この記事は、プロパー融資について、解説しています。
プロパー融資って聞いたことあるけど、なんかよくわからない・・・と悩んでいませんか?
この記事では、プロパー融資について紹介しています。
・プロパー融資ってきいたことあるけど、なに?
・プロパー融資を受けたいけど、メリットってある?
・プロパー融資を受けるなら、どうしたらいいの?
内容とちょっと紹介すると、プロパー融資とは、銀行融資の種類のことで、プロパー融資のメリットというのは、信用度が上がるのと、保証協会の枠が空けられることですね。
プロパー融資を受けるには、自分から「プロパー融資が受けたい」と言って、決算書の内容が良いときです。
この記事を読んで、プロパー融資について確認をして、プロパー融資を受けていきましょう。
プロパー融資って聞いたことあるけど、なに?
「プロバー融資」という言葉をきいた事あるけど、なんなのかわからないという社長も多いかもしれません。
プロパー融資とは、銀行融資の種類のことです。
銀行融資というのは、2種類あり
・保証協会付き融資
・プロパー融資
となります。
保証協会付き融資とプロパー融資を、ざっくりと説明すると、
・保証協会付き融資⇒銀行融資が返済されなかったら、銀行が20%負担する
・プロパー融資⇒銀行融資が返済されなかったら、銀行が100%負担する
ということです。
保証協会付き融資は、保証協会が銀行融資が返済されなかった分の80%を、負担することになります。
銀行からすると、保証協会付き融資とプロパー融資のどちらを貸したいかというと、保証協会付き融資となりますよね。
銀行だってリスクを取りたくないからです。
たとえば、自分の立場で考えてみると、「お金貸して」と言ってくる人がいて、別の人が「もし返済されなかったら80%は、負担するよ」と言ってくれるということです。
そしたら、「じゃあ、貸してもいいか」と思いますよね。
プロパー融資の場合は、「お金貸して」と言ってくる人に、お金を貸しても誰も「負担するよ」と言ってきてくれない融資となります。
銀行は、会社が「プロパー融資がいい」と言ってきたら、ガッチリと審査します。
そして、プロパー融資をするかどうかを決めて行くのです。
プロパー融資というのは、銀行融資の種類の1つのことで、銀行が融資が返済されない時は、100%負担するのです。
プロパー融資を受けたいけど、メリットってあるの?
プロパー融資のメリットは、“信用度が高くなること”と“保証協会の枠を空けられる”ことになります。
どうして、信用度が高くなるのかと言うと、プロパー融資を受けるということは、銀行のキビシイ審査を通り抜けて来たからです。
プロパー融資というのは、融資が返済されなかったら、銀行が100%を負担しますので、必死に審査をするわけです。
必死に審査をしたプロパー融資を受けているということは、他の銀行から見たら、「おっ、この会社なかなかやるじゃん」と思われるのです。
そうなると、「うちの銀行でも、借りてもらおうか?」なんて話もでてくるでしょう。
プロパー融資を受けることにより、他の銀行の評価も上がるというのが、メリットの1つとなります。
プロパー融資を受けることによるメリットの2つ目が、保証協会の枠が空けられるというものです。
保証協会には枠がありますので、保証協会付き融資ばかりを受けていると、枠が埋まってしまいます。
プロパー融資を受けることにより、保証協会付き融資の枠を、残しておくことができるのです。
どうしてプロパー融資を受けて、保証協会付き融資の枠を残す必要があるのかというと、ピンチになった時のためです。
保証協会付き融資は、融資が返済されなかったら、銀行が20%負担で保証協会が80%負担となります。
銀行からすると、貸しやすい融資となりますので、ピンチの時でも貸しやすいのです。
保証協会付き融資ばかり受けてしまうと、ピンチの時に銀行融資が受けられなくなってしまいます。
プロパー融資を受けることのメリットは、“信用度が上がること”と“保証協会付き融資の枠を空けること”です。
プロパー融資を受けるには、どうしたらいいの?
プロパー融資を受けるには、「プロパー融資をうけたい」と言ってください。
なぜ、「プロパー融資を受けたい」と言わなきゃいけないのかというと、銀行はプロパー融資をしたくないのです。
プロパー融資は、融資が返済されなかったら、100%銀行が負担をします。
そんなプロパー融資を、「プロパー融資どうですか?」とは、言って来ないからです。
では、「プロパー融資をうけたい」と言ったから、受けられるのかというと、そんなことはありません。
やっぱり、会社の内容も、大切だからです。
だって、100%銀行が負担するのですから。
銀行がプロパー融資をしてもいいなって思う会社は、決算書の内容が良い会社です。
決算書の内容が良いと、銀行は「この会社なら、融資を返済してくれる」と思うからです。
やっぱり、銀行は、融資を返済してくれる会社に、貸したいものです。
もう1つのポイントは、会社と銀行が合っているかどうかです。
小さい会社は小さい銀行と、大きい会社は大きい銀行と付き合うべきなのです。
たとえば、年商が1億円くらいの会社で、メガバンクからプロパー融資を受けようとしても、受けられません。
会社と銀行の規模感があっていないからです。
年商が1億円くらいなら、会社の業績が良ければ、信用金庫や信用組合なら、プロパー融資を受けられる可能性がありますので、チャレンジしてみましょう。
さらに、プロパー融資を受けられる可能性があるのが、銀行が「借りてくれ」と言って来たときです。
なんで「借りてくれ」と言ってきたら、プロパー融資の可能性があるかというと、銀行が売り込んで来ているからです。
銀行が「借りてくれ」と売り込んできたら、「借りてもいいけど、プロパー融資にしてくれる?」と言えるからです。
銀行が「借りてくれ」と言って来た時は、プロパー融資のチャンスになるので、「プロパー融資がいい」と言ってください。
でも、会社の決算書の内容がよくないと、「借りてくれ」と言って来ないときもあるので、注意してください。
プロパー融資を受けるなら、決算書の内容が良い時に、「プロパー融資を受けたい」と言ってください。
あとは、銀行が「借りてくれ」と言って来たときが、チャンスになります。
プロパー融資って聞いたことあるけど…実はけっこう大事だよのまとめ
プロパー融資をうけることは、会社にメリットがあります。
いつかは、プロパー融資を受けられるようにしましょう。
編集後記(2393)
昨日は、月次処理を行いました。
1つやっと終わりました。
55日記(2723)
家に帰ってくると、熱を出しました。
夕食をあまり食べないので、変な感じだったので。
最近忙しかったので、ゆっくり休んでほしいです。
66日記(1950)
保育園から帰る時に「〇〇ちゃんバイバイ」と元気よく言っていました。
おともだちも「バイバイ」と元気よく。
良い関係ですね。

