銀行融資が断られる理由は決算書が悪いだけなのか?他に3つもあるぞ

この記事は、銀行融資が断られる理由について、解説しています。

 

「決算書が悪いから融資が断られたんだろうな…」多くの社長がそう思い込んでいます。

たしかに、決算書は銀行審査の“8割”を占めると言われるほど重要ですが、決算書が悪くなくても融資が断られるケースがあるのです。

 

この記事では、

・決算書で銀行が見ている3つの重要ポイント 

・決算書以外で融資が断られる“意外な3つの理由” 

を、初心者社長でもわかるように整理して解説します。

目次

銀行融資が断られる理由は決算書が悪い

銀行融資が断られる理由は、決算書の内容が悪いことです。

その理由は、なんだかんだありますが、やっぱり銀行融資の審査では、決算書が重要視されています。

そのため、決算書の内容が悪かったら、銀行融資を断られる可能性は高いのです。

 

銀行融資の審査の大きいウエートを占める決算書ですが、「どこが悪かったら銀行融資を断られるのでしょうか?」と聞かれると、なかなか返事に難しいです。

そこで、どこを良くしたら銀行融資が受けやすくなるのかを確認しましょう。

 

銀行融資を受けやすくする決算書は、次の3つを良くすることです。

・税引き後利益+減価償却費>0

・借入金÷(税引き後利益+減価償却費)<10

・資産>負債

 

この3つに多く当てはまると、銀行融資を受けやすくなります。

そして、この3つをギリギリクリアするのではなくて、ラクラククリアするのがいいのです。

 

会社の決算書を見てみてください。

どうなっていますか?

 

もし、3つともクリアできているのであれば、銀行融資の可能性は高くなります。

決算書は、銀行融資の8割を占めているとも言われていますので、銀行融資を断られてしまった場合は、決算書に原因があるかもしれません。

 

まずは、会社の決算書を確認してみましょう。

銀行融資が断られる決算書以外の部分

銀行融資が断られる決算書以外の部分は、

・銀行融資の返済に遅れがある

・税金や社会保険料を滞納している

・社長の個人情報に問題がある

などがあります。

 

銀行は、決算書以外にも注目をしているのです。

銀行融資の返済に遅れがある

銀行融資の返済に遅れがあると、銀行融資は受けにくくなります。

その理由は、“お金をキチンと期限のとおりに返せないなら、もう貸すことはできない”ということです。 

 

銀行融資の返済が遅れていたり、遅れたことがあったりするのに、また追加で融資をしても、それが返ってくる保証ってないじゃないですか。

銀行も商売でお金を貸しています。

 

過去の融資に返済の問題があったら、銀行としても貸しにくいと感じますよね。

現時点で、銀行融資の返済が遅れている場合は、新規の融資はムリと考えましょう。

 

過去に遅れたことがある場合は、ある程度時間が過ぎれば、銀行融資を受けられる可能性があります。

税金や社会保険料を滞納している

税金や社会保険料を滞納していると、銀行融資は受けにくくなります。

その理由は、銀行は、期限のとおりに支払っているかを気にしています。

 

融資以外の支払いを期限のとおりに払えないなら、そのうち融資も払えなくなると思うからです。

銀行は、返済能力を見ているからです。

 

日本政策金融公庫は、国が100%出資する公的な金融機関となります。

つまり、税金を使って運営しているということになります。

 

税金を払っていない会社に、国の機関を使って、国のお金を使って融資をするのは、難しくなります。

そのため、税金や社会保険料を滞納すると、融資が受けられなくなるのです。

 

じゃあ、銀行ってどうやって、税金や社会保険料の滞納を確認しているのかと言うと、決算書を見たり、資料をお願いしたりしています。

決算書については、決算書の中に税金の滞納が書いてあれば、わかります。

 

たとえば、法人税の申告書の別表五(二)です。

ここには、税金関係のことが書いてありますので、ここを見るとわかります。

 

あとは、勘定科目内訳明細書です。

社会保険などは、未払金処理しているのであれば、ここに出てきます。

 

提出資料に、納税証明書を提出させて、確認する場合もあります。

社会保険については、通帳を提出させて、通帳の中身をみて、確認することもあるのです。

 

もし、税金や社会保険料を滞納しているのであれば、滞納を解消してから融資の申し込みをしましょう。

滞納が解消してからのほうが、融資を受ける確率は、上がってきます。

社長の個人情報に問題がある

社長の個人情報に問題があると、融資は受けにくくなります。

その理由は、中小企業の場合は、会社=社長なので、社長個人に問題があると、会社に問題がなくても、あとで問題が出てくるとおもうからです。

そのため、社長の個人情報に問題があると、銀行融資は受けにくくなるのです。

 

社長の個人情報に問題があるというのは、お金関係で問題があることです。

たとえば、社長が個人的にクレジットカードやローンの滞納をしたことがあり、ブラックリストに載ったことがあるということです。

 

個人で滞納しているということであれば、会社でも滞納するかもしれないと思うからですね。

他には、消費者金融からの借金やカードローンなどを利用していることになります。

 

社長の個人情報については、融資のたびに確認することはありません。

融資を受ける最初の時に、確認することが多いようです。

 

いつも確認することじゃないなら大丈夫と思わないで、いつも問題がないように注意をしておきましょう。

銀行融資を断られる理由は教えてくれるの?

銀行は、銀行融資を断る時に、ハッキリと理由を言ってくれるのでしょうか?

結論としては、ハッキリと言ってくれません。

 

大体の場合は、「総合的に判断して・・・」というような、ハッキリしない場合が多いです。

ハッキリ答えてしまうとなにが問題なのかというと、「〇〇の部分がダメだった」と言ってしまうと、〇〇の部分を直したら融資が受けられるということになってしまいます。

 

本当に、〇〇だけ問題だったらいいのですが、他にも問題があるのに、1つの部分だけ言ってしまうことはできませんよね。

あと、〇〇の部分を直しても、新しい問題が出てきているかもしれません。

 

つまり、「総合的に判断して・・・」と答えるしかないんですよね。

さらに、どこが問題なのかを言ってしまうと、銀行の審査の内容が分かってしまう場合もあるのです。

 

いろいろな観点から、銀行融資を断る理由を、ハッキリ言わないのです。

銀行融資が断られる理由は決算書が悪いだけなのか?他に3つもあるぞのまとめ

銀行融資が断られる理由は、決算書だけではありません。

もちろん、決算書は審査の“8割”を占めるほど重要ですが、それ以外にも返済遅れ・税金や社保の滞納・社長の個人情報がポイントとなります。

 

「決算書を整える」+「日常の管理を乱さない」  この2つを同時に進めることです。

決算書の3つの指標をラクラククリアし、税金・社保・返済をきちんと守り、社長自身の信用も磨いていく。

これができれば、銀行はあなたの会社を“安心して貸せる先”として見てくれます。

 

銀行融資のメニュー

・銀行融資や資金繰りの勉強をしたい方⇒社長・個人事業主のための銀行融資・資金繰り入門セミナー

・銀行融資や資金繰りの相談をしたい方⇒銀行融資・資金繰りのスポット相談サービス

・銀行融資・資金繰りのサポートを受けたい方⇒銀行融資サポートサービス

編集後記(2622)

月次処理などを中心にやりました。

あとは、銀行融資のベースを作ることをしました。

 

55日記(2952)

台風の影響で、学校が3時間目と4時間目だけになります。

お休みの可能性が高くなってきましたね。

 

66日記(2179)

台風なので、保育園もお休みの可能性が出てきました。

本人は、よくわかっていないみたいですけど。

 

  • URLをコピーしました!
目次