この記事は、銀行融資の借りすぎについて解説しています。
銀行融資を受けていると、借りすぎっていくらから?と思ったりしませんか。
今回は、借りすぎはいくらから?というのをテーマにしてみます。
借りすぎにも色々ありますが、限度額、会社から見た借りすぎ、銀行から見た借りすぎを確認していきます。
この記事の内容は、次の通りです。
・銀行が貸してくれなくなる金額が借りすぎ
・返済できない金額が借りすぎ
・返済できる金額が10年を超えているから借りすぎ
この記事を読んで、銀行融資の借りすぎについて、確認していきましょう。
銀行が貸してくれなくなる金額が借りすぎ
銀行が貸してくれなくなる金額が、借りすぎとなります。
その理由は、銀行が貸してくれないってなれば、それは借りすぎですよね。
じゃあ、銀行が貸してくれる範囲となると、いくらぐらいとなるでしょうか?
・保証協会
・日本政策金融公庫
で確認してみます。
銀行は、保証協会がOKを出してくれれば、銀行は融資をOKしてくれる可能性は高くなります。
銀行というよりは、保証協会の枠(限度額)の話をしていきます。
保証協会の枠は、
・無担保8,000万円
・有担保2億円
となり、2億8,000万円が借りられることになります。
担保がない場合も多いので、有担保は無視すると、8,000万円借りられそうな感じですが、そんなことはありません。
だいたいが、月商の3か月分~6か月分となります。
ここを超えてくると、借りすぎで次は借りられないかもしれないという感じでしょう。
日本政策金融公庫は、令和6年の実績を確認すると、国民生活事業の融資平均が約822万円あります。
そのうちの約85%が運転資金なので、822万円×85%=698万円となります。
じゃあ、このくらい借りられるのか?となると、そんなことはないでしょう。
日本政策金融公庫も「この会社は、お金を貸しても返済できるのか?」を考えるわけですから、限度があります。
だいたい、月商の2か月分~3か月分が限度となりそうです。
銀行が貸してくれなくなる金額が、借りすぎとなりますが、売上が多い会社は資金需要が多くなりますし、返済の可能性が高くなります。
売上をあげることが、融資を受けられる限界を広げることになります。
返済できない金額が借りすぎ
貸してくれるところの限界を確認したら、会社の借りすぎを確認していきます。
会社の借りすぎとなる目安は、返済できない金額が借りすぎとなりますよね。
その理由は、返済できない金額になってしまえば、返済金額が少なくても借り過ぎとなってしまうからです。
じゃあ、どうなったら借りすぎなのか?を確認するんですが、算式がありますので、それで確認してみましょう。
・税引き後利益+減価償却費<返済額
となります。
算式の意味は、返済に使えるお金よりも、返済額が多いので借りすぎとなります。
ちょっと、暴論な感じもしますが、返済できなくなれば借りすぎという判断です。
算式の中の税引き後利益+減価償却費というのは、返済できるお金をあらわしています。
この算式の注目点は、税引き後利益があることです。
なにが言いたいのかというと、利益が増えれば返済の可能性が増えるので、借りすぎにならないということですね。
利益が増えれば算式が、
・税引き後利益+減価償却費>返済額
となり、借りすぎということにならなくなります。
融資を受けている金額が少なくても、返済できなければ借りすぎですし、利益が多く出ていれば、返済金額が大きくても借りすぎではないということになります。
お金が返済できているうちは、借りすぎに入らないということです。
利益が、重要な役割を果たしています。
銀行の視点からすると、節税して利益を減らすことは、あまり良くないことがわかるハズです。
返済できる金額が10年を超えているから借りすぎ
限度額と会社のから見た借りすぎを確認してきました。
次は、銀行は、どう判断するのか?となります。
銀行は、返済できる金額が10年を超えていると、借りすぎと考えます。
その理由は、銀行は、貸したお金を10年で返済してほしいと思っているからです。
10年ということなんですが、どういう状況かというと、これも算式がありますので、算式で確認します。
・借入金の残高÷(税引き後利益+減価償却費)<10年
この算式が成立すると、借りすぎということです。
算式の意味としては、借入金の残高を返済できるお金で、何年で返済できるのかを確認しています。
ちょっと、数字を使って確認してみます。
借入金残高が2,000万円、税引き後利益が100万円、減価償却費が0円だったとします。
算式に当てはめると、2,000万円÷(100万円+0円)=20年となるので、10年を超えます。
これでは、借りすぎということです。
銀行は、貸したお金を10年で返済してほしいと思っているので、20年となると「もう貸せない」となるのです。
ここでも、注目するのが、税引き後利益です。
融資に利益が関係するのは、上でも書いてきました。
利益がなければ、銀行融資を難しくしてしまうとうことです。
簡単に考えると、利益があればなんとかなるとくことですね。
銀行融資、どこまで借りて大丈夫?“借り過ぎライン”の見極め方のまとめ
借りすぎについて確認しました。
借りすぎというのは、会社によって違います。
売上があれば貸してくれる場合もあり、利益があれば借りすぎにならないのです。
売上と利益が重要な要素となりますので、この2つの点を注意して、会社を経営していくのがいいですね。
編集後記(2442)
会計ソフトの使い方について、お客様のところに説明に行きました。
最初のある程度設定しているので、すんなりできるハズです。
そう、できるハズなんです。
55日記(2772)
豚汁が夕食に出たんですが、「今までで1番おいしい」と言っていました。
いつも食べているのに、なんか合うことがあるんでしょうね。
66日記(1999)
保育園の発表で、センターになったようです。
たぶん、くじ引きですけど。

