銀行融資で複数の銀行との取引をするテクニック5つ

複数の銀行との取引って、なんかテクニックとかあるの?と悩んでいませんか。

テクニックは、あります。

 

銀行融資では、複数の銀行との取引をするテクニックは、

・複数の銀行と取引するメリット

・取引銀行に序列をつくる

・預金と銀行融資のバランスを取る

・メインの銀行に売上を入金する

・メインの銀行の銀行融資を借り換えるのはダメ

となります。

 

この記事を読んで、複数の銀行と取引をしましょう。

目次

銀行融資で複数の銀行との取引をするテクニック

銀行融資では、複数の銀行との取引をするテクニックは、

・複数の銀行と取引するメリット

・取引銀行に序列をつくる

・預金と銀行融資のバランスを取る

・メインの銀行に売上を入金する

・メインの銀行の銀行融資を借り換えるのはダメ

となります。

 

各項目について、確認していきます。

複数の銀行と取引するメリット

複数の銀行と取引するには、メリットがあります。

メリットとは、

・1つの銀行がダメでも、別の銀行と取引できる

・利息を競わせることができる

・融資を引き出せることができる

となります。

 

各項目について、確認していきます。

1つの銀行がダメでも、別の銀行と取引できる

1つの銀行が銀行融資をダメと言っても、別の銀行との取引ができます。

1つの銀行との取引だけだと、ダメと言われてしまっては、そこで終わってしまいます。

 

他の銀行とも取引することにより、ダメと言われた場合に、お付き合いのある他の銀行に相談することができます。

銀行は、いきなり行って「貸して」と言っても、貸してくれることはありません。

 

銀行融資を受けるには、取引する時間が必要となります。

早めに複数の銀行と取引を行って、取引銀行が1つだけというのを、やめましょう。

利息を競わせることができる

複数の銀行との取引があると、利息を競わせることができます。

こちらから、仕掛ける必要はありません。

 

ただ「あっちの銀行は、利率が◯%でした」と報告するだけでいいのです。

他の銀行との取引は、決算書の勘定科目内訳明細書をみれば、わかってしまいます。

 

こちらから、融資の内容を報告するだけで、利息を競わせることができるのです。

交渉しようとして、過剰にやってしまうと、「貸さない」という話もでてきます。

 

貸すのは銀行で、借りるのは会社ということを忘れずに、サラッと伝えることにより、交渉を有利に勧めましょう。

融資を引き出せることができる

複数の銀行との取引があると、銀行にもメリットがあります。

それは、「あの銀行が融資しているなら安全だ」という考えです。

 

他の銀行が融資しているということは、他の銀行も安全だと考えていると思うのです。

複数の銀行と取引していると、融資を引き出せることができるのです。

 

複数の銀行との取引をすることにより、メリットがあります。

まずは、本店の近くの銀行と取引してみましょう。

取引銀行に序列をつくる

取引銀行に序列をつくりましょう。

なぜなら、複数の銀行と取引する場合は、メインバンクを作った方がいいからです。

 

メインバンクとは、ざっくりと言って、

・銀行融資残高が1番多い

・プロパー融資をしてくれる

・通帳の入金や出金などの動きが1番多い

となります。

 

メインバンクを作るメリットは、

・借入手続きがスムーズになる

・借入の条件が有利になりやすい

・ピンチのときに助けてくれる

というものがあります。

 

複数の銀行との取引でよくないのは、メインバンクに借入が集中していないことです。

複数の銀行との取引がある場合は、同じような金額を借りるのは、あまり良くありません。

 

たとえば、3つの銀行と取引しているのに、融資の残高が33%ずつになっている場合です。

これだと、横並びになってしまって、どこがメインバンクなのかわかりません。

 

他に、3つの銀行と取引しているのに、1つの銀行が90%で他の2つの銀行が5%ずつというのも、よくありません。

1つの銀行が多すぎると、1つの銀行としか取引していないのと、同じになってしまいます。

 

複数の銀行と取引する場合は、

・メインバンクが50%くらい

・第二位が30%くらい

にしておきましょう。

 

そうすると、メインバンクもはっきりして、第二位もありますので、順番に相談ができるようになります。

預金と銀行融資のバランスを取る

銀行は、銀行融資だけでなく預金の残高についても、確認しています。

そのため、預金と銀行融資の残高のバランスを取りましょう。

 

銀行融資の割合が、50%・30%・20%なら、預金の割合も同じ割合にするということです。

預金と銀行融資のバランスは、気になる銀行とそうでない銀行があるようです。

 

そのため、気になる銀行にだけ気を使いましょう。

預金というのは、入ったり出ていったりするので、ずっとあるわけではありませんので、なかなか難しいです。

 

銀行から預金と銀行融資の割合について話がきたら、実行するくらいでいいでしょう。

メインの銀行に売上を入金する

複数の銀行と取引すると、どの銀行に売上の入金をしたらいいの?となるでしょう。

メインバンクに、売上の入金を集中させましょう。

 

複数の銀行に入金すると、銀行はメリットがありますが、会社は管理が大変です。

複数の銀行に入金させるなら、メインと第二位に集中させましょう。

メインの銀行の銀行融資を借り換えるのはダメ

銀行融資を受けて、他行の銀行融資を返済するのは、やめましょう。

返済した銀行との取引は、なくなってしまいます。

 

もちろん、取引がなくなるのを覚悟しているならいいのですが、今後も継続したいなら借り換えはやめましょう。

銀行と取引していると「うちで融資しますので、A行の融資を全額返済しませんか?」という話がくることがあります。

 

こういう話が来たらどうしたらいいのでしょうか?

それは、A行に「他の銀行から、融資を全額しないかという話が来たのだけど、どうしたらいいの?」と聞いてみましょう。

 

他の銀行の提案を、メインバンクに話をすることにより、良い条件を引き出せたりします。

他の銀行との関係をオープンにすることにより、メインバンクとの信頼関係も築けます。

複数の銀行とは、なん行くらいがいいの? 

複数の銀行とあるけど、なん行くらいがいいの?の答えは、

・銀行融資3,000万円までは、2行以上

・銀行融資3,000万円から1億円までが、3行以上

となります。

 

ここで出てくる複数行というのは、資金調達に困ったから、銀行が増えてしまった結果とは違います。

資金調達にこまる前の正常な状態で、取引したい銀行となります。

 

あとは、銀行ではありませんが、日本政策金融公庫も追加して取引しておきたいです。

日本政策金融公庫は、会社の売上や融資残高に関係なく、ずっと取引して融資残高を0円にしないようにしましょう。

銀行融資で複数の銀行との取引をするテクニック5つのまとめ

複数の銀行との取引は、メリットがあります。

まだ1行しか取引がない場合は、会社の本店近くの銀行に行きましょう。

 

編集後記(2223)

昨日は、子どもたちと遊びに行きました。

公園と室内のボールプールに行きましたが、公園の方が楽しそうでした。

 

55日記(2553)

夕食のエビフライの準備を、手伝っていました。

イロイロなことに興味を持っています。

 

66日記(1780)

買い物から帰ると、お風呂に入る前だったのか、裸で玄関まで来ていました。

まだ、羞恥心というのは、ないようです。

 

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