黒字倒産って言葉を、聞いたことはありませんか?
黒字倒産と言うのは、利益がでているんだけど、お金がなくなってしまって、倒産してしまうことです。
黒字倒産を避けるには、早めにお金の準備をすることが必要です。
銀行融資をする場合は、早めに動きましょう。
支払いを遅らせる方法もありますが、なかなかハードルは高いです。
この記事を読んで、黒字倒産について考えてみましょう。
黒字倒産になる理由は、入金よりも支払いが早いから
黒字倒産になり理由ですが、入金よりも支払いが早いからです。
その理由は、お金が入る前に支払が来てしまい、お金を支払うことができなくなるからです。
黒字倒産というのは、チャンスの時にやってきますので、十分注意が必要なのです。
なぜ、黒字倒産がチャンスの時にやってくるのかというと、売上が増えて来た時によく起こるからです。
「これから行けるぞ」と思ったところで、「あっ、お金がない・・・」ということもあるのです。
イケイケ(古い?)のときほど、注意しなければ行けません。
黒字倒産の理由は、けっこう簡単なものです。
仕入れが必要な業種によくあるのですが、売上が増えてくると、仕入れを増やします。
仕入れが増えれば、入金が増えるはずなんですが、入金が遅かったりすると、お金が回らなくなるということです。
例えば、4月に1,000万円分仕入れて、それを5月に支払う契約だったとします。
その仕入れた商品を4月に売り上げて、入金するのが、6月だったとします。
そうすると、6月にお金は入金するのに、5月にはお金を払わなきゃいけなくなります。
これだけでも、お金が苦しくなるのです。
この場合は、4月に仕入れて、5月に払うのですから、仕入れをするときにお金のことを考えなきゃ行けないのです。
長年やっている会社の場合は、蓄えもあるかもしれませんが、お金が苦しい会社の場合なんかは、対応しきれません。
会社の商取引の流れを考えて、どこでお金が足りなくなるのかを、取引の前に確認しましょう。
ドンドンと仕入れているということは、ドンドンと支払う金額が増えて行くことです。
基本的なことですが、チャンスの後にピンチありなんで、気を付けていただきたいことです。
黒字倒産を避けるために銀行融資を使う
黒字倒産を避けるためには、銀行融資を使いましょう。
まずは、調子が良くなって来そうなタイミングで、銀行に相談しましょう。
その理由は、銀行融資は時間がかかります。
足りないと思ったときには、申し込む時期が過ぎているかもしれません。
早め早めに動いて行きましょう。
銀行融資は、初めての場合は、1か月ほどかかります。
上の例で行くと、4月に仕入れたものを、5月に払う場合は、4月に銀行に相談しないと、5月の支払いに間に合わなくなってしまいます。
支払いが遅れれば、信用問題になりますので、やっぱり早めに動く必要はあるのです。
黒字倒産を避けるため、支払いの遅らせる
黒字倒産を避けるため、支払いを遅らせるというのがあるでしょう。
でも、ちょっと難しいと思っています。
その理由は、やっぱり買う方と売る方の立場が違うからです。
「入金が2か月後だから、支払いを3か月後にしてほしい」と言っても、納得はしてもらえないです。
「それは、そっちの都合でしょう」って言われるだけですよね。
交渉するのはいいのですが、交渉するとお金に苦しいと思われてしまい、「金額が大きくなったら前金を入れてくれ」とか言われてしまいます。
あとは、「保証金を払ってくれ」ですね。
金額が大きくなると、保証金を取る仕入れ先もあります。
保証金は、後で返ってきますが、使えないお金となってしまいます。
支払いの交渉をするのは、なかなか難しいことだと考えています。
黒字倒産になる理由は、入金よりも支払いが早いからのまとめ
黒字倒産というのを知っていても、まさか自分がなるの?とか思っていると、まさかですがなります。
チャンスの後にピンチありなので、十分警戒をしてください。
編集後記(2095)
昨日は、家にいてゆっくり過ごしました。
年末ですけど、こんな日も必要ですよね。
55日記(2425)
チアのクリスマスパーティーに行きました。
とても楽しかったようで、いろいろお話をしてくれました。
66日記(1652)
調子が悪かったのですが、治ったようです。
昨日の夜から、とても元気でした。