法人とか会社ってどういうの?と思う方がいるかもしれません。
会社というのは、自分以外に会社という人がいると思ってください。
自分が作った会社だからと言って、自分じゃないということです。
そこを考えると、ちょっと会社がわかるような気がします。
会社っていうのは、会社という人がいると思え!
会社っていうのは、会社という人がいると思ってください。
なぜなら、会社のものは会社のもの、俺のものは俺のものだからです。
これは、ジャイアンが言っている「お前のものは俺ものも、俺のものは俺のもの」をもじったものです。
よくある話で、会社は自分で作ったので、会社のもの=自分のものと思ってしまう方がいらっしゃいます。
それは、ちょっと違うのです。
会社のものは、会社のものです。
そして、俺のものは、俺のものなんです。
会社を自分で作ったので、会社のものを自分のものだと思ってしまいますが、そんなことはありません。
会社から給料(役員報酬)以上にお金をもらってしまう場合は、問題がでてきます。
会社が他人だと思えば、そんなこともないのでしょうが、会社=自分だと思ってしまうと、そういうことが出てきます。
個人事業主と会社の違いは、そんなところにでてきます。
会社は、自分以外の他人となります。
個人事業主は、自分の別の1面というところでしょう。
個人事業主の場合は、事業のお金を個人的に使っても、自分なので問題がないのです。
会社の場合は、他人なので、個人的に使うのは、問題となります。
会社にすると、思った以上にややこしくなるかなって思っている方がいらっしゃいます。
基本的には、会社という人がいて、その会社という人と一緒に仕事をしていくという感じになります。
難しいですが、こんなことを感じてもらえれば、会社という人と付き合っていけると思います。
会社の株にも税金がかかる場合があります
以前、「会社の株にも税金がかかるの?」と質問を受けたことがあります。
その会社は、優秀な会社なので、「かかりますよ」と答えました。
質問された方は、「事業をして税金払っているのに、株にも税金かかるの?」とおっしゃっていました。
社長として、法人税などを払っていますが、株でも税金を払うなんて、納得いかないという感じでした。
これは、社長=株主だからでてくる現象です。
社長は、会社で利益を出しているので、法人税を払います。
そして、株を売却などすれば、投資家として税金を払うことになるのです。
税金の2重取りのような気がしますが、2重取りではないのです。
社長と投資家が違う人なら、2重取りにはなりません。
たまたま、社長=株主(投資家)だから、2重取りのようになってしまうのです。
・社長は、利益を出して法人税などを払う
・投資家は、株を売却して、税金を払う
となります。
立場が違うとわかるのですが、社長=株主(投資家)なので、わからなくなってしまうのです。
会社っていうのは、会社という人がいると思え!のまとめ
会社と個人の関係を書いてみました。
お客様が法人を作るときに、お話することがあります。
会社の存在って難しいなと思うことはあります。
他人だと思っておくのがいいでしょう。
編集後記(1810)
昨日は、雨がふっていたのですが、花粉で頭痛がすごかったです。
何もできなくて、おやすみをしました。
55日記(2140)
なぜか次女に「ごはんたべなさい」と怒られて、泣いていました。
優しいのですけどね。
66日記(1367)
保育園から帰ってくると、「あたまいたいの?」と言ってくれました。
意外とやさしいです。