インボイス制度の免税事業者の請求書はどうなるの?と悩んでいませんか。
インボイス制度の免税事業者の請求書は、
- 消費税の記載は禁止されていない
- でも、書かないほうがいい
- ニセインボイスを作っちゃダメ
となっています。
この記事を読んで、インボイス制度の免税事業者の請求書を確認しましょう。
インボイス制度の免税事業者の請求書はどうなる?
インボイス制度の免税事業者の請求書は、
- 消費税の記載は禁止されていない
- でも、書かない方がいい
- ニセインボイスを作っちゃダメ
となっています。
かく項目について、確認しましょう。
消費税の記載は禁止されていない
インボイス制度が始まっても、免税事業者は消費税の記載をすることができます。
なぜなら、消費税を請求書に記載を禁止しているわけではないからです。
そのため、インボイス制度が始まってからも、請求書に消費税を記載することはできます。
実際には、消費税の記載を禁止する法令はないのです。
消費税の記載ができるけれど、やめた方がいいことを次で書いて行きます。
でも、書かない方がいい
免税事業者だけど、禁止されていないから消費税書いちゃおうかな?とか思っているのは、取引先と問題となるかもしれません。
なぜなら、インボイス制度に登録されていない請求書に消費税が書いてあれば、もらった取引先はいい気分ではないからです。
このあたりは、法律というよりも気分の問題となります。
インボイス制度に登録していないのは、登録番号が書いてあるかどうかを確認すれば、すぐにわかります。
登録番号が書いていない請求書などに、消費税が書いてあると値下げの対象となってしまう可能性が高いです。
「消費税を払っていないなら、消費税を納税しないので、消費税分を払う必要ないんじゃないか」と思われることです。
インボイス制度が始まっても免事業者を続ける場合には、消費税の金額も含めて消費税がない金額として、請求しましょう。
例えば、今まで11,000円(消費税1,000円)で請求していた場合は、11,000円(消費税なし)で請求するのがよいと考えられます。
今までの通り11,000円(消費税1,000円)としてしまうと、消費税の1,000円分をなんとかしてくれという話も出てくるでしょう。
経過措置の期間は、消費税分1,000円を800円や500円に変更して、経過措置が終わったらなくしてほしいという話になってきます。
そういう話がないように、11,000円として請求することにしましょう。
免税事業者の方はインボイス制度が始まったら、すぐに消費税を書かないことをオススメします。
もし、エクセルなどで請求書を作成している場合は、消費税の計算を連動しないようにするべきです。
インボイス制度の登録をしないなら、請求書などへの消費税の記載はやめましょう。
理由は、取引先がいやがったり、値引きされるからです。
ニセインボイスをつくっちゃダメ
ニセインボイスを作っちゃダメです。
なぜなら、ニセインボイスをつくると
- 1年以下の懲役または50万円以下の罰金
となるからです。
ざっくりと説明するとニセインボイスは、登録番号を書いてしまうことです。
登録番号がなければ、インボイス制度に対応した請求書には絶対ならないからです。
登録番号に似ているものも書いてしまっても問題がありますので、請求書に登録番号のようなものを、書かないようにしましょう。
個人の方は登録するまで番号はわかりませんが、法人の方は法人番号にTがついたものが、登録番号になります。
インボイス制度に登録していないのに、登録番号を請求書などに書くのはやめましょう。
請求書に登録番号のようなものを書いてしまっても、国税庁のインボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトで確認ができます。
請求書に書いてある登録番号で検索して名前が出てこないなら、取引先に不審に思われてしまいます。
取引先との良好な関係を継続するには、変なことをするのはやめましょう。
インボイス制度の免税事業者の請求書はどうなる?のまとめ
インボイス制度の免税事業者の請求書は、
- 消費税の記載は禁止されていない
- でも、書かないほうがいい
- ニセインボイスを作っちゃダメ
編集後記(1581)
近くの多摩川のマラソンというかランニングにエントリーしました。
10月くらいならいけるかな?と思ったので、10kmにしました。
プライベートのチャレンジですが、楽しく目標に向かって行こうと思います。
55日記(1911)
塗り絵が上手にできるようになりました。
ギリギリのところもキチンと塗れていますが、配色もきれいです。
私は絵心がまったくないので、妻に似たのかもしれません。
66日記(1138)
最近は、デザートに桃を食べていたのですが、昨日は「いらない」と言っていました。
よく聞くと、ご飯を食べ過ぎてしまったみたいです。