資金繰り表の作成と月次処理の早期化を目的としたモニタリング強化型特別保証制度

令和8年3月16日から開始される「モニタリング強化型特別保証制度」について、解説していきます。

 

モニタリング強化型特別保証制度ってなんだ?と思っていませんか。

ざっくりと説明すると、保証料を半額負担してくれる、制度です。

 

モニタリングっていうのが気になりますよね。

金融機関や保証協会に報告が必要な制度です。

 

この制度のメリットは、保証料だけではありません。

資金繰り表の作成や月次処理の早期化が、できるようになるのです。

 

このモニタリング強化型特別保証制度を利用して、しっかりとした月次処理をしていきましょう。

※この記事は、中小企業庁のモニタリング強化型特別保証制度を参考にして、作成しています。

目次

モニタリング強化型特別保証制度とは?

モニタリング強化型特別保証制度とは、ざっくりと説明すると

・中小企業が専門家(税理士等)といっしょに毎月の経営状況(財務状況と資金繰り状況)をチェックすることを条件に、保証協会の保証料の補助を受けられる資金調達制度

となります。

 

モニタリング強化型特別保障制度の目的は、社長と税理士等が一緒に会社の経営状況やお金の流れを確認する習慣を身につけることが、最大の目的です。

そして、その内容を金融機関や保証協会に報告するので、モニタリング(見られている)という言葉が、使われているのです。

 

内容と目的はこんな感じですが、実際にどんな制度なのかを確認していきます。

モニタリング強化型特別保障制度の主な内容

モニタリング強化型特別保障制度の主な内容

・保証限度額 2億8,000万円

・保証の補助

 保証料の50%を補助

・保証率

 0.45%~1.9%

・金利

 各金融機関が決める

・保証割合

 保証協会が80%を保証 金融機関が20%を保証

・保証期間

 10年以内

・保証対象の融資

 運転資金、設備資金、運転設備資金

・担保 保証人

 法人の場合は、法人代表者以外の連帯保証人は原則不要

 完全な無担保・無保証ではありません

・期限

 2026年3月~2029年3月まで

内容は、こんな感じとなります。

モニタリング強化型特別補償制度ってなにしたいの?

モニタリング強化型特別補償制度がやりたいことは、会社の経営状況の変化をあらかじめ把握することです。

そして、会社の月次処理で財務状況などを確認することで、経営の変化の流れを早めに確認することができるようになって、財務状況や資金繰りを安定させるものとなります。

 

こんなふうに書きましたが、月次処理をしっかりやって、資金繰りなどの危険を早めに察知しようというものです。

会社と専門家(税理士等)で作る資料に月次管理表というのがあります。

 

この月次管理表には、資金繰り表がついています。

つまり、資金繰り表を作れということです。

 

今まで作ったことがない会社でも、資金繰り表を作る必要があることになります。

資金繰り表を作って管理しろというメッセージですよね。

この機会に資金繰り表を作って、もっと資金繰りを気にしなきゃいけないってことですね。

 

さらに、月次管理表には、今後の見通しという欄もあります。

月次管理表に資金繰りと今後の見通しを書くことになれば、それだけで「これからどうする?」や「これからどうなる?」を話し合わなければいけなくなります。

 

行き当たりばったりの経営をやめて、もっと先を見る経営を目指してほしいというものでしょう。

お金がなくなったから、融資を受けるのではなくて、お金がなくなりそうだから、融資を受けるということです。

 

さらに、月次処理は、原則として翌月までに行うとなっています。

たとえば、2026年3月分は、2026年4月末までに、月次管理表を作らなければいけないのです。

 

たぶん、月次処理が遅い会社が多いため、経営状況の変化を早く確認するには、翌月やった方がいいから、原則として翌月にしたんじゃなかいと思います。

中小企業の経理では、試算表が翌月には出てこなくて、資金繰り表もないことも多いです。

 

だから、融資の保証協会の保証料を有利にすることで、月次処理を向上させる狙いがあるのです。

もし、この融資を受けたいというのであれば、経理のやり方を変えていく必要もでてくるでしょう。

 

でも、ここで変えることができれば、会社の月次処理も大きく変わっていくはずです。

この補償制度をチャンスと思って、資金繰り表をつくり、月次処理の早期化を目指してみませんか?

資金繰り表の作成と月次処理の早期かを目的としたモニタリング強化型特別保証制度のまとめ

モニタリング強化型特別保証制度について確認しました。

メッセージとしては、月次処理を行って、資金繰り表をつくり、翌月中には処理をして、経営に活かして行こうというものです。

編集後記(2543)

WBC負けてしまいましたね。

次の大きいスポーツイベントは、W杯でしょう。

サッカー日本代表には、頑張ってほしいです。

55日記(2873)

私が、りゅうじのやけくそティラミスを作ったのですが、美味しいといって食べてくれました。

喜んで食べてくれると、うれしいもんですね。

 

66日記(2100)

姉妹二人ように買ったものを、1人で使いたいと言っていました。

「自分だけで使うなら、こづかいからお金だせば」といったのですが、こづかいも減らしたくないとのこと。

なかなか、難しいですね。

 

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