自分の誕生日のケーキは、モンサンクレールを狙っている税理士の柏嵜忠弘です。
東京都大田区で開業しています。
書面添付制度セミナーを受けてきました。
書面添付制度とは、簡単に書くと「税務調査が少なくなる」という制度になります。
セミナーを受けてやってみたいと思いました。
書面添付制度セミナーを受けてきた感想などを書いて行きたいと思います。
書面添付制度セミナーを受けた目的
書面添付制度セミナーを受けた目的は、
- どんな制度?
- どんなメリット?
- どんな風に書くの?
を知りたかったからです。
各項目について、書いて行きます。
どんな制度?
書面添付制度とは、税理士法に規定された制度です。
書面添付をした決算書は「ちゃんとしていますよ」と約束した決算書になります。
内容としては、税務調査の参考になるような情報を書きます。
どんなメリット?
メリットしては、税理士とお客さんの両方にあります。
税理士とお客さんのメリット
税理士とお客さんのメリットは、
- 税務調査が減る
- 申告書の精度が上がる
- 銀行の信頼度が上がる
講師の方が言っていましたが、税務調査がほとんどないそうです。
それだけ、書面添付制度で情報を開示しているからだと思います。
きちっと確認して書面添付を書かなければ行けないので、申告書の制度も上がります。
さらに、会計処理内容がわかれば、銀行の信頼度も上がると言うことです。
税理士にもお客さんにもメリットがあります。
税理士のメリット
税理士のメリットは、
- 無理な申告書を作る必要がなくなる
- 税務調査のない税理士になれる(かも?)
- 税理士として1つの特徴となる
税理士のメリットとしては、無理な申告書を作る必要がなくなるんじゃないでしょうか。
無理な申告書とは、過度の節税をした申告書です。
書面添付できない申告書になるから、お断りしますと言えるようになるはずです。
税務調査は、税理士の腕の見せどころと言うのもありますが、税務調査はない方が良いです。
やっぱり緊張しますし、イヤですよね。
税務調査がないということは、特徴ある税理士になれるかもしれません。
そういう「売り」も必要です。
税理士のデメリット
税理士のデメリットは、
- 決算時の書類作成が増える
- 書き方がわからない
- 税務調査がなくなるので、収入が減る
法人事業概況説明書ができて、書類2ページ作るのが面倒だなと思いました。
決算時の書類作成は、確実に増えます。
書き方がまだ確定していないようなので、書き方がわかる人が少ないようです。
本は出ていますが、すごく古いものしかなく参考になるかどうかわかりません。
講師のかたも言っていましたが、とにかく書いて意見聴取で出たものをフォローするような形だそうです。
税務調査がなくなるので、収入が減るという心配があるかもしれません。
でも、税務調査がない方が良いと思っているので、収入がへるのは仕方ないでしょうね。
講師の方は、意見聴取でもお客さんに請求しているようですので、あまり変わらないかもしれません。
どんな風に書くの?
書面添付制度に書く内容は、
- どんな資料をみたか?
- どんな判断をしたか?
などを書いていきます。
決算書の場合は、結論だけになってしまうので、そこに至るプロセスを書いていくような感じです。
上でもかきましたが、どういうふうに書くかは確率されていないようです。
力を入れるところや力を抜くところもあるようですが、書きながら研究する感じのようです。
書面添付制度をやるには?
やって見たいと思いましたが、なかなかハードルが高いのは事実です。
なぜなら、税務調査のまえに、こちらの内容を教えてしまうからです。
そして、お客さんと会計処理を深く理解しないと、良いものは書けません。
自分が書面添付制度をやりたくても、お客さんの承諾も必要です。
なぜなら、決算書は、お客さんのものだからです。
税務署が来ないけど、自分の情報は教えたくないというのは、無理がありますから。
そんなハードルがあるけれども、やって見たいと思いました。
なれてくれば、コツが掴めて税務調査がまったくない日が来るかもしれません。
書面添付が提出されたときの流れ
書面添付が提出されたときは、
- 意見聴取がある
- 税務調査になる(ならないときもある)
という流れだそうです。
意見聴取だけで済めば、お客さんは税務署の職員と会うことなく、終了ということになります。
書面添付制度セミナーをうけてのまとめ
書面添付制度、やってみたい!(お客さんが許してくれたら)
編集後記
昨日は、HARBSに行ってケーキを買いました。
奥さんの1ヶ月遅れの誕生日ケーキです。
ケーキ2個を4人で争うように食べました。
美味しかったです。
55日記(1446)
よくわからないけど、すごく気が利くときがあります。
出かけるときに、靴を出してくれて、靴べらも用意してくれます。
66日記(673)
家に帰ると「おかえり~」と迎えに来てくれました。
こういうのって、嬉しいですよね。