会社をやっていると、社員の住民税の納税が出てきます。
社員の住民税の納税は、手数を減らすことができます。
納期の特例やインターネットバンキングなどを使う方法です。
納期の特例を使えば、年12回の納付が2回になります。
インターネットバンキングを使えば、会社から納付できます。
納税というと金融機関に行く必要がありましたが、店舗も減っていますし、並ぶ必要もあるでしょう。
住民税の納税をラクにしてみませんか?
住民税の納税をラクにする方法は2つある
住民税の納税の手数を減らす方法は、
・納期の特例をつかう
・インターネットバンキングやダイレクト納付を使う
ことです。
そうすると、金融機関に行かなくてもいいですし、回数も12回から2回になります。
インターネットバンキングやダイレクト納付を使えば、金融機関に行かなくても納税ができます。
空いた時間は、本業に使うこともできますよ。
住民税の納税の手数を減らす納期の特例
住民税の納税で納期の特例というのを使っていますか?
これは、所得税の納期の特例と同じように、毎月の納税がなくなります。
この納期の特例のメリットは、納付回数を減らすことができます。
12回の納付を2回の納付になるので、とても便利です。
納期の特例は、メリットだけでなくデメリットもあります。
それは、
・所得税の納期の特例とタイミングが違う
・まとめて払うため、資金繰りの確認が必要
となります。
各項目について確認していきます。
所得税の納期の特例とタイミングが違う
所得税の納期の特例と納付のタイミングが異なります。
所得税の納期の特例は、7月10日と翌年の1月10日が納期限となります。
住民税の納期の特例は、6月10日と12月10日が納期限となります。
この微妙なズレが、なかなかやっかいなのです。
所得税と住民税が、同じタイミングならいいのですが、同じタイミングではないのです。
そのため、住民税の納期の特例は、忘れやすいのです。
対策として、私はリマインダーに入れています。
納期限もそうですが、その前に連絡することもリマインダーにしています。
そして、繰り返しを「毎年」にしておくと、いいです。
それでも、ハッとして、納付いつだっけ?と確認することは、たまにあります。
納期の特例は、12回の納付を2回に減らすことができます。
納期限に注意すれば、有効に使えますので、やってみてください。
まとめて払うため、資金繰りの確認が必要
納期の特例は、12回の支払いが、2回の支払いになります。
回数は減るのでいいのですが、そのぶんまとまった金額の納付となります。
そのため、資金繰りが厳しい会社は、納税が辛くなります。
従業員から預かったお金のため、住民税分だけ別に、よけておく必要があります。
3月決算は特に注意です。
3月決算の場合は、
・5月に決算の税金
・6月に住民税の納期の特例
・7月に所得税の納期の特例
と納税が続きます。
予定納税のときもそうです。
・11月に予定納税の税金
・12月に住民税の納期の特例
・翌年1月に所得税の納期の特例
と納税が続くのです。
社員から預かった住民税を資金繰りに使ってしまうかも?と思う場合は、納期の特例を使わないで、毎月納付したほうがいいでしょう。
ある程度、余裕がある会社でなければ、難しいのかもしれません。
住民税の納税の手数を減らすインターネットバンキングやダイレクト納付
インターネットバンキングやダイレクト納付を使っていますか?
インターネットバンキングやダイレクト納付を使えば、金融機関に行かなくても、納税できます。
住民税の納税は、金融機関に行かないとできません。
コンビニ払いはできないのです。
その理由は、変更があるかもしれないからだそうです。
退職者が出たりすると、住民税の金額が変更します。
納付書を書き換えたりする必要があり、バーコードで決まった金額が納付できないのです。
そのため、コンビニ払いはできないことになっています。
そこで、インターネットバンキングやダイレクト納付を使うと、会社から支払えて便利ですよということになるのです。
インターネットバンキングやダイレクト納付を使う場合は、el-taxで納税の登録が必要となります。
そこがちょっと難しいかもしれません。
でも、1度やるとコピーすればできるので、慣れれば10分かからないくらいですね。
私は、毎月お客様の納付書を作りますが、5分ちょっとだと思います。
納付のしかたを確認したい方は、納税の手続きを行うをご確認ください。
※難しく書いてあります
インターネットバンキング納付やダイレクト納付のお手伝いをします。
インターネットバンキングとダイレクト納付の違いは、
・インターネットバンキング⇒登録なしで使えるが、インターネットバンキングの登録が必要
・ダイレクト納付⇒登録が必要だが、インターネットバンキングの登録はなくてもできる
となります。
インターネットバンキングは、役所への登録が必要ありません。
そのため、すぐに始めることができます。
でも、インターネットバンキングをやっていないと、使うことができません。
ダイレクト納付は、役所への登録が必要となります。
そのため、開始までには時間がかかります。
でも、インターネットバンキングをやっていなくても、ダイレクト納付はできます。
注意点としては、使える金融機関が限られます。
ネットバンクは、使えないところが多いです。
2024年5月14日時点で、GMOあおぞらネット銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、PayPay銀行となります。
使える金融機関を確認する場合は、el-taxの共通納税対応金融機関でご確認ください。
住民税の納税をラクにする方法は2つあるのまとめ
納税をラクにするには、
・納期の特例を使う
・インターネットバンキングやダイレクト納付を使う
ということになります。
やったことない方でもすぐにできますので、安心してください。
編集後記(1872)
ジメジメとした夜でしたが、朝になると涼しかったです。
梅雨が近づいてきたんでしょうね。
嫌な時期です。
55日記(2202)
咳が止まらず、お医者さんへ行き、薬をもらって来ました。
おくすり飲めたねでおくすり飲んでます。
66日記(1429)
「たかいたかい」が、「わっしょい」になり、今は「ばっしょい」になっています。
言おうとしていることは、わかるんですがね。