銀行融資で決算書は、どこから確認するの?と悩んでいませんか。
銀行融資では、純資産の部を確認して、資産の部へいきます。
純資産の部を確認するのは、債務超過になっていないかを確認するためです。
資産の部を確認するのは、粉飾決算をしていないかです。
この記事を読んで、銀行融資で決算書は、どこから確認するのかを確認しましょう。
銀行融資で決算書の貸借対照表は、どこから確認するの?
銀行融資では、貸借対照表右下の純資産の部から確認していきます。
その理由は、債務超過がないかどうかを確認するためです。
銀行員は決算書の純資産の部が債務超過になっている場合は、「ちょっと、融資を受けることはできません」と言うでしょう。
そのくらい、貸借対照表の純資産の部は、重要となります。
なぜ、純資産の部が債務超過ではダメなのかというと、債務超過になっている会社は、理論的には破綻しているということです。
貸借対照表を作った時点で、会社の財産を現金化しても、債務を全部払えない状況ということなのです。
純資産の部が債務超過になれば、貸したお金が返済されないということを意味します。
そのため、銀行融資では純資産の部が、債務超過かどうかが重視されるのです。
銀行融資では、純資産の部が債務超過になっていないことを確認して、他の部分を見ていきます。
貸借対照表の資産の部を確認する
純資産の部を確認したら、資産の部を確認します。
その理由は、粉飾決算じゃないかどうかです。
資産の部は、純資産の部の逆側にあります。
簿記は、資産の部と負債の部と純資産の部の合計が、一緒にならなければいけません。
資産を増やすと、いっしょに純資産の部も増えるのです。
資産の部と純資産の部はつながっているため、資産の部を確認して粉飾決算がないかどうかを確認します。
もし、資産の部に粉飾があると、粉飾の分だけ資産を減らす訂正をします。
資産と純資産の部はつながっているため、純資産の部の同じ金額を減らす訂正をします。
資産の部を確認することは、粉飾決算かどうかを確認するのです。
資産の部でも特に大切な流動資産
資産の部でも、特に大切なのが流動資産です。
その理由は、粉飾決算が疑われるのは、流動資産にある勘定科目だからです。
流動資産で粉飾するのは、相手勘定が損益勘定となり、損益は純資産とつながっています。
たとえば、売掛金を増やすと売上が増えます、棚卸資産を増やせば、売上原価が下がるのです。
粉飾する場合は、利益が増えるか経費が減るという操作方法となります。
操作に使うのは、だいたいが流動資産となります。
固定資産は、粉飾決算については、向いていません。
減価償却費を計上しないくらいでしょう。
銀行融資で決算書の貸借対照表は、どこから確認するの?のまとめ
銀行融資では、決算書は純資産の部から、確認をします。
債務超過かどうかを確認するためです。
そして、資産の部を確認していきます。
編集後記(2132)
お客様のところで、カギを持って出るのを忘れたことに気づきました。
最終的には、奥さんにカギを借りました。
出かけるときに、いつもと違う感じになってしまったのが、原因です。
55日記(2462)
家族でトランプをやりました。
7並べも人数が増えると、楽しいですね。
66日記(1689)
お泊りしたことを、保育園の先生にお話したそうです。
なんとも、めずらしいですね。
USJに行ったことも、話さなかったみたいですけど。