消費税を納税していても、インボイス制度の登録の判断は必要です。
消費税を納税していても、自動でインボイス制度の登録がされると思っている方がいるようです。
実際には、消費税を納税していても、インボイス制度に登録する場合は、手続きが必要となります。
自動ではないので、ご注意下さい。
ちなみに、消費税を納税する会社や人が、インボイス制度の登録しない場合でも、消費税の納税はあります。
今回は、消費税の納税していれば、インボイス制度の登録は必要ない?について、書いて行こうと思います。
消費税を納税していれば、インボイス制度の登録は必要ない?
お客様のところに伺ったら、「取引先とインボイスの話がでてね」ということでした。
取引先と税金の話が出るということは、それだけ注目されているということです。
その時に出た話ですが、消費税を納税している場合は、インボイス制度の登録はしなくてもいいのか?です。
結論としては、する人はする、しない人はしないです。
わかりにくいのですが、消費税を納税している人も、インボイス制度の登録の有無があるということです。
つまり、
インボイス制度の登録する | インボイス制度の登録しない | |
消費税の納税しなきゃいけない (消費税の納税義務あり) | ○ | ○ |
消費税の納税しなくてもいい (消費税の納税義務なし) | ○ | ○ |
ということです。
消費税を納税しなきゃいけない会社や人は、インボイス制度の登録をしてもいいし、しなくても良いのです。
さらに、消費税を納税していない会社や人もインボイス制度の登録をしてもいいし、しなくても良いのです。
もちろん、インボイス制度の登録をするかしないかで、色々な問題が発生するかもしれません。
でも、選択できる状態なのです。
消費税の納税しなきゃいけないから、インボイス制度の登録が必要ということではないのです。
インボイス制度の登録は、全部の会社や個人事業主などが、判断しなければいけないものです。
インボイス制度の判断は、みんなが必要
お客様とお話している中で、会社のインボイス制度の登録だけを気にする方が多いです。
でも、会社以外でも気にするところがあります。
それは、自宅などを会社に貸している場合です。
自宅などを会社に貸していて、家賃収入がある場合は、インボイス制度の検討が必要となります。
会社のことばかり気になってしまって、自分のことに気が回らない場合があるようです。
ちょっと、副業をしていますよという方も、インボイス制度の検討が必要となります。
ざっくりとですが、給料以外の収入がある方は、インボイス制度の検討をお願いします。
消費税を納税していれば、インボイス制度の登録は必要ない?のまとめ
消費税の納税があっても、なくても、インボイス制度の判断は必要となります。
消費税の納税があるから、インボイス制度の登録は自動ではありません。
登録する場合は、申請書を提出しましょう。
編集後記(1300)
お客様と暑気払いしようと話がありましたが、もう忘年会近くになってしまいました。
今年あるのかな?
55日記(1630)
保育園が終わったあとに、私を駅までお迎えに来てくれました。
私が見えると「とと~」大きな声で駆けよってくれます。
66日記(857)
「ケーキを買った袋を持ちたい!」と言って持ちました。
ケーキを倒さず、うまく持つことができました。