確定申告の時期が、やってきました。
頑張っている方も多いかと思います。
確定申告のチェックすべきポイントや注意点を10個書いていきます。
チェックポイントは、
・現金の残高が合っている
・預金の残高が合っている
・売掛金が合っている
・棚卸資産があっている
・固定資産が合っている
・買掛金が合っている
・未払金が合っている
・個人的な支払いがない
となります。
注意点は、
・定額減税がある
・消費税は1年分
となります。
この記事を読んで、確定申告の確認をしましょう。
確定申告のチェックポイン8個
確定申告を正しくするには、貸借対照表をあわせる必要があります。
貸借対照表を合わせてから、損益計算書を確認しましょう。
確定申告のチェックポイントは、貸借対照表のことが多いですが、確認すれば正しい確定申告書に近づきます。
現金の残高があっている
現金の残高が合っているかどうかを、確認しましょう。
その理由は、あまり合っていない方が多いような気がします。
現金の残高が、100万円や200万円になってしまっている、申告書も見たりします。
現金の残高が違うということは、確定申告書が合っていないということになります。
現金の残高が合わない場合は、
・入金のモレ
・出金のモレ
のどちらかとなります。
過去に遡って、確認していきましょう。
もし、合っていなくて、これから合わせようと思う場合は、事業主貸勘定で合わせてから、始めましょう。
預金の残高があっている
普通預金の残高が、通帳の残高と合っているかを確認しましょう。
その理由は、入力ミスを確認することになります。
普通預金は、必ず合わせておきたいところです。
普通預金が合っていないということは、確定申告が合っていないということを表しています。
普通預金は、毎月の残高を合わせながら入力するのが良いでしょう。
クラウド会計の場合でも、必ず普通預金の残高が合っているかどうかを確認しましょう。
クラウド会計を使っていても、残高がズレる場合もあります。
十分に注意が必要となります。
売掛金があっている
売掛金というのは、未収入金のことです。
12月31日現在での、未収入金が合っているかどうかを確認しましょう。
間違ってしまうパターンとしては、
・入金だけでやっている
・20日などに締めていて、31日までの分を計上していない
などがあります。
入金した金額を売上としていても、売上はモレてしまいます。
12月31日までの未収入金を、売掛金にしましょう。
20日などに締めている場合は、31日までの分が必要となります。
1月の請求書に入っていても、12月分は12月として売掛金としましょう。
落ち着いて、確実に計算していきましょう。
棚卸資産があっている
棚卸資産の金額が、合っているかどうかです。
そもそも、棚卸しをやっていない場合もあります。
材料や仕入れなどを購入して、12月31日に売れ残った場合は、棚卸しをしましょう。
固定資産が合っている
青色申告決算書の減価償却費の明細に書いてある資産が、きちんとあるか確認しましょう。
売却したり、捨ててしまったものが、残っていませんか?
あとは、資産になるものが、減価償却費の明細に書いてありますか?
貸借対照表の建物や車両運搬具を確認して、減価償却費の明細の未償却残高と合っているかを確認しましょう。
買掛金があっている
買掛金があっているかどうかを、確認しましょう。
買掛金というのは、売上に対応する支払いのことです。
買掛金の場合は、経費になり税金がすくなくなるため、きちんと計上している方が多いと感じています。
使った分を経費にしますので、1月分の請求書も確認しましょう。
未払金があっている
未払金は、クレジットカードの未払を計上する方が多いです。
このクレジットカードの未払金は、けっこう間違いが多いです。
使った時に経費を計上して、支払日に未払金を支払う処理をするのですが、途中で合わなくなってしまう方が多いです。
合わせるには、補助科目を使うのが良いでしょう。
クラウド会計は、比較的合いやすいのですが、弥生会計などの入力するパターンは、間違いやすいです。
個人的な支払いがない
経費については、個人的な支払いが無いかどうかを確認しましょう。
個人と事業の両方で使う場合は、3:7などに分けて経費を計上しましょう。
2025年の確定申告で注意が必要なこと2個
2025年の確定申告で注意が必要なのは、
・定額減税がある
・消費税の支払いが1年分
となります。
各項目について、確認していきます。
定額減税がある
2025年の確定申告については、定額減税があります。
そのため、定額減税の対象者を確認しましょう。
確定申告書にも、定額減税の欄を確認して、人数と金額が合っているかどうかを確認しましょう。
消費税が1年分の支払いとなる
インボイス制度が始まり、多くの方が消費税を計算したと思います。
前回は、10月から12月の3か月分が対象の人が多いですが、今回は1年分となります。
計算を間違わないようにするとともに、支払い金額も増えますので注意をしましょう。
確定申告のチェックすべきポイントは?のまとめ
貸借対照表のことが多いのですが、貸借対照表を合わせることで、損益計算書が合ってきます。
貸借対照表を先に合わせてから、損益計算書を確認しましょう。
編集後記(2117)
昨日、5kmくらい走ったのですが、違和感はなかったです。
注意して、走って行きたいと思います。
55日記(2447)
昨日も、お勉強をしていました。
継続できると、いいですね。
66日記(1674)
せっかく自転車で公園にいったのですが、チェーンが外れてしまったようです。
楽しいときなので、すぐに直してあげたいです。