クラウド会計の基礎の基礎
段取り力を身に着けて、段取リストと名乗ろうと思っている税理士の柏嵜忠弘です。
東京都大田区で開業しています。
クラウド会計ってどんなものなの?と思っていませんか。
この記事では、クラウド会計の使い方の基礎の基礎について、ざっくり解説しています。
この記事を読んで、クラウド会計について、確認してみてください。
クラウド会計の使い方の基礎の基礎をざっくりと解説
クラウド会計は、
- インターネットでデータを取り込む
ということです。
インターネットでデータを取り込むというのは、
- インターネットバンキングでデータを取り込む
- クレジットカードの内容をデータで取り込む
- Amazon・Suicaなどの内容をデータで取り込む
ということになります。
つまり、インターネットができない場合は、クラウド会計は使えないということです。
そして、インターネットでデータを取り込めば取り込むほど、クラウド会計は威力を発揮します。
クラウド会計は絶対ではない―クラウド会計の使い方―
上でも書きましたが、クラウド会計はインターネットでデータを取り込む方法となります。
データが取り込めれば、それで全てが終わりということではありません。
なぜなら、取り込んだ後に操作しなければいけないことが出てきます。
それは、
- 勘定科目が変わる場合
- 消費税の税率が変わる場合
などです。
各項目について、確認していきましょう。
勘定科目が変わる場合
クラウド会計は、自動登録というのがあって、取り込んだ時に勝手に仕訳をしてくれるように設定できます。
でも、設定以外のことが出てきてしまうと、操作しなければいけません。
例えば、いつも本しか買わないのに、他のものを購入した場合です。
私は、Amazonの設定を新聞図書費にしています。
でも、Amazonでお客さんに渡すファイルなども購入します。
Amazonの設定が、新聞図書費になっているので、ファイルを購入しても、新聞図書費で仕訳が行ってしまいます。
そのため、自動で仕訳したあとに、新聞図書費⇒消耗品費に変更します。
クラウド会計は、勘定科目の変更が必要な場合がある。
- 消費税の税率が変わる場合
消費税の税率が変わる場合とは、いつもは10%で登録していても、軽減税率の8%の場合は変更が必要になります。
例えば、いつも飲食しているところを、自動で仕訳を登録できるようにしたとします。
消費税は、飲食をすれば10%ですが、持ち帰りは軽減税率の8%になります。
いつも通りに自動で仕訳を任せていると、10%になってしまいますので、軽減税率の8%に変更しなきゃいけません。
クラウド会計は、消費税の税率を変更する場合があります。
クラウド会計は絶対ではない
上でも書きましたが、クラウド会計は、絶対ではありません。
訂正が必要なこともあります。
よくある勘違いとして、「クラウド会計を導入すれば、勝手に仕訳をしてくれる」ということです。
これは、合っていて間違っています。
なぜなら、クラウド会計は、他に使っている方のデータを参考にして、勘定科目を決めています。
そのため、それが正しいとは限らないのです。
例えば、ドコモでスマートフォンを購入したとします。
ドコモの場合は、通信費として処理している方が多いので、通信費で処理されると思います。
でも、スマートフォンを購入した場合は、消耗品費にするほうが良いです。
こういう場合は、訂正が必要となります。
自分が仕訳の自動登録の設定をしていても、していなくても、訂正が必要なのがクラウド会計です。
クラウド会計の現金の取り扱い-クラウド会計の使い方―
クラウド会計は、インターネットを利用して、データを取り込みます。
現金の領収書などは、取り込めないので、自分で処理をします。
現金の領収書を取り込む方法としては、
- Excelでとりこむ
- 写真を取って取り込む
- クラウド会計に入力して取り込む
などがあります。
どれも、作業が必要となります。
作業を減らすには、インターネットバンキングやクレジットカードなどを使って、現金を使わないようにします。
そうすると、現金の領収書の作業が減るので、会計が楽になるのです。
クラウド会計のタイミング-クラウド会計の使い方-
クラウド会計にインターネットからデータを取り込むタイミングは、
- こまめに行う
です。
なぜなら、信用金庫などは、2か月前からしか取り込みできません。
Suicaなども放置しておくと、取り込むことができなくなります。
ということは、クラウド会計を使う場合は、1年に1回だけ経理をやろうとする方には、向かないということです。
取り込みできなかったデータは、自分でExcelなどで入力しなきゃいけません。
クラウド会計は、インターネットからデータを取り込むことで力を発揮します。
入力するのはとても面倒ですし、インターネットなのでサクサク動きません。
クラウド会計を使う場合は、こまめに経理をしましょう。
クラウド会計の使い方の基礎の基礎をざっくりと解説のまとめ
最後にもう1度確認しましょう。
編集後記
クラウド会計について、基本的なことを書いてみました。
クラウド会計は、インターネットとつながりが強いと思ってもらえれば良いです。
最近昼が暑いので、夜まで部屋が暑いです。
扇風機だと、夜中暑くて起きます。
エアコンだと、夜中寒くて起きます。
今年のちょうど良いところを、探しています。
55日記(1517)
トロピカルージュプリキュアはよく観ていましたが、デリシャスパーティープリキュアは、興味がないみたいです。
最近のは、観なくなってしまいました。
66日記(744)
買ったばかりの扇風機に落書きしていました。
やめてくれ~。