銀行融資で法人なんだけど、どんな銀行がいいのかな？と悩んでいませんか。
法人で最初なら、信用金庫や信用組合がオススメです。
今後、銀行を選ぶなら合併なども考慮しておきましょう。
そして、なるべく業績のよい銀行を選ぶ必要もあります。
今回は、銀行融資で法人の場合のオススメの銀行はどんな銀行？について書いていきます。
銀行融資で法人の場合は、信用金庫か信用組合がオススメ
銀行融資で法人の場合は、最初は、信用金庫か信用組合がオススメとなります。
その理由は、まだ成長していない段階で大きい銀行に行っても、相手にされない場合があります。
そのため、法人の近くにある信用金庫か信用組合がオススメとなります。
信用金庫か信用組合がオススメなのは、年商1億円くらいですね。
そして、年商が1億円超えて来た頃に、地方銀行を入れて行くという流れです。
もちろん、信用金庫や信用組合との取引も継続していくのですが、メインバンクを変更していく流れになります。
もっと大きくなれば、都市銀行へと流れて行きます。
銀行融資で法人の場合のオススメは、複数との取引
銀行融資で法人の場合は、銀行は複数と取引しましょう。
その理由は、複数の銀行と取引していると、力関係で負ける可能性があります。
法人は銀行からお金を借りる立場になりますので、どうしても力関係で負けてしまいます。
他の銀行と取引していると、「他で借ります」ということもできるのです。
そうなると、力関係がすこしだけ変わってきます。
取引銀行の目安としては、最初なら2つくらい取引したほうがいいでしょう。
あとは、公的な金融機関ですが、日本政策金融公庫も忘れずに取引してください。
銀行融資では、銀行の合併に注意をしよう
銀行融資では、銀行からお金を借りるんですが、合併の話には注意をしましょう。
その理由は、銀行の合併があると、融資の考え方が変わってしまうからです。
合併は、合併する方と合併される方が出てきます。
そのため、合併するほうの銀行なら、融資の考え方は今までと同じです。
でも、合併される方の銀行の場合は、合併する方の銀行の影響を受けますので、合併以降は融資の考え方が変わる可能性があるのです。
融資に対する考え方が変わるというのは、返済条件などが変更されることも考えられます。
銀行を選ぶ場合は、合併する方を選びたいものです。
そうなると、銀行の経営状態を確認しておく必要もあるでしょう。
最近の銀行などの半数は、本業で赤字になっているそうです。
そのため、銀行選びにも注意が必要となります。
銀行の業績を確認するには、
・自己資本比率
・当期純利益
・預貸率
は確認しておくといいでしょう。
自己資本比率とは？
自己資本比率とは、自己資本÷総資産で計算される率のことです。
銀行は、自己資本比率が一定を超えないといけないことになっています。
そのため、自己資本比率が少ない銀行は、調子が悪い銀行となります。
自己資本比率が低い銀行は、融資の姿勢も変わってきます。
自己資本比率を高めるためには、かなりざっくりと説明すると、総資産を減らせばいいのです。
総資産に含まれているのが、貸付金です。
自己資本比率が低いので高めようとするなら、貸付金を減らしてしまえば、総資産が減って自己資本比率が高くなります。
10÷100＝0.1ですが、10÷80＝0.125ということです。
自己資本比率が悪い銀行は、積極的な融資をしないで、場合によっては貸し剥がしなどもあるかもしれません。
銀行を選ぶ時は、自己資本比率が高い銀行を選びましょう。
当期純利益
当期純利益を確認するのは、融資の失敗できるのが多いかどうかです。
たとえば、当期純利益が大きい銀行は、多少の融資の失敗でも利益に影響がありません。
100億円利益がある銀行と1,000億円利益がある銀行では、1,000億円利益がある銀行の方が失敗の影響が少ないのです。
でも、当期純利益が小さい場合や赤字の場合は、融資の失敗が経営状態に影響してしまいます。
そのため、当期純利益が大きい銀行の方が、積極的に融資をしてくれる可能性が高いのです。
銀行を選ぶなら、当期純利益が高いところを選びましょう。
預貸率
預貸率は、銀行が預かったお金をどのくらい貸しているか？という率です。
預貸率とは、貸出金額÷預金額でけいさんできます。
金融機関全体の預貸率は、以前は80％くらいあったそうなんですが、今は70％を切るくらいになっているそうです。
金融機関の場所など環境で預貸率は変わるのですが、地方銀行が70％くらいで信用金庫が50％くらいとなっています。
なるべく高いところがいいですが、低いところも地域の事情により低くなっていることもあります。
会社が少ない地域の場合は、貸し出すところがないので、預貸率は減っていきます。
預貸率もかくにんしてみましょう。
銀行融資で法人の場合のオススメの銀行はどんな銀行？のまとめ
銀行融資で法人の場合のオススメの銀行は、信用金庫や信用組合です。
年商が増えてきたら地方銀行へ、さらに増えたら都市銀行へと流れて行くのがいいでしょう。
もし注意できるなら、銀行の合併なんかも考慮して、
・自己資本比率
・当期純利益
・預貸率
をみておくのもいいでしょう。
編集後記(2041)
昨日は、帯状疱疹のワクチンとインフルエンザワクチンを打ちました。
筋肉注射はいたいですね。
でも、熱が出なくて良かったです。
55日記(2371)
保育園から帰ってきたら「ちゅうしゃうったとこみせて」と大きな声で言っていました。
片方みせると「もう1つも」と両方みたかったみたいです。
66日記(1598)
ご飯をあまり食べなかったので、食べさせようとしたら「おおきい」と言って泣いていました。
口にいれる大きさが大きすぎたようです。