資金繰りを良くするには、借り続けて返し続けること

この記事は、「資金繰りを良くするには、借り続けて返し続けること」ということを解説しています。

 

「資金繰りを良くしたいんだけど、どうしたらいいの?」と悩んでいませんか。

資金繰りを良くしたいなら、お金を借りることです。

そして、借りたら借り続ける必要があって、返し続ける必要があるのです。

 

この記事には、次のことが書いてあります。

・銀行融資を返し続ければお金は減る

・銀行融資はお金が減る前に借りる

・もっと資金繰りをラクにする

  

この記事を読んで、資金繰りを良くする方法を、確認していきましょう。

目次

銀行融資を返し続ければお金は減る

銀行融資を返済し続ければ、当然ながら手元のお金は減っていきます。

例えば、1,200万円の融資を受けて、毎月20万円ずつ返済していくとします。

 

最初は1,200万円が手元にあるので余裕があります。

しかし毎月20万円が出ていくわけですから、1年後には240万円、2年後には480万円と、じわじわとお金が減っていきます。

 

融資を受けた直後は、お金があって良いのですが、時間が過ぎていくとお金はどんどん減っていき、その分だけ経営が苦しくなっていきます。

会社の事業運営に1,200万円が必要だとして、その分を銀行融資で調達したとします。

 

最初の時点では確かに問題ありません。

でも、翌月から返済が始まると、毎月お金が減っていき、じわじわと「お金がない」という状況になっていきます。

 

最初はお金があるから良いのですが、返済によって少しずつお金が削られていく。

それだけのことなのですが、これが資金繰り悪化の原因なのです。

 

一度借りてそのまま返済するだけでは、お金はどんどん減って会社は苦しくなっていく一方です。

つまり、借り続けることをしなければ、会社は逆に苦しくなっていくのです。

銀行融資はお金が減る前に借りる

銀行融資は、お金が減ってからではなく、減る前に借りるべきです。

お金が減る前に次の融資を受けておくことで、「お金が苦しい」という状況を避けることができます。

 

「全額返済してから、また借りに行けばいい」と考える方もいるかもしれませんが、それでは遅すぎるのです。

完済するころには会社が苦しくなってしまいます。

 

その前に動く必要があります。

先ほどの1,200万円を借りた会社の例で言えば、残高が800万円程度になった時点で、折り返し融資を申し込みましょう。

折り返し融資とは、新たに融資を受けて、その資金で既存の借入残高を返済するという手法です。

 

具体的には、残高800万円のタイミングで新たに1,200万円を借り、800万円を返済すれば、手元に400万円が残ります。

この400万円は今まで返済してきた分が手元に戻ってきたことになるので、最初に1,200万円を借りた状態と実質的に同じ状況になります。

 

会社の運営に1,200万円が必要であれば、このサイクルを維持することで「苦しい」という状態を避けることができます。

融資を受けてお金があった状態が、返済とともに苦しくなっていくのであれば、苦しくなる前に次の手を打たなければなりません。

返済するからこそ、借り続ける必要があるのです。

もっと資金繰りをラクにする

折り返し融資で同じ金額を維持するというのが基本の考え方ですが、それだけでは十分ではありません。

会社の業績が伸びれば、必要な資金量も増えていくからです。

 

多くのビジネスは、支払いが先行して入金が後になります。

売上が上がれば上がるほど、先に出ていくお金も増えて、入金はその後になります。

 

つまり、業績が好調なほど資金繰りは一時的に苦しくなりやすいのです。

そのことを踏まえると、折り返しで同額を維持するのではなく、借入金額そのものを増やしておくことが、資金繰りをさらに楽にするための戦略となります。

 

重要なのは、会社の業績が良いうちに借りておくことです。

業績が良ければ銀行は融資してくれます。

 

たとえすぐには使わないお金であっても、借りられる時に借りておくべきです。

そのメリットは、銀行との取引実績を積み上げ、融資の上限を引き上げておけることにあります。

 

例えば、これまで1,200万円の融資実績がある会社が、さらに800万円の融資を受けられたとします。

そうすると2,000万円の借入実績ができ、何かあった際には2,000万円まで対応できるという信用が生まれます。

 

上限を引き上げておくことで、いざというときの選択肢が広がるのです。

また、手元にお金があれば、事業が好調なときも、ピンチのときも、どちらにも対応できます。

 

よくある誤解として「お金が足りなくなったときに借りる」という発想がありますが、それは逆です。

お金があるうちに借りる、これが正解です。

 

苦しくなってからでは銀行も貸してくれませんし、手元のお金はどんどん減っていくだけです。

お金があるうちに、次の手を打っておきましょう。

資金繰りを良くするには、借り続けて返し続けることのまとめ

資金繰りを良くするには、借り続けて、返し続けることです。

借り続けるというのは、苦しいことですが、続けていきましょう。

 

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編集後記(2532)

止まってしまっていた、仕事をやりました。

大変だったことを、思い出しました。

 

55日記(2862)

ちょっとズレたひな祭りで、ちらし寿司を食べました。

最近ではめずらしく、お刺身に手を出していました。

 

66日記(2089)

プールに行きましたが、最近はプールの話がありませんね。

前は、「もぐれた!」とか、言ってくれたんですけどね。

 

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