確定申告をするときは、全部入れましょうというお話です。
給料は、年末調整しているので、確定申告に入れる必要は無いということでは無いのです。
全部入れしましょうということです。
年末調整していても確定申告にいれましょう!
よくある話で、「年末調整しているから、確定申告に入れなくていいんですよね」です。
これは、残念ながら違っています。
確定申告する場合は、2022年(令和4年)の確定申告をする場合は、2022年の全部を入れなければいけません。
理由としては、累進課税や控除の重複などがあります。
累進課税とは、所得(利益みたいなもの)が増えれば増えるほど、税率が高くなる税金のかけ方となっています。
給料だけで税金を計算して、雑所得だけで税金を計算するという方法と、給料と雑所得を合計して税金を計算する方法では、税金の金額が違ってしまいます。
それに、給料の年末調整の時に基礎控除を使って、雑所得の確定申告のときでも、基礎控除を使ってしまうことになります。
基礎控除が2重になってしまいます。
例えば、本業が給料(給与所得)で、副業(雑所得)をしているとします。
この場合は、給与所得+雑所得で確定申告をします。
給与所得は、年末調整をしているから、雑所得だけ確定申告すれば良いというわけでは無いのです。
年末調整は、給与所得だけの税金を計算しています。
雑所得だけを確定申告すると、給与所得+雑所得のときとくらべて、税金が少なくなってしまいます。
給料の年末調整は、給料しかもらっていない人が、税金の処理が終わるというシステムです。
他に収入のある方は、給料の分も含めて確定申告しましょう。
なんか難しい説明でしたけど、全部入れましょうということです。
医療費控除や寄付金控除のときも全部いれましょう
ふるさと納税などもやる方が増えてきました。
ここでよくあるのが、税金のかかっているものだけで、確定申告をしてしまうことです。
確定申告をする場合は、全部の収入を入れなければいけないのです。
例えば、給料と年金をもらっていたとします。
- 給料+医療費控除
- 給料+ふるさと納税+医療費控除
で確定申告する人がいます。
この場合は、
- 給料+年金+医療費控除
- 給料+年金+ふるさと納税+医療費控除
で確定申告を行います。
控除を受ける場合でも、全部の収入を入れなければいけません。
忘れないようにしましょう。
年末調整していても確定申告にいれましょう!のまとめ
年末調整していていも、給料(給与所得)の税金しか計算していません。
他の収入がある場合は、全部確定申告に入れましょうという話です。
編集後記(1411)
確定申告を中心にやりました。
久しぶりに外を走ったので、気分が良かったです。
55日記(1741)
エルサの人形と一緒に寝ています。
いつも一緒にいます。
66日記(968)
今日もプーさんを抱っこしていました。
本当に欲しかったみたいです。