確定申告を行うときに、消費税の計算もすると思います。
確定申告での消費税の注意点は、
・1年分の消費税を計算する
・2割特例使う場合は、2年前の売上を確認する
・車両の売却や他の所得も計算する
となります。
この記事を読んで、確定申告の消費税について確認してみましょう。
確定申告での消費税の注意点とは?
確定申告での消費税の注意点は、
・1年分の消費税を計算する
・2割特例使う場合は、2年前の売上を確認する
・車両の売却や他の所得も計算する
各項目について、確認していきます。
1年分の消費税を計算する
消費税は、1年分を計算しましょう。
当たり前のことを書いていますが、なんでこんなことを書いているのかというと、去年は3か月分だったからです。
インボイス制度が始まって、3か月で確定申告となりました。
ちょっと変則的な感じだったのですが、覚えているでしょうか?
そのままの感じでやってしまうと、大ケガをしてしまいます。
まずは、1年分を計算することを、確認しましょう。
あと、1年分の納税が必要となります。
消費税は、簡易課税や2割特例を選択すると、利益に関係なく税金が発生します。
利益出ていないのに、なんで納税?と思うこともあるでしょう。
利益が関係するのは所得税だけで、消費税の簡易課税や2割特例は、利益は関係ありません。
今年から納税額が増えますので、お金の予定も確認しておきましょう。
2割特例は、2年前の売上を確認する
2割特例を、今回も使うと思っている方が多いでしょう。
でも、2割特例を計算する前に、ちょっとだけ立ち止まって見てください。
全員が、2割特例を使えるわけではありません。
2割特例は、消費税の納税がないのに、インボイス制度で消費税の納税が発生した場合に、使うことができる制度です。
2年前の消費税のかかる売上が、1,000万円を超えている場合は、今回は使えません。
必ずこの部分を確認しておきましょう。
そうしないと、消費税の計算をやり直しする必要が、出てしまいます。
2割特例は、去年使えたから今年も使えるわけではないので、確認を怠らないようにしましょう。
車両の売却や他の所得も計算する
消費税の計算で良く忘れるのが、車両の売却です。
車両を売却したときは、消費税の計算に含める必要があります。
車両の売却の他に、車両を下取りしたときも、車両の売却と同じように消費税の計算に含める必要があります。
下取りって売却じゃないと思う方も多いのですが、下取りは売却になります。
車両を売って、そのお金を新しく買う車の支払いにして、支払いを少なくしているだけです。
下取りというのは、古い車を売って新しいクルマを買っているのを、1度にやっているだけなんです。
あと、他の所得も計算するというのは、消費税は事業所得だけ目が行きがちです。
不動産所得で事務所などを貸している場合は、事務所の家賃収入も消費税の計算に含める必要があります。
消費税は、事業所得だけでなく、他の所得でも計算に含める場合があるので、気をつけましょう。
確定申告での消費税の注意点とは?のまとめ
消費税の計算は、むずかしいです。
もし迷ったら、税務署に聞くか、近くの専門家に確認しましょう。
編集後記(2138)
ちょっと走ったんですが、筋肉痛でした。
これから、上がってきそうです。
55日記(2468)
前歯が1本抜けているのですが、もう1本抜けそうです。
66日記(1695)
神経衰弱をやっていたのですが、最後に3枚残るというなぞの神経衰弱でした。
どこかで、間違ってしまったのでしょう。