銀行融資に対する社長のイメージって、あまりよくありません。
そのため、勘違いをしてしまい、融資を受けにくくしたり、資金繰りに苦しくなったりします。
銀行融資に対する社長の勘違いは、
・銀行融資は、怖いもの
・銀行融資は、少ないほうがいい
・銀行融資は、早く返済したほうがいい
となります。
今回は、銀行融資に対する社長の勘違いについて、確認していきます。
銀行融資に対する社長の勘違いはこれだ!
銀行融資に対する社長の勘違いは、これだということなんですが、勘違いは次の通りです。
・銀行融資は、怖いもの
・銀行融資は、少ないほうがいい
・銀行融資は、早く返済したほうがいい
各項目について、確認してきます。
銀行融資は、怖いもの
社長の勘違いでよくあるのが、銀行融資は怖いものです。
その理由は、銀行融資=借金があるから、倒産するからだと思っているからです。
銀行融資はこわいものですが、銀行融資だけが怖いのではありません。
本当に怖いのは、お金がなくなることです。
銀行融資=借金ですけど、会社を経営すれば、借金みたいなことは行っています。
それは、仕入れなどをした場合の後払いです。
仕入れたり、使った後に支払うのは、借金したのと同じなのです。
借金という名前じゃないため、なんか違う気がしますが、同じなのです。
本来は、現金で買うところを、先に商品をもらっていて、後で払うなら借金していると同じじゃないでしょうか。
銀行融資の場合は、お金を借りて後で払う、買掛金の場合は、商品などをもらって後で払う。
そう考えると、銀行融資だけが怖いわけでは無いのです。
怖いのは、お金がなくなることなんです。
銀行融資は、少ないほうがいい
社長の勘違いでよくあるのが、銀行融資は、少ない方がいいです。
その理由は、銀行融資が多いと危ないので、少ない方がいいと思うことです。
銀行融資は少ないほうがいいのか?と聞かれれば、少ない方がいいでしょう。
でも、それはケースバイケースです。
お金が少なくて、銀行融資も少ないのなら、もっと借りてお金を増やした方がいいでしょう。
お金の量で、銀行融資の量は決まると思ってください。
じゃあ、どのくらいのお金が必要なのかというと、月商の6か月分があれば十分です。
でも、月商の6か月分というのは、なかなかハードルが高いです。
そのため、月商の3か月分を目指しましょう。
月商の3か月を目指すのですが、コツコツと貯めていては、時間がかかります。
銀行融資を受けて、月商の3か月分を確保しましょう。
そして、お金の心配をなくして、事業に集中するのが良いでしょう。
事業に集中して利益が増えてきて、月商の6か月分になったら、借金を卒業する時期がやってきました。
お金が月商の6か月分になったら、徐々に借金を減らしていっても良いでしょう。
そして、無借金経営へと進んでいきます。
このような流れになりますが、月商の3か月分よりも少ない場合は、銀行融資を受けてお金を増やす段階です。
銀行融資が少なくてもいいのは、お金を持っている会社なのです。
将来の無借金経営を目指して、お金のない今は銀行融資を増やして行きましょう。
銀行融資は、早く返済したほうがいい
社長のよくある勘違いで、銀行融資は早く返済したほうがいいと思っている方も多いです。
それは、やめておきましょう。
その理由は、早く返済すると、その分だけお金がなくなるだけだからです。
当たり前の話なんですが、銀行融資を返済すると、お金がなくなります。
お金が無くなった時に、なにかが起こるかもしれません。
お金は、多く持っていた方がいいですし、せっかくゆっくり返せるので、ゆっくり返していきましょう。
たまにですが、「お金があるから、銀行融資を返済しました」と言う方がいます。
それは、お金がなくなってしまうため、やめておいた方が良いのです。
お金がなくなってしまってから、なにかが起きて銀行融資を受けるというのは、とても面倒な話なのです。
さらに、銀行融資を早く返済することにより、銀行との付き合いがなくなってしまい、最初からとなるってしまいます。
全部返してしまうと、銀行とのつながりがなくなってしまいますので、銀行とは縁を切らないようにしましょう。
融資を受けていて、毎期決算書を提出していれば、情報が銀行に貯まりますので、ピンチの時に助けてくれるでしょう。
早く返済するのは、あまり良い考えではありません。
十分なお金があっても、ゆっくり返済してきましょう。
銀行融資に対する社長の勘違いはこれだ!のまとめ
銀行融資が怖いのではなくて、お金がなくなるのが怖いです。
お金がなくならないようにするのが、1番大切です。
編集後記(2118)
昨日は、こもって仕事をしました。
そのあとは、子どものプールに付き添いました。
カレンダーを見ると、卒園式の文字が。
ちょっと、寂しくなりますね。
55日記(2448)
「べんきょうするね!」と言って、勉強をしていました。
毎日、頑張っています。
66日記(1675)
奥さんとダイエットをやっているのですが「もうやんない!」と言っていました。
辛かったのでしょうか?