銀行融資を受けられる可能性ってあるの?と悩んでいませんか。
銀行融資を受けられるかの可能性は、次の3つの数字を確認しましょう。
・税引き後利益+減価償却費>0
・借入金残高÷(税引き後利益+減価償却費)<10
・純資産がプラスなのか?
この3つの数字を確認して、問題がなければ、銀行融資を受けられる可能性があります。
この記事を読んで、銀行融資の可能性を確認しましょう。
銀行融資を受ける可能性を確認する3つの数字
銀行融資を受けられるのか?と思ったら確認したい3つの数字は、
・税引き後利益+減価償却費>0
・借入金残高÷(税引き後利益+減価償却費)<10
・純資産がプラスなのか?
となります。
各項目について、確認していきます。
税引き後利益+減価償却費>0
税引き後利益+減価償却費がなにを表しているのかというと、使えるお金です。
使えるお金が多ければ、借入の返済にも使えるということになります。
税引き後利益+減価償却費は、フリーキャッシュフローともいいます。
この算式の数字が大きければ大きいほど、使えるお金があるということになります。
つまり、税引き後利益+減価償却費は、返済の可能性を確認するためです。
税引き後利益ですから、必要な経費を引いていますので、将来お金になる予定の金額となります。
そして、減価償却費は、支出のない費用となりますので、お金は出ていきません。
1期だけでは判断できませんので、2期~3期の平均となりますが、借入限度額の目安とはなります。
借入金残高÷(税引き後利益+減価償却費)<10
借入金残高÷(税引き後利益+減価償却費)<10が表しているのは、10年以内に返済が可能かどうかです。
もし借入金残高÷(税引き後利益+減価償却費)が10より下の場合は、まだ借入ができるということになります。
借入金残高÷(税引き後利益+減価償却費)は、何年で今の借入金の返済ができるかどうかを確認するためのものです。
例えば、借入金の残高が2,000万円で、(税引き後利益+減価償却費)が500万円だったとします。
2,000万円÷500万円=4となるため、4年で返済可能となります。
この4年という数字は10年未満なので、まだ銀行融資を受けられるということです。
この数字も1期だけで判断するものではないのですが、目安となりますので、ご確認ください。
純資産がプラスなのか?
純資産がプラスなのか?というのは、返済能力を確認するものです。
なぜ、純資産がプラスなのがいいのかというと、純資産は、総資産と総負債の差額となります。
総資産が総負債よりも大きいということは、負債の返済を求められたとしても、資産で払うことができるということになります。
この会社なら、お金を貸しても返済してくれそうだ、ということになるのです。
純資産がプラスになっていることは、銀行融資では重要となります。
銀行融資を受ける可能性を確認する3つの数字のまとめ
銀行融資を受けるための、セルフチェックのようなものです。
融資を申し込む前に、確認してみましょう。
編集後記(2190)
iPad Airのガラスフィルムを貼りました。
なかなか難しいですね。
まあ、壊れなければいいので、そんなに神経質にやってはいません。
55日記(2520)
iPad Airで、ちょっとお絵描きしました。
「どうやってやるの?」と言っていましたが、すぐに使えるようになっていました。
66日記(1747)
こちらも、iPad Airをちょっと触って、お絵描きしました。
「このいろがいい」と言って、いろんな色を選んでいました。