この決算書で銀行融資って受けられるの?不安な方は確認3つの事

この決算書で銀行融資って受けられるの?と悩んでいませんか。

銀行融資を受けられるかどうかは、

・簡易キャッシュフローはいくらある?

・債務償還年数が何年か?

・債務超過かどうか?

を確認してみましょう

 

この3つを確認してみれば、銀行融資を受けることができるかどうかを知ることができます。

この記事を読んで、この決算書で銀行融資って受けられるの?を確認しましょう。

目次

この決算書で銀行融資って受けられるの?不安な方は確認3つの事

この決算書で銀行融資って受けられるの?と思っているなら確認したいことが3つあります。

それは、

・簡易キャッシュフローはいくらある?

・債務償還年数が何年か?

・債務超過かどうか?

となります。

 

各項目について、確認していきます。

簡易キャッシュフローはいくらある?

簡易キャッシュフローは、いくらある?なんですが、なんでそんな事を知る必要があるのかというと、お金がどのくらい返済できるかがわかるからです。

簡易キャッシュフローでわかることは、1年間の返済可能金額です。

 

簡易キャッシュフローは、

・簡易キャッシュフロー=税引き後利益+減価償却費

という計算式となります。

 

簡易キャッシュフローが意味する数字は、1年間に自由に使えるお金=1年間に銀行融資の返済に使えるお金を意味します。

 

計算式には、税引き後利益があります。

利益を減らしてしまうと、銀行融資に影響することがわかると思います。

 

利益は、無理やり減らさないほうが良いのです。

あと、減価償却費なんですけど、減価償却費は支払いのない費用となります。

 

本来、経費はお金が出ていくものですが、減価償却費は買った時にお金が出ていっているので、経費にした分はお金が出ていっていないので、税引き後利益に足しています。

このあたりは、ちょっと難しいと考える方もいらっしゃるので、とにかく算式で計算してみましょう。

債務償還年数が何年か?

債務償還年数というのは、今の借金を何年で返済できるの?という数字です。

なんでこんな数字を計算するのかと言うと、銀行は10年未満で銀行融資を返済して欲しいからです。

 

そのため、算式の数字が大きくなると、借入ができなくなりますし、算式の数字が小さくなると、まだ借りられるということになります。

例えば、3,000万円の銀行融資残高があって、500万円の簡易キャッシュフローがあれば、返済期間は6年となります。

 

会社は、6年で返済する力があるため、まだ借りられるということです。

3,000万円の銀行融資残高があって、実際は毎年300万円しか返済していなくても、関係はありません。

 

銀行は、会社には返済する力があるため、まだ銀行融資をすることができると考えます。

会社の債務償還年数を、確認してみましょう。

債務超過かどうか?

債務超過かどうかを確認して、債務超過ではない場合は、銀行融資を受けられる可能性があります。

債務超過というのは、資産<債務ということです。

 

決算書をみれば、すぐに確認できるでしょう。

債務超過が問題な理由は、お金の返済能力がないということです。

 

上でも書きましたが、銀行は貸金業です。

返済してくれるところに貸したいんですよね。

 

債務超過は、資産よりも負債が多い状態なので、資産の全部を売却したとしても、負債を全部返せないということになります。

債務超過の状態で、さらに銀行融資をしてしまうと、新たに貸したお金は、まったく返済されないと思うわけです。

 

ここでいう債務超過というのは、決算書の債務超過ではなくて、銀行が決算書を見て資産や負債の金額を計算し直したあとの、債務超過となります。

銀行は、会社から提出される決算書を信用していません。

 

たとえば、入金の可能性のない売掛金が決算書に残っているとします。

入金の可能性がないなら、損失にすべきところですが、会社の状態で損失にすることができない事もあります。

 

銀行では、入金の可能性のない売掛金が、決算書にはないものとして、貸借対照表を作り直して、債務超過かどうかを確認するのです。

どのくらい借りられるかは、目安でしかない

借りられるかどうかの可能性を確認しました。

でも、やっぱり目安でしかありません。

 

銀行は、借り手(会社)を総合的にみて、貸せるかどうかを判断します。

貸せるかどうかというのは、返せるかどうかなのです。

 

決算書の数字がダメでも、社長個人が莫大な財産を持っている場合は、銀行融資に応じてくれる可能性はあります。

決算書が良くても、社長の個人情報が問題なので、銀行融資を受けられない場合もあるのです。

 

色々ありますが、まずは目安を確認しましょう。

この決算書で銀行融資って受けられるの?不安な方は確認3つの事のまとめ

まずは、決算書で確認してみましょう。

・簡易キャッシュフローはいくらある?

・債務償還年数が何年か?

・債務超過かどうか?

 

編集後記(2267)

最近、ランニングしていないのですが、今日はできそうです。

梅雨時期は、走りたくないのが本音ですけど、横浜マラソンに向けて頑張って行きます。

 

55日記(2597)

突然、「学校に1人で行ってみる」と言い出し、1人で行きました。

学校から帰ってきて「明日も1人で行ける?」と聞くと、「行ける」と答えてくれました。

 

66日記(1824)

久しぶりの良い天気だったので、保育園のあと公園に行きました。

うんていは、そこそこできるので、鉄棒の逆上がりに挑戦しています。

 

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