売掛金や買掛金というのは、勘定科目なんですが、どんなものか知っていますか?
売掛金は、まだ入金していないものという意味です。
買掛金は、まだ払っていないものという意味となります。
この科目は、発生と入金や出金をセットで考えましょう。
そうしないと、これからいくらもらうのか?これからいくら払うのか?がわかりません。
残高をきちんと把握することで、使える試算表などにしましょう。
売掛金や買掛金は、個別に管理しましょう
売掛金や買掛金は、発生とお金の流れをセットで確認しようということですが、個別に管理が必要となります。
その理由は、売掛金は、請求書を発行して、発生して入金したら、なくなります。
ただ、これを繰り返すだけなんですけど、なかなか合わせるのは難しいです。
そのため、個別に管理をすることを、オススメします。
そして、発生して残高が0になるのが、最終目的となります。
でも、売掛金は、相手から入金するので、入金するまでわからない部分もあります。
きっちりと、発生から入金して残高が0になるまで、追いかけましょう。
そして、残高が0になるまでにわかったことは、会計ソフトに入力をしましょう。
売掛金や買掛金を個別に管理する方法は?
個別に管理する方法ですが、補助科目を使うといいでしょう。
やよい会計では、補助科目です。
freeeは、取引先ですね。
意味合いは同じで、言葉が違うだけです。
補助科目をどう使うのかと言うと、取引先ごとに補助科目を作って、そこで発生と入金や出金を管理するだけです。
そして、残高が0になるまで、追いかけます。
例えば、A社に4月に10万円を請求するとします。
5月に入金が10万円あれば、それで残高が0となりますので、そこでOKです。
こんな感じで、請求ごとに追いかけていきます。
例えば、4月にB社に10万円請求するとします。
5月に入金が99,560円だった場合は、440円の振込手数料を引かれて入金しています。
この場合は、99,560円の入金処理と、440円の振込手数料の処理をします。
この場合には、440円の振込手数料の処理を忘れないようにしましょう。
その理由は、440円の処理を忘れると、440円が残ってしまい、残高が0円にならないからです。
たとえの3つ目ですが、4月にA社に10万円請求するとします。
5月に入金が5万円だった場合は、残りの5万円について確認します。
どうして5万円しか入金されなかったのか?です。
理由としては、
・来月に入金する
・相殺された
・値引きされた
・間違えた
などがあります。
どうして入金がすくなかったのか?は、はっきりさせておきましょう。
そして、残高が0になるまで確認しましょう。
これが、勘定科目の管理となります。
売掛金や買掛金は、個別管理をしないと面倒なことになる
なぜ、個別管理をしたほうがいいのかというと、わからなくなるからです。
取引先が1社のみなら、いいのですが、複数となると管理は難しくなります。
そのため、個別管理がいいのです。
会計データとにらめっこしても、よくわからないときもあるでしょう。
個別管理をすると、その会社のデータだけがわかりますので、個別管理がオススメです。
入金がなかったときに、「入金がないですけどどうなっていますか?」とすぐに聞ける状況にしておきましょう。
クレジットカードの管理にもオススメ
余談ですが、個別管理は、クレジットカードにもオススメです。
クレジットカードの場合は、何月分に使ってそれをいつ支払ったかを管理します。
クレジットカードの場合は、けっこう複雑になりやすいので、注意が必要ですので、個別管理をオススメします。
個別管理は、払う月を個別で管理しましょう。
使った分は、使った日付で処理をして、払ったところで残高が0になるようにします。
例えば、使ったときは、次の仕訳をいれます。
(借方) | (貸方) |
(消耗品費)〇〇 | (未払費用)〇〇 |
(補助科目)4月10日支払い |
としておいて、払うときは、
(借方) | (貸方) |
(未払費用)〇〇 | (普通預金)〇〇 |
(補助科目)4月10日支払い |
とします。
このときに、「4月10日支払い」などの補助科目で管理すると、管理しやすいです。
売掛金や買掛金は発生とお金の流れをセットで確認しようのまとめ
個別管理は面倒ですが、やってみると、わかりやすくなり、後でラクができます。
個別管理をやってみましょう。
編集後記(1830)
昨日は、ゴルフの筋肉痛を感じながら、仕事をしました。
また来年という感じですね。
55日記(2160)
保育園の園長先生が、変わっていたので、固まっていました。
見ていたら、とてもおもしろかったです。
66日記(1387)
保育園の園長先生が、入口であいさつしたときに、顔色が変わったのがわかりました。
そのあとは、接触がなかったようで、とくになにもなかったようです。