この記事は、無借金経営のリスクについて、解説しています。
やっぱり無借金経営が1番良いんだよね?と悩んでいませんか。
無借金経営は良いのですが、リスクもあります。
無借金経営のリスクは、
・会社が倒産する可能性がある
・資金繰りに走る必要がある
・成長のチャンスを逃す
・銀行融資が受けにくくなる
となります。
会社が倒産する可能性があるというのは、無借金経営だと手持ち資金が少ないため、なにかあったら倒産してしまう可能性があります。
資金繰りに走る必要があるというのは、無借金経営だと手持ち資金が少ないため、資金繰りに走ってしまうと本業どころじゃなくなってしまうのです。
成長のチャンスを逃すとは、銀行融資を受けてお金を増やしておけば、チャンスの時に使えますということです。
銀行融資が受けにくくなるというのは、無借金経営を続けると、借りた返したという実績がないため、銀行融資を受けにくくなることがあります。
この記事を読んで、無借金経営経営のリスクを確認して、銀行融資を受けることを検討してみましょう。
会社が倒産する可能性がある
無借金経営のリスクは、会社が倒産する可能性があります。
その理由は、銀行融資を受けていないので、お金が足りなくなる可能性があるからです。
銀行融資は怖いと思って、いつまでも銀行融資を受けない社長がいます。
銀行融資は返済できなければ、怖いものです。
でも、本当に強のは、銀行融資ではなくて、お金がなくなるのが怖いのです。
テレビドラマとかで、「借金が返済できなくて倒産した」とかを見ると、借金が悪いように見えます。
銀行融資を受けると、銀行融資を受けた金額と、同じお金が入金されます。
そのお金を減らさなければ、銀行融資は怖くありません。
怖いのは、お金がなくなって返済できないことです。
たとえば、次の2つの会社のどちらが倒産の可能性があるでしょうか?
A社 | B社 | |
預金 | 100万円 | 1,000万円 |
借金 | 0万円 | 900万円 |
いろいろな意見があると思いますが、預金がある方が長く継続できそうな気がしませんか。
なにかあったと時のことを考えると、預金100万円では、すぐになくなってしまいます。
預金1,000万円なら、少しの間の時間を稼げます。
その時間で、なにか対処方を考えることができるのです。
無借金経営を目指すのは良いのですが、会社の預金が増えてからでも遅くはありません。
借金するくらいなら倒産を選ぶということでなければ、銀行融資を受けましょう。
銀行融資を受けて、手元資金を増やすことにより、倒産しない会社を目指していきましょう。
会社が安定してきたら、無借金経営を目指していくのが順番となります。
銀行融資を受けて、倒産しない会社を目指して行きましょう。
資金繰りに走る必要がある
無借金経営を目指すと、資金繰りに走る必要がある可能性があります。
その理由は、お金がなくなってしまうと、お金の心配ばかりする必要があるからです。
そのため、無借金経営を目指すのは、やめておきましょう。
会社のお金がなくなってしまい、会社のお金の心配が大きくなると、本業を頑張ることができなくなり、お金が入ってこない状況となるのです。
お金の心配が大きくなる⇒本業に力が入れられなくなる⇒売上が減る⇒入金が減る⇒さらに苦しくなるとなってしまいます。
お金がなくなることにより、判断もおかしくなっていくこともあるでしょう。
たとえば、一発逆転を狙ってしまうとかです。
借金をすることは、怖いことです。
でも、本業がおろそかになってしまえば、倒産への道をまっすぐ進むことにもなります。
本業を安定させるためにも、銀行融資を受けて、手元のお金を増やして安心経営を目指しましょう。
成長のチャンスを逃す
無借金経営を目指すと、成長のチャンスを逃してしまいます。
その理由は、お金があればチャンスをつかめたのに・・・ということが起こる可能性もあるからです。
そのため、銀行融資を受けて、手元資金を増やしておいた方が良いのです。
ヨーロッパに伝わることわざで、「チャンスの神様は前髪しかない」というのがあります。
これは、チャンスというのは、その時につかまなければ、後からつかまえることはできないという内容のものです。
チャンスをつかむためには、いつもお金を増やしておくことが必要です。
チャンスがあり、なにかやりたいとなった時に、まず必要になるのがお金です。
たとえば、店舗を経営していて、2店舗目を出店するとします。
良い物件があったので、その物件を押さえるには、お金が必要となるのです。
利益を積み上げてお金を増やす方法もありますが、それでは時間がかかってしまいます。
「物件が見つかってから、銀行融資を受ければいいじゃないか」と思うかもしれませんが、それでは遅い場合もありますし、銀行融資が受けられるかどうかもわかりません。
そのため、早めに銀行融資を受けて、お金は常に増やしておいた方が良いのです。
銀行融資を受けてお金を増やしておかないと、チャンスをつかむことができなくなりますので、銀行融資を受けてお金を増やしておきましょう。
銀行融資が受けにくくなる
無借金経営を目指すと、銀行融資が受けにくくなります。
その理由は、いままで銀行融資を受けていないので、銀行からヤバイ会社と思われる可能性があります。
そのため、銀行融資を早めに受けておきましょう。
銀行は、銀行融資を受けていない会社を警戒します。
銀行は、借りた返したなどの実績を重視するからです。
銀行は、銀行融資を受けていない会社を「決算書以外になんか問題あるかも?」や「他の銀行が貸していないのでヤバイ会社」と思うのです。
早めに銀行融資を受けることにより、実績をつくり、必要なときに銀行融資を受けられるようにしましょう。
借金ゼロなのに危険なの?無借金経営に隠れているリスクのまとめ
無借金経営を目指すのは、リスクがあります。
このリスクを考えた無借金経営を目指して行きましょう。
もし、無借金経営がヤバイと思ったら、銀行融資を早めに受けましょう。
編集後記(2335)
お客様が、先日の落雷で被害を受けてしまいました。
パソコン・インターネット・複合機がダメになったそうです。
地震対策もそうですが、落雷対策も必要ですね。
55日記(2665)
学童再開2日目ですが、まだ慣れないようで、早めに迎えに行きました。
学童に行くと、なんとかなっているような話はしてくれています。
66日記(1892)
保育園再開2日目ですが、以前と変化なしという感じでした。
元気に行って、元気に帰って来ています。