インボイス制度が10月1日に始まるけど、登録番号がない!と悩んでしませんか。
登録申請中なら、インボイス制度の対応をしておいて、後から処理する方法があります。
- インボイス制度を登録中ということを伝える
- インボイス制度を登録中の請求書の対応3つ
- インボイス制度の対応が遅れた小売業の場合
この記事では、インボイス制度の登録中で登録番号ない場合の対応策について解説しています。
You Tubeでも解説をしております。
インボイス制度で10月1日に登録番号ないことを伝える
インボイス制度で10月1日に番号ない場合は、取引先に伝えましょう。
なぜなら、取引先は、あなたが登録しているかどうかに、非常に興味をもっています。
それは、
- 登録しているのか?
- 登録していないのか?
で、対応が変わってくるからです。
登録しているのであれば、インボイス制度の対応で仕訳処理を行います。
そして、登録していないのであれば、インボイス制度に対応していない仕訳処理を行うのです。
そのため、インボイス制度に対応しているか?していないか?は、取引先の経理処理などの対応に影響を及ぼします。
登録中なのか登録中でないのかははっきりさせましょう。
インボイス制度を登録中の請求書対応3つ
上でも書きましたが、インボイス制度の登録中で10月1日を迎えた場合は、「登録中」ということを取引先に伝えましょう。
そして、次に考えるのが、請求書です。
インボイス制度を登録中の場合の請求書の対応方法は3つあります
それは、
- 請求書を発行しておいて、後で差し替える
- 請求書を発行して、番号を書類やメールで通知する
- 番号がきたら、請求書を発行する
となります。
各項目について、確認していきましょう。
請求書を発行しておいて、後で差し替える
請求書を発行しておいて、後で差し替えるという方法が、1番ていねいです。
なぜなら、請求書をもらった取引先は、請求書のみを差し替えることで終了するからです。
最初にインボイス制度に対応している請求書をつくっておいて、登録番号のみを空欄又は登録中にしておきます。
登録番号がわかった時点で、登録番号を記入し請求書を発行し、前の請求書を捨ててもらうことを依頼します。
登録番号がわかった時点で、メールなどで番号を送っておいて、「請求書は後で差し替えます」と入れておくと、ていねいです。
請求書を発行して、番号を書類やメールで通知する
次は、請求書を発行しておいて、登録番号を書類やメールで通知する方法です。
上の方法よりも、ちょっとだけ手を抜いている感じがしますが、それでも問題はありません。
インボイス制度に対応した請求書を発行しておいて、登録番号のところは空欄又は申請中としておきます。
そして、登録番号がわかった時点で、書類やメールで送ります。
書類が2つ取引先にいかないので、やり方としてはスマートな感じがしますので、このやり方が1番かとかんがえます。
上の場合は、差し替えという作業が取引先にでてきます。
差し替えすると混乱する可能性がありますので、登録番号をメールで送る方法が1番混乱を招かないです。
番号がきたら、請求書を発行する
最後に登録番号がきたら、請求書を発行する方法ですが、これはオススメできません。
なぜなら、登録番号がいつくるのかわからないからです。
国税庁のホームページには、下のように書いています。
9月はじめに申請をすれば、10月はじめに登録できそうです。
でも、約1か月とありますが、いつ登録したという知らせがくるのかは、わかりません。
登録番号のない期間中は、請求書をずっと取引先に提出しないというのは、問題だと考えます。
インボイス制度の対応で、取引先の印象も変わります。
ていねいな対応を目指したいですね。
インボイス制度の対応が遅れた小売業の場合
インボイス制度の対応が小売業でも、対応しなければいけません。
その方法は、店頭やホームページでお知らせする方法です。
小売業の場合は、請求書というよりも、領収書に問題がでてきます。
領収書がインボイス制度に対応しているかどうかです。
インボイスの登録をしているけど、まだ登録番号がわからない場合は、登録番号を申請中ですと店頭やホームページでお知らせしておきます。
そして、登録番号がわかったら、登録番号を発表して、「こちらを印刷して領収書と保管してください」とします。
ホームページを業者に依頼している方は、早めに手を打ちましょう。
インボイス制度で10月1日に登録番号ないからやること3つのまとめ
登録中であれば、やることは限られてきます。
- 登録中と伝える
- 請求書の対応をする
- 小売業の場合は領収書の対応をする
となります。
取引先に迷惑がかからないように、早めに動きましょう。
消費税は難しい法律です。
迷ったら、お近くの税理士にご確認ください。
編集後記(1616)
ホームページの広告をやめてみました。
今年に入ってから、売上が激減したので、意味がないと思っていたからです。
広告がなくて、見やすくなります。
55日記(1946)
なぜか公園の川にクツで入っていました。
なんかそうしたかった気分なんでしょうね。
66日記(1173)
ママが仕事で遅れるという話をしていたのですが、家に帰ると「ママ」と読んでいます。
「いないよ」と私が言うと、「知ってるよ」と言っていたのですが、「ママ」と言ったのが本気だったかどうかは謎です。