確定申告書の令和5年の案が発表されました。
青色申告決算書や収支内訳書に、インボイスの登録番号を書くようになっていました。
今回は、変更点などを確認していこうと思います。
インボイスで青色申告決算書と収支内訳書が変わります!
インボイスの影響は、確定申告にもでてくるようです。
先日、令和5年分の確定申告書(案)が、発表されました。
そのなかで、青色決算書や収支内訳書にも、登録番号を書く欄が設けられています。
青色申告決算書(一般)の場合は、
どこに登録番号を書くのかというと、赤でかこってみました。
青色申告決算書の減価償却の欄が少なくなって、売上(収入)金額の明細と仕入金額の明細の欄が新設されました。
白色申告の場合は、
どこに登録番号を書くのかと言うと、売上(収入)金額の明細と仕入金額の明細のところです。
赤でかこってみました。
白色申告が使う収支内訳書は、元々あった売上(収入)金額の明細と仕入金額の明細の欄を増やして、レイアウトを変えた感じです。
確定申告書(案)を確認したい方は、確定申告書(案)をご確認ください。
インボイスで青色申告決算書と収支内訳書が変わります!ーなぜ登録番号を書かせるのか?―
なぜ登録番号を書かせるのかを、考えてみました。
- 消費税の計算をちゃんとする
- いいかんげんな番号をつけていないか確認する
というところではないでしょうか。
消費税の計算をちゃんとするというのは、消費税は登録番号のある事業者との取引で成立します。
登録番号のない取引先とのやり取りなのに、消費税の計算に含めてしまうことを防止するためじゃないかと思います。
最初の数年間は、経過措置がありますので、登録番号のない取引先との取引についても、問題ありません。
でも、経過措置が終わると、登録番号のない取引先から仕入れたものを消費税の計算には含められません。
ちゃっかり含めてしまうのを防止するためなのかもしれません。
いいかんげんな番号をつけていないか確認するというのは、インボイス制度の登録をしていない事業者や登録してやめてしまった事業者が勝手に登録番号を使ってイないかを確認するためなのかもしれません。
これについては、確認するのか?という疑問もあるのですが、牽制の意味もあるのかもしれません。
インボイスで青色申告決算書と収支内訳書が変わります!のまとめ
書式が変わったら、対応しなければいけません。
驚かないで落ち着いてうめていきましょう。
編集後記(
ずっと問い合わせの迷惑メールが続いて、削除が面倒です。
なんで、こんなことするんでしょうか?
55日記
私の実家の近くで、なすやゴーヤを収穫しました。
トカゲがいたのですが、あわてることなく、「トカゲいるよ」と話していました。
66日記
私の実家からの帰り道で疲れたのか、「だっこ」を連発していました。
でも、おやつをあげたら、喜んで歩いていました。