税金は、どのくらいになるんだろう?と悩んでいませんか。
決算期末近くになると、今期の税金はいくらぐらいだろうと考え始めます。
どうやってやろうかと思いますが、
・経費は、前期を参考にして、特別なものをプラス
・売上と売上原価は、予想で行う
というのが、良いでしょう。
この記事では、ざっくりと税金どのくらいなるんだろう?を考えて見たいと思います。
経費は、前期の平均+特別なものでやってみましょう
経費の考え方としては、前期をベースにして、だいたい前期と一緒だったらどうなるのか?ですね。
もしできるなら、3期くらいの平均をとって、やってみるのもいいでしょう。
会社が始まってから毎月の計算をしておいて、まだ終わっていないところは、前期の平均や前期とそっくり同じでやっていきます。
支払いの部分で、前期末に特徴のある支払いがある場合は、さらに付け加えるという感じです。
例えば、なにか経費を1年分前払いする場合は、それも計算に入れてシミュレーションしてみるのです。
・家賃の前払いをする
・保険の前払いをする
・賞与を払う
などですね。
だいたいは、去年と同じようにしておいて、金額が大きく動くところだけ変えるということです。
あとは、今わかっている経費などはいれておくのがいいでしょう。
予想するときは、EXCELなどで作りましょう。
そうすれば、作り変えることも簡単です。
決算に近づいて来る事に、どんどんと変えて行きましょう。
そうすれば、正確な数字がでてきます。
売上は、予想を使いましょう
売上については予想でやってみましょう。
もちろん、前期の金額をベースにするのもいいですが、数ヶ月先の予想はでるはずです。
今の時点での予想でやってみて、変化があったらドンドンと変えて行きましょう。
そして、売上が決まれば、売上原価が決まってきます。
売上に占める売上原価の割合は、毎期あまり変わらないはずです。
前期をベースにするか、3期くらいの平均を取るかをしてしまえば、だいたいの売上原価はでてきます。
もし、割合が大きく変わる場合は、時間があるときに、なぜ割合が変わるのか?を確認したほうがいいでしょう。
売上原価が決まれば、販売費及び一般管理費は、前期ベース+決算での特別なものでいいんでしょう。
そうすると、だいたいの決算時のシミュレーションがでてきます。
シミュレーションなので、最初から精密にやらないほうがいいです。
あとは、違っていても、ドンドンをやることで精度が上がります。
最終的な数値は、決算を迎えないとわからないものですから。
税率は、30%くらいです
利益のシミュレーションが終わったら、税金のシミュレーションをしましょう。
税率は、ざっくりと30%と考えておきましょう。
会社の税金は、
・法人税
・法人住民税
・法人事業税
などがあります。
利益の金額で税率が変わったりしますが、ざっくりと30%にしておきましょう。
シミュレーションなので、ガッチリ確認できなくても、だいたいこのくらいなんだということを確認しましょう。
決算のが近づいて来たら、シミュレーションの金額が正確になり、税金の額も性格になってきます。
シミュレーションが終わったら、納税資金まで考えましょう
シミュレーションをして、だいたいの税額がわかったら、納税資金まで考えておきましょう。
せっかくシミュレーションしているので、税額がわかっただけではもったいないです。
決算では、利益があるかどうかも重要ですが、税金が払えるかどうかも重要です。
税金が払えるように、お金のことを考えておきましょう。
お金がない場合は、どこから調達する?ということまで、考えておきましょう。
そこまでできれば、シミュレーションとしては、充分でしょう。
税金はどのくらいになるんだろう?と思ったらとり売上と経費からさぐろうのまとめ
会計事務所がやってくれる場合もありますが、やってくれない場合は、ざっくりとでもいいのでシミュレーションしてみましょう。
ざっくりとやって、気がついたときにドンドンと直していきましょう。
やればやるほど、正確になりますが、シミュレーションなのでやり過ぎには注意です。
編集後記(1906)
実家に帰ってきました。
暑かったのですが、子どもたちは、色々な体験をできて良かったです。
55日記(2236)
実家の近くの公園に行きましたが、やることは“うんてい”、“てつぼう”です。
どこに行っても同じですね。
66日記(1463)
うんていのハマり具合が、すごいですね。
ちっちくても、うんていを移動できるので、感心されることがあります。