銀行融資と預金の割合は、適正な割合になっているの?

銀行融資と預金の割合って気にしたことは、ありますか?

銀行は、銀行融資と預金の割合を気にしています。 

 

銀行が気にしているなら、銀行融資と預金の割合を近づけるのが良いですね。

割合というのは、総額から、各銀行がどのくらいの割合があるかどうかです。

 

預金の割合が高いのに、銀行融資がまったくないとか、預金の割合がすくないのに、銀行融資の割合が高いとかになっていませんか?

そうなっていたら、割合の通りに預金を移していき、入金や出金の取引も移すとさらに良いです。

 

今回は、銀行融資と預金の割合は、適正な割合になっている?について、確認していきます。

目次

銀行融資と預金の割合は、適正な割合になっているの?

銀行融資と預金の関係は、気にしていますか?

社長は気にしないかもしれませんが、銀行は気にしています。

そのため、

・銀行と預金の割合を確認する

・銀行融資の割合の通りに預金を移す

ということを、確認していくのが良いと考えています。

 

各項目について、確認していきます。

預金と銀行融資の割合を見直す

預金と銀行融資の割合というのは、預金の総額に対してどのくらいが各銀行にあるかどうかの割合です。

その割合が、銀行融資の総額に対しての各銀行の割合と一致しているかどうかを確認しましょうというものです。

 

ちょっとわかりにくいので、数字で確認していきます。

たとえば、預金の総額が1,000万円あったとして、A銀行は300万円の残高だったとすると、預金の割合が300/1,000=30%となります。

 

預金の割合が30%になっているので、銀行融資の割合と一緒ですか?というものです。

もし、割合が近くなかったら、近づけて行きましょうというお話です。

 

預金と銀行融資の割合は、銀行でも気になることの1つです。

その理由は、銀行から見ると貸しているお金を返して欲しいので、貸している割合くらいのお金を入れていて欲しいと思っているからです。

もし、会社に問題があった時は、預金から返済を受けることができますので、ある程度の預金があることは銀行から見ると安心材料となります。

 

あとは、実質金利が高くなるということです。

実質金利というのは、

・実質金利=(借入利息△預金利息)÷(借入金残高△預金残高)

で計算できるものです。

 

この算式の意味するところは、実質はいくらで貸しているのか?ということです。

たとえば、借入の残高が1,000万円、借入金利3%、預金が400万円だとします(預金利息は0円とします)。

 

算式に当てはめると、

・実質金利=(1,000×3%△0円)÷(1,000万円△400万円)=5%

となり、実質金利は5%となります。

 

1,000万円を3%で貸していますが、預金があるため預金の分は貸していないのと同じになります。

1,000万円△400万円=600万円を貸しているということなんです。

銀行は、預金があるということは、実質金利が高くなるので、預金と銀行融資の割合が気になるのです。

 

銀行は、銀行融資をしている分の預金を欲しがります。

まずは、銀行融資と預金の割合を確認して、適正かどうかを確認しましょう。

銀行融資の割合の通りに預金を移す

銀行は、預金と銀行融資の割合について、気になっているお話をしました。

では、会社としてはどうしたらいいのかというと、気になるなら割合のとおりにしてしまいましょうということです。

 

でも、預金の割合に合わせると、銀行融資を受けたり、返済しなければいけないのです。

そこで、銀行融資の割合に合わせるのが、早いし簡単となります。

やることは、銀行融資の割合を確認して、その割合に預金を近づけていきます。

 

もし、お金は動かせないけど、銀行融資を考えているという場合は、日本政策金融公庫を使ってみましょう。

日本政策金融公庫は、融資のお金は、どこかの銀行に入金しなければいけません。

日本政策金融公庫のお金を使って、バランスを取ることも考えてみましょう。

 

銀行融資の割合と預金の割合が近くなったら、取引の割合にも手をつけましょう。

取引の割合も?となるのですが、そこまでやると良いのです。

 

本来は、入金と出金を動かしたいところですが、入金を動かすと取引先にお願いが出てきてしまいます。

そこで、入金は後で考えるとして、出金だけでも動かしましょう。

 

その理由は、銀行は、取引があると手数料が稼げるからです。

手数料収入も、銀行の本業の1つですから、その割合まで動かせればベストとなります。

 

会社では、借入の返済だけの銀行と、入金や出金をしているけど銀行融資がないという銀行はありませんか?

それだと、銀行は不満に思います。

 

もし、社長個人の預金も、銀行融資をうけていない銀行に預けている場合は、会社が銀行融資を受けている会社に変更しましょう。

銀行は、会社と社長は1つと思っているからです。

 

銀行融資にデメリットも生じますので、預金と銀行融資の割合は、近づけていきましょう。

できれば、入金や出金の取引を移すことも考えましょう。

個人の預金も銀行融資を受けている銀行に動かうすのも、1つの手です。

銀行融資と預金の割合は、適正な割合になっているの?のまとめ

銀行融資と預金の関係は、同じような割合にしましょう。

銀行融資の割合が50%なら、預金の割合も近づけて行くのがベターです。

 

編集後記(2280)

税務ソフトをJDLから達人へ変更しましたが、なんとかやっています。

達人って4月31日でも平気のようなので、気をつけたいです。

というか、なんとかならんのかいな。

 

55日記(2610)

算数の引き算の勉強をしましたが、まったくできませんでした。

あとでわかったのですが、学校では習っていなかったようです。

そりゃ、できるわけないよね。

 

66日記(1837)

食事の時に、自分の分だけ“おかず”を何個か確保します。

家の人はやらないのですが、あれは本能なんでしょうか?

 

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