年末調整をしていて、源泉所得税が合わなかったということありませんか?
源泉所得税は、会計ソフトを使って合わせるとラクです。
手順としては、
・年末調整前に源泉所得税を合わせておく
・12月分の給料を入力する
・納税して終了
この記事を読んで、源泉所得税をしっかり合わせましょう。
源泉所得税は、年末調整前に会計ソフトで合わせておく
年末調整のときは、源泉所得税がポイントとなります。
源泉所得税には、給料の他に税理士への支払いや司法書士への支払いも含みます。
まずは、それがあっているのかどうかを確認しましょう。
会計ソフトについては、預り金を使うのが一般的です。
でも、預り金だけを使ってしまうと、他の預り金(厚生年金や住民税)と混ざってしまいます。
預り金でも、補助科目をつけて管理をしましょう。
私がやっているお客様の預り金は、補助科目を
・源泉所得税
・健康保険・厚生年金
・住民税
としています。
こうすると、源泉所得税だけを確認できます。
預り金だけの方は、分けた方がラクですのでやってみて下さい。
あとは、借入金の返済なども分けています。
最近は、元金と利息を分けて記帳してくれる銀行もありますが、補助科目を使うと分けやすいです。
残高なども把握しやすく、残りどのくらい?と思ったときに便利なので、やってみてください。
話はもどって、預り金に源泉所得税の補助科目を作ったら、その補助科目の源泉所得税と給料+税理士報酬などの源泉徴収簿が合っているかを確認します。
合っていたらそれでOKです。
間違っていたら、どこがまちがっているかを確認します。
集計が間違っている場合もありますし、会計ソフトの処理で間違っていることもあります。
根気強く探しましょう。
ここで、数字が合っていたら、第一段階は終了となります。
12月の給料を入力する
次に12月の給料を入力します。
この入力は、
・会計ソフト
・年末調整ソフト
となります。
両方に12月分を入力したあとで、預り金の補助科目の源泉所得税が、12月分を入力した後の源泉徴収簿+税理士の報酬などと合っているかを確認します。
ここまで合っていれば、間違えることはありません。
基本的には、毎年これの繰り返しとなります。
年末調整の時期だけではなく、納期の特例のときも使っていただきたい手法です。
毎月納付のときは、毎月確認するため問題はありません。
納期の特例は、6か月に1度のため間違いやすいです。
給与ソフト⇒会計ソフトへ連動している場合も、会計ソフトで間違った操作をしている場合もありますので、年末調整の前は1度チェックしたほうが良いでしょう。
細かいチェックが間違いを防ぎますので、細かくチェックしていきましょう。
源泉所得税を納税して終了
源泉所得税を納税して終了となります。
念のためですが、ここでも源泉所得税が源泉徴収簿と会計ソフトと合っているかどうかを確認しましょう。
ここまで確認すれば、問題がでません。
源泉所得税を納付したあとの会計ソフトの預り金の補助科目の源泉所得税は、0円になります。
なんとまあややこしい手順ですが、間違ってしまうと訂正が面倒です。
しっかりとやっていきたいところです。
納付書も書いてもいいですが、ダイレクト納付やインタネットバンキング納付もあります。
納付方法も色々な方法があるので、確認しておきましょう。
年末年始は、銀行など金融機関は混雑します。
しかも、源泉所得税の納付書は、書きにくくないですか?
私も納付書を書きますが、間違えることが多いです。
会計ソフトで納付書が印刷できるなら、一度画面に作ってから書くといいでしょう。
そういうのがない場合は、間違わないように書くしかありません。
源泉所得税は会計ソフトを使って合わせようのまとめ
年末調整など源泉所得税の作業を間違えると、会計ソフトの預り金の源泉所得税が0円にならなくなります。
すっきりしないのと、訂正が必要となるので、ちょっと面倒です。
スッキリするために、源泉徴収簿と会計ソフトは、きっちり合わせておきましょう。
編集後記(1725)
長女と次女が保育園をお休みしたので、ほとんど休日のような1日でした。
3人で布団に入って、昼寝をしました。
年末ですが、そんな日もあります。
55日記(2055)
念のためのお休みだったので、今日からは保育園に行けそうです。
咳き込んでいましたが、それもなくなりました。
66日記(1282)
ちょっと高熱が続いています。
治るのに何日かかるのか心配です。