白色申告よりも青色申告の方がいいけど、どんな違いがあるの？と悩んでいませんか。
青色申告の方が、メリットがあります。
その3大メリットは、
・最大65万円の控除がある
・赤字が3年間繰り越せる
・30万円未満のものを経費にできる
となります。
この記事を読んで、白色申告よりも青色申告を選択しましょう。
白色申告よりも青色申告のほうがいいのはなぜ？
白色申告よりも青色申告がいいのは、
・最大65万円の控除がある
・赤字が3年間繰り越せる
・30万円未満のものを経費にできる
があるからです。
各項目について、確認していきます。
最大65万円の控除がある
青色申告特別控除というのがあり、最大65万円の控除が受けられます。
そのため、青色申告をオススメしています。
白色申告には、控除はありません。
青色申告特別控除の内容は、
・10万円
・55万円
・65万円
の3つとなります。
ざっくりと説明すると、
・10万円⇒簡単な帳簿
・55万円⇒会計ソフトできちんと帳簿作成、青色申告決算書全部記入
・65万円⇒会計ソフトできちんと帳簿作成、青色申告決算書全部記入、電子申告
となります。
会計ソフトを使っている方は、55万円控除か65万円控除を受けられる可能性があります。
チャレンジしてみましょう。
青色申告書を全部記入とありますが、貸借対照表を書くということです。
貸借対照表を確認していない方が多いのですが、数字には気を配りましょう。
貸借対照表の金額がマイナスになっていたり、とてつもなく多い金額になっている方がいます。
そのような金額が本当にあるのかどうかは、確認しましょう。
青色申告特別控除は、きちんと帳簿を付けた場合のメリットとなります。
きちんと帳簿を付けて、メリットを受けましょう。
赤字が3年間繰り越せる
赤字が3年間繰り越せるというのは、赤字が出たら、3年間利益から引いて税金を計算することができます。
白色申告については、赤字が出れば、それで終わりということです。
赤字が3年間繰り越せるというのを、もうすこし説明していきます。
例えば、2023年に100万円の赤字が出たとします。
2024年が200万円の黒字のときは、200万円△100万円＝100万円から税金の計算をスタートします。
もう1つ例を出します。
例えば、2023年に100万円の赤字が出たとします。
2024年が50万円の黒字のときは、50万円△50万円＝０円となります。
2025年が150万円の黒字のときは、150万円△(100万円△50万円)＝100万円となります。
2023年に出した赤字を、2024年で50万使って、2025年で残りの50万円を使っています。
このように、3年間は赤字を使うことができます。
もし3年間で赤字を使うことができない場合は、4年目には使えなくなります。
赤字が3年間繰り越せますが、個人事業主は赤字にならないほうがいいです。
個人事業主で赤字の場合は、生活できなかったということになるからです。
赤字を3年間繰り越せますが、赤字にならない事業の運営は必要となります。
30万円未満のものを経費にできる
青色申告の場合は、30万円未満のものを経費にできます。
これは、30万円未満のものは、購入して使った年の経費にできます。
白色申告は、減価償却として数年で処理をします。
この内容だとよくわからないので、ざっくりと説明していきます。
例えば、25万円のパソコンを購入します。
この場合は、青色申告だと、購入した年の経費になります。
白色申告の場合は、4年間で減価償却という方法で、経費にします。
青色申告の場合は、すぐに経費になるというメリットがあります。
白色申告については、経費にはなりますが、時間がかかるということです。
ここが大きく違うところです。
早く経費にすることは、税金が減るのでいいことです。
青色申告をして、メリットを受けましょう。
青色申告から白色申告にするという人がいるけれど・・・
ためにですが、売上が少ないから青色申告から白色申告にすると言う方がいます。
青色申告か白色申告かは、売上の基準などはありません。
そのまま青色申告でも、問題ありません。
白色申告のメリットは、帳簿を簡単につけるということです。
以前は、帳簿は必要ないとなっていましたが、現在は帳簿が必要となります。
そうなると、青色申告とほとんど変わりませんので、青色申告の継続をオススメします。
特に会計ソフトを使っている方は、青色申告の基準を満たしますので、青色申告の方がいいです。
世の中のブログやYou Tubeも、青色申告を前提にしているものが多いです。
白色申告の方が情報が少ないので、青色申告のことなのか、白色申告のことなのかを確認しましょう。
ちなみに、このブログでは、青色申告をオススメしているため、白色申告のことはほとんど出てきません。
白色申告よりも青色申告のほうがいいのはなぜ？のまとめ
ベタですが、青色申告のことを書いてみました。
青色申告の方がメリットが多いですし、会計ソフトを使っているなら、青色申告にしましょう。
青色申告は、やめるなら後でやめることもできますしね。
編集後記(1781)
雛人形を飾る必要があり、机を別のことに使っています。
今日から数日間ダンボールが、私のデスクとなりました。
入力は、肩がこります。
55日記(2111)
寝る直前に「足をブラブラやって」と言ってきました。
足を持ってブラブラするのですが、とても喜んでいました。
66日記(1338)
長女の足ブラブラをみて「私もやって」と言ってきます。
足ブラブラだけでは物足りなかったのか、こうしてと“ひねり”を要求して、楽しんでいました。