この記事は、会社が絶好調の黒字になったときに、やっておくべきこと3つを解説しています。
「会社は、利益出ているけど、なにかやっておくべきことってあるのかな?」と悩んでいませんか。
会社に利益が出ているときに、やっておくべきことはあります。
1つめは、節税しないことです。
節税すると、融資の可能性が減ってしまうからです。
2つめは、融資を受け続けることです。
会社が好調なら、「借りてくれ」という話もあるでしょう。
銀行から「借りてくれ」と言われたら、積極的に借りましょう。
もちろん、繰り上げ返済なんて、してはいけません。
3つめは、プロパー融資を受けることです。
会社の調子がいいなら、プロパー融資を受けて、保証協会付き融資を受けることは、なるべくやめましょう。
プロパー融資の受け方は、「プロパー融資が受けたい」と銀行に言うことです。
この記事には、次の3つのことが書いてあります。
・絶好調の黒字なら節税するな
・絶好調の黒字なら融資を受け続けろ
・絶好調の黒字ならプロパー融資を受けろ
となります。
この記事を読んで、会社が絶好調のときにやっておくべきことを確認しましょう。
絶好調の黒字なら節税するな
会社が絶好調の黒字の時にやっておくべきことの1つに、「節税をしない」ということがあります。
その理由は、節税をしてしまうと、銀行融資の可能性が減ってしまうからです。
銀行融資というのは、(税引き後利益+減価償却費)×10まで借りることができます。
そのため、節税をしてしまうと、銀行融資の可能性を減らしてしまうことになるので、過度な節税はしてはいけないのです。
利益と税金は、切っても切れない関係にありますので、税金を減らそうとすると利益を減らさなければなりません。
利益を減らしてしまうと、銀行から融資を受けられる可能性が減ってしまうので、節税は控えめにしましょう。
もちろん、ある程度の節税は必要です。
ここで問題としているのは、過剰な節税のことで、無理に利益を減らすということはやめましょう。
銀行融資の可能性について具体的にお話しすると、(税引き後利益+減価償却費)×10までが銀行融資の上限の目安となります。
例えば1,000万円の利益があって減価償却がなかった場合は、1億円の融資可能性があるということです。
でも、その利益を500万円に減らした場合は、5,000万円が上限になってしまいます。
「5,000万円も借りられれば十分だろう」と思うかもしれません。
しかし、その可能性を減らしたことにより、後で後悔するかもしれません。
今の時代、何が起こるかわからない不測の事態が起こる可能性があります。
その時のために、税金を払って利益を出しておくということは、銀行融資の可能性を確保するということなのです。
税金は銀行融資を受けるために必要なコストだと考えるべきでしょう。
絶好調の黒字だから、何も考えなくていいということではありません。
絶好調の黒字の時にこそ、利益を出して税金を払い、銀行融資のことも考えておきましょう。
絶好調の黒字なら融資を受け続けろ
会社が絶好調の黒字の時は、銀行から「借りませんか」という話があるでしょう。
その場合は借りておくべきです。
その理由は、借りられる時に借りるべきであり、借りられない時には借りられないからです。
後で「貸してくれ」と言っても借りられないということはよくあります。
そのため、借りられる時に借りるというのがベストなのです。
会社が絶好調の時は利益が出ますので、銀行融資を受ける必要がないと思うかもしれません。
しかし、それでも銀行融資は受けておくべきなのです。
銀行融資は、後からは借りられないということを覚えておいてください。
「借りてくれませんか」とセールスに来た時に断って、会社がピンチになったから「貸してくれ」と言っても、銀行は簡単には貸してくれなくなってしまいます。
そのため、銀行から「借りてくれ」とセールスが来た時は、なるべく銀行融資を受けるのがいいでしょう。
ちょっと話は変わりますが、絶好調の時にやってはいけないことがあります。
それは繰り上げ返済です。
会社の調子がいい時はお金があるので、繰り上げ返済をしようと思う社長が多いです。
もちろん、繰り上げ返済をすれば、借金がなくなって楽になるということはあります。
でも、デメリットもあります。
そのデメリットは、まず多額のお金が出ていくということです。
多額のお金が手元から出てしまうと、それを貯めるのにまた大変です。
繰り上げ返済をした後に何か起こって「お金ないから貸して」と言っても、銀行は預金が少なくなってしまえば貸してくれない可能性も出てきます。
2つ目のデメリットは、銀行との関係が途切れることです。
繰り上げ返済して、銀行融資がなくなると、銀行との関係が途切れてしまいます。
次に銀行融資を受けようと思っても、関係が切れてしまえば、関係構築に時間がかかってしまいます。
会社が絶好調の黒字の時も、銀行融資を受け続けましょう。
そして、繰り上げ返済は、やめておきましょう。
絶好調の黒字ならプロパー融資を受けろ
会社が絶好調の黒字の時はプロパー融資を受けましょう。
その理由は、絶好調の黒字の時はプロパー融資を受けやすいからです。
ただし、プロパー融資は銀行から「プロパー融資を受けませんか」と言われることはあまりありません。
そのため、自分からプロパー融資を受けたいと言いましょう。
銀行融資には、保証協会付き融資とプロパー融資の2つの形があります。
保証協会付き融資は、保証協会の保証がついた融資で、比較的借りやすい融資です。
会社が絶好調で利益が出ている時は、比較的借りやすい融資=保証協会付き融資を受ける必要はありません。
銀行は、何も言わないと保証協会付き融資をすすめてきます。
保証協会付き融資をすすめる理由は、保証協会付き融資は保証協会の保証がつくため、銀行のリスクが少ないのです。
銀行は、リスクを取らずに融資をすることが、できるということです。
でも、会社が絶好調な場合なら、保証協会付き融資はやめておいて、プロパー融資を受けるべきなのです。
プロパー融資というのは、保証協会の保証がない融資のことで、銀行がリスクを負ってしてくれる融資となります。
プロパー融資を受けて、保証協会付き融資の枠を残しておくのが、絶好調で黒字の時の銀行融資のセオリーとなります。
では、プロパー融資を受けようと思った時、どうやってプロパー融資を受けたらいいのでしょうか?
プロパー融資を受けるには、銀行に「プロパー融資を受けたい」と伝えることです。
銀行は、リスクがある融資をやりたくないので、プロパー融資をすすめてこない可能性が高いのです。
自分から「プロパー融資を受けたい」と言いましょう。
絶好調の黒字の時は、保証協会付き融資を減らす行動をしましょう。
会社が黙っていると、保証協会付き融資になってしまいます。
保証協会付き融資はピンチになった時に使うべきなのです。
黒字で安心するな!絶好調の黒字の時にやるべき3つの銀行戦略のまとめ
絶好調の黒字のときは、安心しがちですが、銀行融資を受けてお金を増やしていきましょう。
・絶好調の黒字なら節税するな
・絶好調の黒字なら融資を受け続けろ
・絶好調の黒字ならプロパー融資を受けろ
・銀行融資や資金繰りの勉強をしたい方⇒社長・個人事業主のための銀行融資・資金繰り入門セミナー
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編集後記(2512)
昨日は、新規の方の確定申告をやりました。
AI使えたらな・・・と思う場面も多いので、契約してみようかと思います。
55日記(2842)
最近は、YouTubeを卒業して、TikTokを見ています。
どんどんと、変わっていきますね。
66日記(2069)
デザートに出したイチゴについて、「なんでイチゴが1つなの?」と言っていました。
大人の事情だからです。

