのが簡単 | e-Taxでも書類でも |
書類で申告 | 書類でやるのが簡単 | e-Taxでも書類でも |
確定申告を間違っちゃった場合の処理を、確認しましょう。
確定申告を間違っちゃった!って気づいたときの対応は?
確定申告を間違っちゃった!と気付きました。
この場合は、どうすればいいのでしょうか?
確定申告を間違っちゃった場合は、訂正して申告をしなきゃいけません。
この場合は、タイミングで訂正の方法が、変わって来ます。
タイミングというのは、
・確定申告の期限内なのか?
・確定申告の期限後なのか?
です。
各項目について、確認していきます。
確定申告の期限内の場合
確定申告の期限内の場合は、訂正申告となります。
訂正申告なんですけど、提出の方法で2つのルートがあります。
提出方法は、
・e-Taxで申告した場合
・書類で申告した場合
の2つのルートです。
e-Taxで申告した場合
e-Taxで申告して、確定申告の提出期限内で間違いに気づいて、確定申告書の提出期限内に正しい内容で再送信すれば、終了ということになります。
e-Taxで申告した場合は、e-Taxで完結できるということです。
この場合の間違いは、最初に提出した確定申告書よりも、再送信した確定申告書のほうが、税金が多くても少なくても、やり方は同じとなります。
もし、e-Taxで申告したけど、訂正は書類で行いたい場合は、書類に「◯月◯日◯時◯分にe-Taxで提出」という紙をくっつけて提出しましょう。
書類で申告した場合
書類で申告して、確定申告の期限内で間違いに気づいて、確定申告書の提出期限内に正しい書類を提出すれば、終了となります。
書類で提出する場合は、最初に提出した時と違うということがわからなければいけませんので、確定申告書第一表の真ん中上の方に赤字で「訂正申告」と書けばいいです。
この場合の間違いは、最初に提出した確定申告書よりも、後から書類で提出する確定申告書の方が、税金が多くても少なくても、やり方は同じとなります。
もし、書類で申告したけど、e-Taxで提出したい場合は、できないことはないでしょうけど、訂正申告とアピールするところがありません。
この場合は、書類で提出することをオススメいたします。
確定申告の期限後の場合
確定申告の期限後の場合は、
・更正の請求(お金が戻ってくる申告)
・修正申告(お金を納付する申告)
となります。
確定申告の期限が過ぎているため、最初の確定申告をe-Taxで提出した場合でも、間違いを訂正する申告を書類で提出することができます。
最初の申告を書類で提出した場合でも、間違いを訂正する申告を、e-Taxで提出することができます。
できるなら、e-Taxでやるのが簡単ですね。
自動計算ですし、間違いが少ないです。
とりあえず、各項目について、確認していきましょう。
更正の請求
更正の請求は、「こうせいのせいきゅう」といいます。
更正の請求は、更正の請求書という用紙があるので、更正の請求書を使っていきます。
更正の請求書を確認したい方は、国税庁のホームページの更正の請求書をご確認ください。
修正申告
修正申告は、更正の請求と違って専用の用紙がありません。
そのため、確定申告書の第一表と第二表を使っていきます。
長年確定申告をやっている方は、「第五表があるだろ!」と思ったかもしれませんが、廃止されています。
e-Taxでも書類でも大丈夫なのですが、どっちをオススメするのかというと、e-Taxですね。
入力すれば、計算してくれるからです。
確定申告を間違ったときの税金はどうする?
確定申告を間違ったときの税金は、なかなか難しい問題です。
特に、訂正申告の場合は、タイミングでいろいろ変わって来てしまいます。
そのため、税務署に確認することをオススメいたします。
ややこしくないケースは、
・最初の申告が還付(お金が返ってくる)申告で、訂正が最初の申告よりも還付が増える場合⇒お金が入金されるのを待てば良い
・最初の申告が納税で、訂正が最初の申告よりも納税が増える場合⇒増えた分を納付すれば良い
となります。
ややこしいケースは、
・最初の申告が還付(お金が返ってくる)申告で、訂正が最初の申告よりも還付が減る場合
・最初の申告が納税で、訂正が最初の申告よりも納税が減る場合
です。
くわしく確認してみましょう。
最初の申告が還付(お金が返ってくる)申告で、訂正が最初の申告よりも還付が減る場合
訂正申告を提出するタイミングが近ければ、訂正後のお金が入金されます。
でも、タイミングが悪いと、訂正前の金額が入金してしまうので、その場合は、支払いが発生してしまいます。
例えば、5,000円の還付だったけど、訂正したら還付が3,000円だったとします。
3,000円入金されればいいのですが、タイミングが悪いと5,000円入金していまいます。
そうなると、2,000円納税する必要があります。
処理がややこしいので、税務署に確認した方がいいでしょう。
最初の申告が納税で、訂正が最初の申告よりも納税が減る場合
こちらは、上よりもややこしくないのです。
最初の申告が納税なので、その金額を払ってしまったかどうかにより、変わってきます。
例えば、最初の税額が5,000円だったとして、訂正したら3,000円だったとします。
5,000円払ってしまっていたら、2,000円戻って来るのを待てば良いです。
5,000円払っていなかったら、3,000円を払えばいいです。
最初の申告よりも還付が減る場合が、ややこしくなりますので、税務署に確認したほうがいいでしょう。
確定申告を間違っちゃった!って気づいたときの対応は?のまとめ
申告内容のまとめは、次のようになります。
確定申告の期限内に訂正 | 確定申告の期限後に訂正 | |
訂正してお金が戻る | 訂正申告 | 更正の請求 |
訂正してお金を払う | 訂正申告 | 修正申告 |
申告方法のまとめは、次のようになります。
確定申告の期限内 | 確定申告の期限後 | |
e-Taxで申告 | e-Taxでやるのが簡単 | e-Taxでも書類でも |
書類で申告 | 書類でやるのが簡単 | e-Taxでも書類でも |
編集後記(2112)
久しぶりにラーメン屋に入りました。
オススメのものを中盛りにして注文しましたが、今の私の限界を知ることができるくらい、お腹いっぱいになりました。
ラーメンは、美味しかったです。
55日記(2442)
ママがダイエットするというので、布団の上での運動におつきあいしていました。
体が軽いからか、簡単そうに見えましたが、ママは苦しそうでした。
66日記(1669)
「お医者さん行こう」というと、「なにもしない?」と聞いてきます。
お医者さんて、何歳になってもイヤなんですね。