勘定科目は、そろえた方がいいです。
その理由は、
- 迷うと時間がかかる
- 変えると漏れているかわからない
- 変えると比較できない
の3つです。
勘定科目には、決まったルールはありません。
自分の好きな勘定科目にしても良いのですが、決まりを作ったほうが会計ソフトへの入力もラクです。
今回は、勘定科目について確認していこうと思います。
勘定科目はそろえたほうがいい理由3つー迷うと時間がかかるー
勘定科目は、そろえたほうがいいです。
なぜなら、会計ソフトへの入力が、遅くなるからです。
会計ソフトへの入力時に、「あれ、これなんだっけ?」と思い出しながらやっていると、時間がかかります。
そのため、会計ソフトへの入力のときは、勘定科目をそろえておいたほうがいいです。
最近は、クラウド会計などもあり、入力することも減りましたが、現金の領収書やレシートは、勘定科目を決めなければいけません。
勘定科目を迷って時間がかかると、会計ソフトへの入力がイライラします。
イライラするとやる気が無くなりますので、イライラしないようにある程度決めて、入力しましょう。
勘定科目はそろえたほうがいい理由3つー変えると漏れているかわからないー
勘定科目は、そろえておいたほうがいいです。
なぜなら、経費が漏れているかが、わからなくなってしまうからです。
会計ソフトへの入力したあとや決算などのときに、入力内容を確認するとします。
そのときに、「あれ?あの経費払ってるよな」と思うことがあります。
いつも同じ科目にしておけば、そのようなことがないのでしょう。
会計ソフトには、検索機能がありますが、どういう内容で入力したか覚えていないと、全部見返すことになります。
その方が手間になりますので、勘定科目を決めて入力しましょう。
勘定科目はそろえたほうがいい理由3つー変えると比較できないー
勘定科目は、そろえておいたほうがいいです。
なぜなら、勘定科目を変えると、比較ができないからです。
決算などをやって、今年は黒字だ、赤字だとなるのですが、勘定科目を変えてしまうと、内容が比較できません。
例えば、
- 今期(今年)⇒消耗品費
- 前期(去年)⇒事務用品費
など、変えてしまっては、去年と今年の比較ができません。
決算書を比較すると、“消耗品が減ったけど、事務用品費が増えてる”と感じるはずです。
でも、内容を見ていると、前期(去年)と今期(今年)の勘定科目が違っただけだったなんてこともあるでしょう。
そうすると、決算の比較ができなくなってしまいます。
勘定科目をそろえるのは、見栄えが良くなりますし、比較することができるようになります。
判断しにくい勘定科目は?
判断しにくい勘定科目があります。
判断しにくい勘定科目は、使わないという手もありますし、ある程度内容を決めておきましょう。
例としては、
- 消耗品費と事務用品費(事務用消耗品費)
- 旅費交通費と車両費(車両維持費)
- 通信費と運賃
です。
消耗品費と事務用品費(事務用消耗品費)は、私も区別できません。
そのため、消耗品費のみに絞っています。
事務用品費は、使っていません。
旅費交通費と車両費(車両維持費)は、
- 旅費交通費⇒電車代、高速代、駐車場代、宿泊代
- 車両維持費⇒ガソリン代、車検代(税金除く)、タイヤ代
という感じで分けています。
通信費と運賃は、
- 通信費⇒切手など
- 運賃⇒宅配便など
です。
でも、宅配便が月に1度くらいしかない場合は、通信費に含めています。
このように分けておきましょう。
私は、何年も会計の仕事をやっているので、頭の中で覚えています。
慣れない方は、どこかにメモしておいて、入力しながら確認するというのも良いでしょう。
勘定科目はそろえたほうがいい理由3つのまとめ
勘定科目は、あとで確認するときのためにあります。
適当にやってしまうと、後で面倒なことになります。
決まりを作ってやってみてください。
勘定科目をそろえたほうがいい理由は、
- 迷うと時間がかかる
- 変えると漏れているかわからない
- 変えると比較できない
編集後記(1467)
昨日は、税務署へ関与先名簿を提出しました。
税理士は、この時期に税務署へ関与先名簿というのを提出します。
なぜ、これって必要なんでしょうね?
55日記(1797)
保育園が終わったあと、公園に遊びに行きました。
最初にうんていみたいなのをやるのですが、なぜなんでしょう。
1度聞いてみたいと思います。
66日記(1024)
一緒にパズルをやったのですが、内容を覚えているのか「そこじゃない」、「遅い」と言われます。
成長しているので、やっていて楽しいです。