借りたら返すな!なんて本がありますが、返したら借りろということをお伝えしたいです。
※借りたら返すな!は、ちゃんとした本です
銀行融資を返済したら、お金がなくなります。
お金が減った分をさらに借りて、資金繰りを良くしましょう。
今回は、借りたら返すなではなくて、返したら借りろ!です。
返したら借りると資金繰りがよくなります
返したら借りろと言うのは、本当の話です。
その理由は、銀行融資を返すとお金はなくなりますので、借りると資金繰りがよくなるということです。
そのため、返したら借りろなのです。
たとえば、銀行融資を1,000万円借りたとします。
借りた時は、通帳の残高も1,000万円くらい増えて、安心です。
(まあ、ここから返済を考えていかなきゃいけないんですけど・・・)
これを8年の96か月で返していくと、毎月々の返済金額が105,000円くらいとなります。
この銀行融資を毎月々返済していくと、銀行融資の残高も減りますが、預金残高も減りますよね。
このままずっと返済し続けると、使えるお金も減って行ってしまいます。
そのため、半分くらい返済が終わったところで、折り返し融資を受けましょう。
折り返し融資というのは、同じまたはそれ以上の金額を借りて、今までの借金を返済することです。
折り返し融資を受けて、お金を減らさないようにしていきます。
折り返し融資とは、1,000万円の銀行融資を受けて返済している途中で、さらに銀行融資を受けます。
そして、今まで返済していた銀行融資を返済します。
たとえば、最初に受けていた銀行融資1,000万円が返済して500万円になったとします。
ここで、1,000万円の折り返し融資を受けて、最初に受けていた銀行融資の残高500万円を返済します。
折り返し融資を受けると、1,000万円入ってきて500万円返済するので、500万円お金が増えることになります。
銀行融資は、返済すればするほど、お金が減っていきます。
半分くらいのタイミングで折り返し融資を受けて、お金を切らさないようにする。
返したら借りろなのです。
返したら借りることで銀行とつながっていられる
借りたら完済を目指したいところですが、それは間違っているかもしれません。
その理由は、銀行との関係が途切れてしまうからです。
銀行との関係が、途切れてしまいます。
銀行は、借りて返してくれるところには、貸したいのです。
せっかく借りることができたので、また借りて銀行のお客様でいることが大切なのです。
銀行のお客様でいれば、ピンチのときにも支援してもらえるかもしれません。
必要なときだけお客様でいるよりも、つねにお客様でいるとメリットがあります。
通帳があればお客様なんですが、通帳があっただけではお客様にはなりません。
銀行は、貸金業です。
融資の利息で利益を出しています。
そのため、通帳があったからといって、お客様ということはないのです。
銀行融資を完済してしまうと、お客様ではないので、お客様でいるように銀行融資を完済しないようにしましょう。
借りなくていいのは、いつからなのか?
借りなくていいのは、会社が安全な状態になったところです。
安全になった状態とは、月商の6か月以上の資金を持ったときです。
月商の6か月以上のお金を持つようになったら、銀行融資を減らしてもいいでしょう。
まず目指すのは、実質無借金経営です。
実質無借金経営とは、預金>銀行融資残高のことです。
実質無借金経営を目指し、そして最終的には無借金経営を目指して進んでいきましょう。
借りたら返すなではなく、返したら借りろ!のまとめ
借りたら返すなではなくて、借りたら借りろ!というのは、本当の話です。
銀行融資を受けて、お金を増やしていきましょう。
編集後記(2050)
来年のカレンダーが来ました。
もう、年末ですね。
55日記(2380)
仕事から帰ってくると、テンション高めにお迎えに来てくれました。
なんかよくわかりませんが、楽しそうです。
66日記(1607)
「ごはんいらにない」と言って、パンを食べていました。
その後にオレンジをがっついていたので、ごはんが合わなかったのかもしれません。