税務調査って怖いですよね。
私も怖いです。
昔、友人が「この仕事、税務調査がなかったら最強なんだよね」と。
税理士でも、税務調査はイヤなものです。
税務調査は、どのようにして進められるかを確認したいと思います。
税務調査の始まりは電話から
税務調査の始まりは、電話からです。
突然、税務署の人が来る場合もあるでしょうが、ほとんどの場合は電話がきます。
税務署から電話が来たら、まず“なんのことなのか”を確認しましょう。
税務署から電話があっても、申告の間違いで電話をかけて来ることもあります。
よくあるのが、
・〇〇年分の扶養にしていた人が扶養じゃなかった
・〇〇年分に保険の満期があったけどもれていた
・〇〇年分に退職金があったけどもれていた
というものです。
こういうのは、郵便で届く場合もありますが、電話の場合もあります。
税務署=税務調査というわけではありませんので、よく確認しましょう。
もし、よく分からなかったら、「税務調査ですか?」と聞いてしまいましょう。
よくわからなくて、電話を切ってしまうのは、あまりよくありません。
税務署から電話が来ると、みんながドキドキします。
わたしも、ドキドキしますので、安心してください。
しっかり要件を確認しましょう。
税務調査なら日程の確認をしよう
電話が税務調査だったら、日程の確認をしましょう。
まずは、向こうの希望日を聞きましょう。
日程については、その電話で返事をしなくてもいいです。
基本的には、電話を切って、冷静になってから予定を確認したほうがいいです。
電話で確認することは、
・税務調査なのか?
・日程はいつなのか?
・誰なのか?(税務署、部門、名前)
です。
電話を切って、冷静になって、日程を検討しましょう。
忙しい時期なら、「忙しいので1か月ずらしてください」という返事でも大丈夫です。
私も確定申告の時期に連絡があって、「確定申告の時期が終わってからお願いします。」と言って、確定申告時期の後にお願いしたことがあります。
その時は、3月16日に「確定申告の時期が終わったので、お願いします」と連絡がありました。
そんな感じで、日程は移動することができます。
税務調査で確認することは?
基本的には、申告した数字が法律の通りかどうかを確認するものです。
ダンボールを持ってきて、書類をどんどん車に入れることはありません。
確認するのは、
・売上
・経費
となります。
確認する期間は、決算の月と決算の翌月です。
決算の月に売上にしなければいけないのに、決算の翌月に売上になっていれば、それで売上のモレとなります。
売上の請求書から、「これ終わったのいつですか?」「これ納品したのいつですか?」と聞いて来ます。
仕入や経費などから、「これに対応する売上は、どの請求書ですか?」などと確認をしてきます。
対応策としては、こちらも決算前後はしっかりとやることです。
それで、ある程度は防ぐことができます。
経費については、個人的なものや経費にならないものが含まれているかどうかです。
あとは、法律に従っているかなどです。
法律に従っているかというのは、1回で経費にできないものを1回で経費にしているとかです。
売上と経費が基本となりますが、いつもの経理が重要となります。
いつもの経理を溜め込まず、きちんとやっておきましょう。
税務調査はどう始まってなにをみるの?のまとめ
税務調査は、イヤなものですが、逃げることはできません。
まずは、きちっとした帳簿を作ることが、対策です。
日頃の準備で、不安度が変わってきます。
編集後記(1789)
昨日は、確定申告をやりました。
12月から準備してきたので、ある程度見えてきました。
55日記(2119)
保育園では「しっかりしている」と言われているのですが、家では「食べさせて~」なんですよね。
リップサービスもあるでしょうが、かなり違いますね。
66日記(1346)
「パパは、ママのことキライなの?」とぶっ込んできました。
そんな感じみせたのかな?
「ノーコメント」としっかり答えておきました。